ホットクックに続き、今度はヘルシオくんが入院…水のカルキとクエン酸洗浄の重要性
ホットクックに続き、今度はヘルシオくんが入院…水のカルキには要注意!
我が家に調理革命を起こしてくれたと言っても過言ではない、SHARPの二大お料理マシン、ホットクックとヘルシオウォーターオーブン。これらのどこが調理革命かと言うと、とにかく、ほったらかしておけば一品完成させてくれちゃう!という点です。
ホットクックについてはこのブログでも以前書きました。購入後、ほんとうに毎日毎日動いてない日はないくらいに、大活躍しています。
一度、コリンによって蓋を壊されて修理に出した後も、元気に稼働してくれています。
主に煮込み系はホットクックちゃんにお任せです。味噌汁やスープなんかも、もう私は鍋で作ってないですね。
そしてヘルシオのオーブンですが、これはオーブンレンジという名の「蒸し器」と呼べるんじゃないか?と思うくらい、スチーム(蒸気)を使った調理が得意です。温度設定も細かく出来るので、勝間和代さんの著書「食事ハック」などで美味しいとされている、「青菜の70度15分蒸し」なんかは本当にびっくりするくら野菜が甘く、美味しく仕上がります。
それに、オーブンの天板にクッキングシートしいて野菜や肉を適当に敷き詰めてオリーブオイルと塩ふって、かんたん焼きモードなんかでスイッチ入れて放置しておくだけで、おいしいグリル料理が一品出来ちゃう。ホットクックもヘルシオオーブンも、セットして放置するだけで(火加減を気にせず、コンロのそばについている必要なしに)完成するという点が、本当に素晴らしいです。
さて、そんなヘルシオオーブンは、昨年の12月に、それまで愛用していた日立のヘルシーシェフ(これもとってもいいオーブンレンジでした)を手放し(メルカリでお譲りし)、我が家にやってきたのでした。シンプルなレンジ機能は日立に比べると正直ちょっといま一つですが、それ以外は本当に満足で。ヘルシオくんのおかげで、茶わん蒸しが食卓に登場する頻度は上がりましたし、揚げないササミフライやグリルポテトなんて本当に美味しいしヘルシーで、もうやめられません…。
前置きが長くなりましたが、そのヘルシオくんの調子が悪くなりまして。
スチーム機能を利用するために、水を入れるタンクがあり、随時そこに注水してスイッチオンするのですが、ある日を境に、「お願い 水を入れてください」というメッセージが頻繁に表示されるようになったのです。水はタンクにばっちり入っているのに!
水の量を替えたりして、何度もやり直してもエラーは消えず。蒸し料理が全然できなくなっちゃいました。ユーザー間で話題になっていた「クエン酸洗浄」というモードも試したのですが、その途中でまた「水を入れてください」になっちゃって、先に進めない…。
サポートに電話すると、その翌日にはサービスマンがすぐ駆け付けてくださって、分解して調べてくれました。
すると、水を吸い上げるパイプの内部がカルキで詰まっていて、水が吸いあがっていかない状況だと…。カルキですか…。(黄色い囲みのあたり)
まだ買って半年も経っていないんですけど~。私の使い方が悪かったのでしょうか?月1回はクエン酸洗浄もしていたんですけど… とサービスマンに訴えると、水を使う機能の使用頻度によりますからねぇ、とのこと。また、水道水に含まれるカルキの量もお住まいによって違いますからねぇ、と。決して私の使い方が悪かったわけではないと。
結果として、ヘルシオくんはサービスセンターに入院することになりました。1週間~2週間で帰ってくるそうですが、うーん、レンジがないのは結構不便だなぁ。(一番困るのは、夕食時に炊いておいたご飯が足りなくなると冷凍ご飯をチンして息子たちに食べさせるんだけど、それができないこと!)
ということで、ヘルシオユーザーさんへの教訓。
以下、サービスマンの方に言われたことです。
・カルキがパイプに付くのは仕方がない。そしてカルキを分解できるのは「クエン酸」のみ
・だから「クエン酸洗浄」を定期的にやろう
・浄水器の水は入れちゃダメ!ミネラルウォーターなどもダメ!水道水のみ入れること。
(水道水以外はカビや雑菌が繁殖しやすいから、とメーカーサイトに書いてありました)
クエン酸に尽きる、ということですね。
ちなみに、私は今回、1年間のメーカー保証の範囲内だったので修理費用はかからないそうですが、通常ですと約15000円ほどかかるそうです、このエラーの場合。結構な出費ですよね…。
クエン酸、大事!
福島の桃源郷、花見山でソメイヨシノ”以外”のお花見(4月上旬)
写真家・秋山庄太郎さんの展覧会にたまたま縁があって足を運んだところ、晩年の秋山さんが花の撮影をメインにされていて、しかも福島に桃源郷ありと言って足しげく通われたという素晴らしいお花の名所があることを知りまして。
その名も花見山公園!
花好きで知らない人はいない、という声が公園内のあちこちから聞こえてきましたし、埼玉在住の(私より花好き度は低いと思われる)わが妹もその存在は知っていたし。今まで知らなかった私は!なんてこと!私としたことが!花好きなのに…
と、一瞬思いましたが(笑)
今回知ることが出来、また、行くことが出来たことは本当に良かったです。行くと決めたら!こういう行動は私、早いです。フリーで動ける週末を調べ、花の咲き具合をTwitterや公式サイトで確認し、さらにはお天気もチェックして。条件がそろった4月上旬に花見山行きを実現させました。
東北新幹線やまびこ号でらくらく東京駅から福島駅へ移動です。自由席ですが、東京駅は始発なので余裕で座れます。なお座席は進行方向左の列、窓際のDがおすすめです。なぜなら、富士山が見えるし、山々の様子も素敵だから♪
東京から2時間くらいで着いてしまうので、コーヒー飲んでスマホ見てたらあっという間。仙台駅からバスで移動してきた夫と、福島駅西口で待ち合わせです。荷物が少々多かったので、先に付いた夫に「コインロッカーの場所さがしといて!」と頼んだところ、「コインロッカーより安い手荷物預かりどころがあるから」と言われ、駅の外へ。
すると、花見山行きバス乗り場のすぐ隣に、仮設風の荷物預り所がありました。これは便利!1回300円で、有人の預かり所です。
そしてバスの列に並びます。私たちは9時過ぎに到着し、始発から2本目、9時半のバスを目指しましたが、すでに結構な行列でビックリ。30分おきに出ていましたが、すごいね、花見山人気…。お隣に座ったご夫婦は、私と同じ新幹線で来た鎌倉の方。こんな風に、首都圏からどんどんお客さんが訪れる場所なんですね。
さてバスで15分ほどでしょうか。到着して案内所で園内マップなどをもらい、自販機で水を買って歩き始めます。コンビニとかないよね、と思っていたら当然なかったのですが(笑)自販機は結構たくさんありました。あと、地元の方がプチ屋台みたいな感じで玉こんにゃくとか、だんごなどを道端で売っていたり、そばなどの軽食を出すエリアもありました。一大観光地です。
歩き始めるともう、目の前に見える山が薄ピンクと黄色に染まっていてきれい!
菜の花の黄色と、ボケの赤い花が可愛い!
そして見事なしだれ桜が!
…と、こんな風にすでに写真スポットが満載なので、なかなか先に進めないよ…。
山にひときわ白く咲くモクレンの大木が見事でね。そこはすごい人気スポットでした。モクレンの横にある椿の花もきれいなんだけど、遠すぎて映らないな。
そしてここはまだ花見山の入り口にも到達していないのであります。びっくり。もうこんなにお花だらけなのに!
10分ほど進んだでしょうか、ようやく花見山の入り口です。市民ボランティアガイドさんたちが、あちこちに立っています。普通の民家(いや普通よりとても立派だが)のわきみたいなところから入っていくのだけれど、そう、実は花見山って、花き農家の個人の方(阿部さん)が作った花の山なんですね。
実際に花を出荷されているそうで、なるほど、人の目を楽しませてくれつつ、ご商売にもされている。そしてなんと花見山は入場無料!散策路など、すごく整備されていて、ヘンな話、普通に入場料取るようなところよりもしっかりキレイに運営されているのに、無料って…
阿部さんのその心意気にまず惚れますね。
そんなありがたい気持ちで、山を登っていきます。
そう、花見山は、山ですから。それなりにプチ登山なんです。ベビーカーや車いすでは、上の方は難しいかなというような、砂利の山道のようなところもあります。とはいえ、整備されているので、お年寄りもどんどん登っていきます。
途中、いくつも素晴らしいスポットがあります。というか、どこもかしこも花いっぱい!なので、どこだって素敵なの。360度、前も後ろも花・花・花…という、花好きにはたまらない状況が、ずーっと続くわけです。
もう、幸せ過ぎて倒れそう…
この時期、ソメイヨシノはまだ開花していませんでしたが、黄色いレンギョウとか。
これぞ、サクラのトンネル♪とにかく見事なトウカイザクラ。
ハナモモ。
そしてカタクリ。(なぜかおばさまたちに人気であった)
こんなに素晴らしい風景を目にすると、おしゃべりな私は、しゃべらずにいられず。
動画を撮ってみました。私の感激ぶりが伝わるレポートを聞いてみたい方は再生してみてください!(YouTuberデビュー?!しました)
途中から、犬好きモード全開になってますが…
興奮ぶりがいまでも伝わってくるわ…
わたし、どんだけ花好き?
我ながらあきれるほどに、花が好きみたいです(笑)
山の中では、美しい鳥のさえずりも聞こえます。その声の主を探すと…ときどき、見つけることが出来ます。なんていう鳥さんかな~。
そして花見山を下りて、もう一つ行きたいスポットがあったので目指すことに。
それは、行きしなに見かけた不思議な看板。順路、とありつつも、どうやら花見山ではないらしい…。しかも直行90分には、ややひるみますよね~
すぐにも行きたかったけど、まぁまずは花見山本チャンに行かないとね、ってことでスルーした。そして帰りに寄ってみることにしていたのだ。
で、入り口付近だったはずのその看板を探すも、なかなか見つからない。ボランティアの兄さんに聞くも、わからないという。いやいやそんなはずはないよ、看板を行きで見かけたから…と言ってもう少し進んでみると、あった!
兄さんもついてきて、ええ!こんなところが?と驚いていた。えええ、兄さん、知らなかったのかい…。
そこは厳密には花見山ではなくて、花見山を見渡せる別の山というわけでした。
しかしそこからの眺めが本当に絶景!
街と、その向こうの山々と。
そして花見山と。
頑張って登ってきた甲斐があったね…と、息をハァハァさせながら、絶景に見とれるのであります。いや、もう、花見山より登りがハードですからこっちは!やはり、90分は嘘ではなかった…。
ちなみに、桃源郷展望台なる場所には、観光地っぽく、こういう鐘もありました。
不思議なほどに、誰も登っていませんでしたが…。
そんなこんなで、昼ご飯を食べる暇もない状態で(というか、おにぎりくらい持っていけば良かった…完全に準備不足)午後の3時のバスまで花見山を堪能しました。本当は午前中で切り上げるくらいのつもりだったのに、いやいやとんでもないです。すんごい見ごたえありますから、じっくり時間とりましょう。お花好きなら、ほんとに、丸一日いたって飽きない場所なのです。
写真家・秋山庄太郎さんに超共感し、花見山へといざなわれる
わたしが写真を撮ることが好きになったのは、まだ入社4年目くらいの20代の若かりし頃。勤務先のテレビ局とその系列の新聞社が「交換研修」なる制度を設けていて、新米テレビ記者だったわたしは研修生に選ばれ、1年間だけ、新聞記者として仕事をする機会をいただいたのでした。
わたしの担当は市政で、市役所内の記者クラブに席をいただき、主に街ネタと呼ばれる「緊急性は高くないけれど、街の中で起こるちょっといい話や小ネタ」を担当していた。「取り置き」とされるネタも多かった。もちろんそういう取材ばかりではなく、硬派なものもたまにはやらせていただいた。あの時の仕事から私が得たものはとても大きくて、写真撮影もその一つ。
一眼レフを初めて持たせてもらい、カメラマンが同行しない小さな話題の取材は記者が自分で撮影をしていた。撮影のコツは、カメラマンの方が教えてくださった。強調したい対象を手前において大きく映すとか、サッカーの撮影はボールが画面に入っていること、とか。今となっては当たり前のようなことだけれど、全くそれまで撮影ということを仕事としてとらえたことがなかった私には、目からうろこのことばかり。そのアドバイスを活かして、地域の子供サッカーの取材でボール込みの躍動感ある写真が撮れた時は嬉しかったなぁ~と、今でも思い出す。
そんなわけで私の写真好きは結構なもので、特に梅や桜やバラなどの美しい花や、空や海や緑と言った風景を撮るのが大好き。きれいなものが単純に好きなんですよね。みんなもそうだと思うけれど。
前置きが長くなりましたが、写真好きではあるけれど、写真家の方の展覧会というものにはしばらく行ってなかったなぁ…と。それこそ取材でアマチュアの方の写真展は何度もお邪魔したけれど、プロの写真家の展覧会は実はほとんどないかも?と、先日、千葉県の佐倉市で行われていた秋山庄太郎展に行ったときにふと思ったのでした。
そう、秋山庄太郎さんという偉大な写真家の存在を、私はつい最近まで存じ上げませんでした。このきっかけも本当に偶然で。大好きな音楽家の中村由利子さんのニューイヤーコンサートに出かけた際、いただいた招待券が秋山庄太郎展だったのです。実はその時も全然ピンと来てなくて、秋山さん?初耳だわ?という感じ…
開催も佐倉市で遠いし、行くことはないかも…くらいに軽くスルーしていたら、同じコンサートに行っていた夫が3月に入ってからぽつりと「そういえば秋山庄太郎展の招待券はどうした?」と言い出した。なんと彼は秋山さんの写真を知っていて、3月の会期中までに行くと心に決めていたらしい。そうだったのか!
そういうわけで、開催中さいごの土曜日に、佐倉市までプチトリップしてきた。「美しきをより美しく。」と名付けられた、秋山庄太郎展だけのために。これがもう、私の写真好きにさらに火をつける素晴らしい機会になったのであります。
秋山さんの写真は、モノクロの人物写真が有名で、昭和を代表する女優さんや作家シリーズがよく知られている。これが相当素晴らしくて、白と黒のバランスとか、白く立ち上る煙とか、絵画みたいに美しく、でも人間臭さもしっかりと出ていて。写真展の作品の大半がこの人物シリーズだった。
そして後半の展示は、なんと私の大好きな「花」を題材にした写真たちであった。秋山さんも晩年のライフワークは花がテーマだったんですって!自然の中で見つけた可憐な花の背景にダークカラーを置いたり、お花屋さんで気に入った花を買ってスタジオでセッティングして、これまた絵画のように作り出す作風も、すごくオリジナルで面白いの!
こちらのサイトにて、作品を見ることが出来ます。背景の色で、花はこんなに違って見える。本当に絵に描いたみたい、だけど、写真なんですよね~。
中村由利子さんとのご縁で言うと、由利子さんのアルバムで最近の私のお気に入りであるこちらのジャケット写真が、秋山先生の作品なのです。
こんな風に花を撮るという発想はなかったわ…
花も人物も、モデルさんだよね。そんな風に私には見えて。美しいものをより美しく、という秋山さんのコンセプトに、とてもとても共感したのであります。
そんな秋山さんが、花を求めて足しげく通い、「福島に桃源郷あり」といわしめた公園が「花見山公園」だと言う。
展示会では、秋山さんが花の写真を撮影しに行く様子が映像で紹介されていたのだけれど、そこに映る花見山の様子や、秋山さんの花への想いは本当に言葉では言い表せないほど素敵で。花好き・写真好きにはもうたまりません…。
花見山。花を撮り続けた秋山さんがそんなに言うなら!行くしかないでしょう!
ということで今、やまびこの中にいます。
福島で降りて、花見山に行きます。
写真展の時に「絶対行く!」と決めて、本当に行っちゃう自分の行動の速さには目を見張るものがあります(笑)
でもね。梅の偕楽園の時にも書いたけど、花の旬は年に一度だけ。来年の自分なんて、誰にもわからない。それは、がんになったとかそういうのは関係なく、誰しも、来年の自分なんてわからないんですよ。だったら、今年。いま。行けるときに行くってものでしょう。だって人生一度きりだし、今年の春は今年にしか来ないんだし!
今日はもう、朝からワクワクが止まりません!
新元号「令和」は梅の歌から♪ ポルトガル語では平和(ヘイワ)と読むし!感激の元号発表の日
新元号が梅にまつわる万葉集の言葉から誕生した「令和」REIWAであること。
これは梅ブログ主宰者の私としては(笑)とっても嬉しいことです。私の梅好きが、まさか元号にまで昇華したとは、感無量でございます。
今日はリアルタイムで11時半ごろからNHKをつけて発表の瞬間を見ていたのですが、第一声では、「え?へいわ?平和??」と聞こえてしまった私です…。ええと、RかなLかな、ブラジル人にはREIWAはヘイワと発音されるけどね?などととっさに思ったり(笑)
◆ここでポルトガル語豆知識◆
ポルトガル語のアルファベットはほぼ英語と同じで(厳密にはKWYはなかった:外来語として入って来て、今は使われていますが)、綴りをローマ字読みすればだいたいOKなのですが、例外がいくつかありまして。
その一つが、
・冒頭にくる「R」の文字は、ラリルレロ ではなく ハヒフヘホ の音になる。
たとえば、王様を意味するReiは、レイではなくヘイ
レストランを意味するRestaurante は、レスタウランテではなく、ヘスタウランテ
日本人の礼子さんはヘイコさんと呼ばれ、理子さんはヒッコと呼ばれます。
それでいくと、今回のReiwa は、レイワではなく ヘイワ つまり日本語の意味としては平和 になるわけです。ちなみに、どうしてもブラジル人にレイワと読ませたければ、つづりをLにして、Leiwa にすればよいのです。
もっと言うと、じゃあ平和はHeiwa これはどう発音するの?
冒頭に来るHは、これまた例外の一つで、発音しないというきまりがあります。
Hotelはホテル ではなく オテウ。Hospitalはホスピタルではなく オスピタウ。
なので、Heiwa はヘイワではなく エイワ。英和?
せっかくなのでもう一つポルトガル語豆知識。
ではポルトガル語で平和を意味する単語は…Paz パース と発音します。
ポルトガル語のzの発音も例外系なので、これはパズと濁らないんですよね。英語のPeaceと少しだけ似ていませんか?ピース、パース♪
まさかポルトガル語でヘイワと読ませることを狙ったとは思えませんが(笑)
でも平和と令和、韻を踏んでいるあたりは、なかなかお洒落だなぁというのが第一印象。そしてその後、だんだんとその言葉の意味がわかるにつれ…おおお…まさかの梅つながり!と感激した次第であります。
以下、ネット上で拾ってきた解説ですが、
(“神様のお告げ”新元号「令和」に込められた意味とは? 日本語学者・金田一秀穂氏らが解説 - FNN.jpプライムオンライン)より
初春の令月にして
気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす (『万葉集』梅花の歌)
おっと、この歌には「香」も入っていたのか!惜しいな。「令香」が良かったな、などと今思ったり。そういえば父の名前の一文字が令和に入っているな、とか。
こんな風に、日本中でみなさんがそれぞれに、ひとつの言葉「令和」を共通点として、今宵はあれこれと話題にしているんだろうなぁ…と想像しています。
正直、新元号が発表されるまでは、元号なんて実務的にはとてもめんどくさいし(外国暮らしを経験すると、とっさに平成何年とかが、いまだに出てこないのだよね…)、採用しているの日本だけなんだし、西暦で全部事足りるからそのほうが間違いも少なくていいんじゃないの?くらいドライに捉えていたのですが、実際決まってみると、元号いいじゃないの!と気持ちが転換されました(笑)こうしてまた梅の写真をアップできる機会をいただけたし…。
たまたま大好きな梅に関連する歌から生まれた元号だから、ということは私にとって大きいけれど、そうでなくても、日本人が一つになる元号というものはやはり、必要だし、素敵なことかもなぁ…と思い至りました。温和な感じでとても素敵な響きではないですか。令和がつなぐ、日本人の一体感。私はとてもいいと思います♪
※昨夜ここにわたしは新元号+天皇を表記していたのですが、そのことは「諡」になる可能性が高いので、今使うのは相応しくないですよ!とお友達から教えていただき、削除しました。恥ずかしながら、わたし、この漢字を生まれて初めて見ました…(汗)
「おくりな」と読みます。意味はウィキペディアで調べて、初めて知りました…おおお、無知って怖いわ~。教えてくださったお友達に大感謝です。また一つ賢くなれました♪
さて今日から4月ですものね。新しい年度の始まりです。
本当は、新年度のスタートに合わせて私もひとつ新しいことをしよう!と少し企んでいたのですが、準備が間に合わなかったなぁ。次の目標は令和の始まりの5月1日と言うことにして、準備を進めていきましょうかね。本当は大腸がんの入院体験記も2018年度中に書き切る予定だったのですが、まだ1回目の入院の途中までしか書けてないのだよ…
こちらもスパートかけていきたいと思っています。入院体験記を書ききった後も、まだまだ続くがんストーリーを現在進行形で続けたいので。と軽く宣言をしたところで。さぁ、新たな気持ちで前に進みましょう~。小さなつぼみも、ひとつひとつ花開かせていこう!!
キンクマハムスターよ…春なのに。冬眠疑惑
我が家のちっちゃなアイドル。
キンクマハムスターのケイティでございます。
ブログ登場頻度は少ないですが、日々、こまごまと動き回る姿とモフモフのボディに癒されております。御年1歳半♪
さてそんなケイティですが、このほど、冷たくなりまして…。
晩ご飯はいつも次男が担当していて、自分が寝る前にハードタイプのエサを2粒与えるのですが、その日はエサに反応せず、丸くうずくまったままでいた。
驚いた次男は深刻な顔で
「ママ。ケイティが動かなくなっちゃった」と。
わわわ。これはまずい。
抱き上げると冷たくなっている…。これはまずい!
慌ててケイティを胸に抱いて、人肌で温める。さすりながら必死で温める。
その間、次男はホッカイロを用意して持ってきた。それも使って、ケイティの身体をとにかく温める…。
しばらくすると、私の手の中で少しずつ温かさを取り戻し、ケイティはもぞもぞと動き出し、目を開けた。
良かった!もう大丈夫だ。
実は同じようなことが去年の今頃もあったのだ。いや、もっと真冬、2月ごろだったかな。
その日は、ケイティ担当の次男がおばあちゃんの家に泊まりに行っており、私がケイティのエサを与える役だった。
夜、寝ているケイティのわきにエサを置き、朝を迎えたら、まだエサは食べられずに2個とも残っていた。おかしいなぁ、夜のうちに必ず食べてしまうのに。今日はどうしたんだろう…とケイティを探したら、小屋の中で冷たくなっていたのだ!!!
(それは今回よりもっと冷たく。もう、それこそ、息絶えてしまったかのように冷たかった)
これはまずい。次男のいない間にケイティを死なせてしまうなんてありえない!
すぐに私がとった行動は、ググること(笑)
すると、同じような経験をされているハムスターの飼い主さんがいるもので。調べてみると、冬眠するところかも?? ということがわかった。そして、冬眠させることはよろしくないとも書いてあり、ひたすら温めるのが良いらしいとわかる。
そして人肌で温め、その時もなんとか事なきを得たのだった。ケイティは無事に生還?!したのであった。いやー、ハムスターの動き。怖いわー。
その経験があったので、今回は落ち着いてすぐに温める体制に入れた。今回は前回ほど冷たさがなく、ヒクヒクとは動いていたので、だいじょうぶとは思ったけれど、逆にヒクヒクするのは良くないのかな?と思いつつ。生還を信じて温めた。
この話を友達にしていたら、
「昔、飼っていたハムスターが冷たくなって。お母さんが庭に埋めてくれたことがあるけど、もしかしてあれは冬眠だったのかも…」と言っていて。
確かに冬眠ってことを知らないと、あれは、もうご臨終だと思ってもおかしくない冷たさだ。
ということで、ハムスターを飼っていてまだ若いのに冬に冷たくなっちゃう場合は、ぜひ冬眠を疑い、すぐに温めてあげてください!
ちなみに、部屋を常に暖かくしている状態では、冬眠にはならないようです。我が家は夜、暖房を消して寝てしまうことも多く。気温が低い状態が続くのはハムスターには良くないらしいです…。我が家も2度目の冬眠事件のあとは、ハムスターはリビングから次男の寝室に移動し、夜も温かく過ごしております♪
ビーグルのコリンとも仲良しです。
(むしろコリンがケイティを怖がって?後ずさりします)
関東の駅100選の、小さな可愛い無人駅「根府川駅」から江の浦テラスでおかめ桜満喫
大磯で満腹になり、続いては東海道線に乗り西へ。さらに30分ほど移動して、根府川駅で下車した。ここでは、早咲きの桜である「おかめ桜」が楽しめるという。
まず駅のロケーションが素敵!
無人駅でとても小さいホームなのだけれど、海がすぐそこ。海→ホーム、みたいな。途中に建物が入らない海ダイレクトな風景は、東海道線長しといえども、あまりないのではないかな。関東の駅100選とやらにも選ばれているそうですよ。
駅を出るとさっそくピンクのおかめ桜と、おかめ桜まつりののぼりが…。しかし花はほとんど終わりに近くて。
駅周辺にはいくつかおかめ桜スポットがあるとのことで、今回は少し遠いけど、バスに乗って「江の浦テラス」方面に行ってみた。ちょうど、1時間に1本のバスが来たのでね。お客さんは私一人。すごいな、実家のローカルバス並みだね…。同じ神奈川とはいえ、横浜とは全然違うなとちょっと感動。
10分ほどくねくねと山を登り、こんなに上ってきて帰りはわたし大丈夫か?と心配になるくらい上ったら、すこし建物が現れ始めて町らしくなってきた。江の浦というエリアに入ったみたい。運転手さんに「ここですよ」と示された停留所で降りて、スマホのナビを頼りに江の浦テラスに向かう…。結構な坂道だな。くだりが続く。帰り大変だな…(そればっか!)
途中、おかめ桜とミカンがコラボしている素敵な風景が!そして反対側には青い海が!
うん、確かにこれは絶景だわ…。ここまで来たかいあったわ。強めの青空に、強めのピンクのおかめ桜。コントラストがたまらない。
散り気味だけど、十分満足の見ごたえ。
そしてさらに進み、バス停から10分弱歩いたところに江の浦テラスがあった。通常はランチタイムだけレストランとしてオープンされていて、あとは宿泊客のみが利用できる様子。すでに3時を過ぎていたので、私は景色を眺めるのみでしたが、これまたブラジルの田舎のリゾートを彷彿とさせる雰囲気のお宿で。周りに何もない感じも、ブラジルの海辺の田舎町風。ちょっとこれは泊まってみたくなりましたよ!
ここのおかめ桜はほぼ終わっていたけれど、代わりに鮮やかな黄色のミモザが満開でした。海のブルーとのマッチングが見事で。思わずFBの画像に設定しましたよ。
そして菜の花も満開で、香り立つほどに、勢いよく咲いていました。菜の花の香りって結構甘いんだね。初めて感じたわ。
そして再びバス停を目指す…と、ものすごい急な上り坂でありました。やっぱり想像した通り、行きはよいよい帰りはこわいの典型ですな。
ハァハァ言いながら幹線道路まで出たら、ちょうど戻りのバスが来た。ギリギリ間にあった…。バスに乗ったら汗が噴き出したよ。
ちなみに江の浦には、とっても気になる施設がもう一つあって。2017年に出来たという「江の浦測候所」これ、お友達のFBで見かけて、なんなのこの素敵な空間は!と驚いた施設なんだけど、ちょうどバスを降りたところがその施設の目の前でね。ここなんだ!と自分の中で投稿と現実がリンクしてびっくりしたの。
残念ながらこちらは完全予約制なので今日は断念。だけど、今度はここを絡めて江の浦テラスに泊まりに来たらいいんだわ!と私の中でプランが出来たので良しとしましょう。測候所という名の、素敵なアートな空間のようですよ。
バスで駅まで戻り、さてもう1か所くらいおかめ桜を見に行こうかと思ったけれど、地図を見ると結構通そう&上り坂きつそう、なのでおとなしく帰ることに。駅前に喫茶店もないようなところなので、本当に素朴。これで横浜から東海道線で1時間強。ずいぶん遠くに来た感があるものです。神奈川、奥が深いです。
と、こんな感じで、東海道線沿線の神奈川プチトリップ。想像以上に楽しくて、大満足の一日でした。晴れた日には、こんなルートもお勧めです。
大磯グルメに大満足!とんかつ「はやし亭」と洋菓子屋「鴫立亭」のモンブラン
大磯プリンスホテルをチェックアウトし、国道一号線に出て路線バスに乗る。
大磯駅でバスを降り、最初の目的地であるとんかつ屋さんを目指した。バスが来た道を少し戻る形。そっか、一個前のバス停で降りればもっと近かったけれど、まぁ駅からも徒歩7~8分だから全然遠くはない。
国道を渡ると、なにやら古い藁ぶき屋根の建物が目に入る。鴫立庵(しぎたつあん)というもので、重要文化財に指定されているんだって。西行法師がここについての句を作ったことなどに由来した建物で、いまも俳句のメッカのようになっているみたい。この日も、俳句会が催されていたし。いまも生きている文化財、素敵ね。
庭のように奥が広がっていて、石碑がいくつも並んでいた。俳句が書かれている句碑だったり、と思ったら墓碑もあり。珍しいものでは、仏様の石像が5体並んでいた。五智如来というそうで、私にはなじみ深い阿弥陀様とお釈迦様もその中にいらした。
あとは俳句の文字をデザインした立体アートが素敵だった。こんなの初めて!
なんとなくユーモラスなカエルの像も良かった。正岡子規による蛙のエピソードから来ている像だったけれど。その説明文には心打たれた。正岡子規が病に伏せている時、元気に動いていた時のことをカエルになぞらえて詠んだ句があるとか…確かそんなことが説明文にあった。
15分ほどそこで過ごしたら、ちょうどとんかつ屋さんオープンの11時半を回った。お店はそこのすぐ隣で、ちょっと洋風の建物が懐かしの喫茶店という風情で、いわゆるとんかつ屋さんのイメージではなくて面白い!
すでに先客がいらして、地元のお年寄り男女4人組。おいしそうなハヤシライスと、カツサンドがテーブルに並んでいた。そう、ここはお店の名前が「はやし亭」。だからか、とんかつもさることながら、ハヤシライスも絶品とのこと(食べログ調べw)。悩ましいけど、ここはやはりとんかつで。
悩ましいのは実はまだ続いていて、というのはコーヒーつきのランチメニューがまたいくつもありましてね。ヒレカツとカニクリームコロッケVSエビフライとヒレカツ。この二つで悩みに悩んで、エビフライ好きな次男の顔がふとよぎり、エビフライを選択していた…。
待ち時間のあいだ、お店に会った湘南地域の雑誌を読んでいたら、当然のごとく湘南に住みたい気持ちが沸き起こるのであった。この手の湘南本を読むとダメね、間違いなく住みたくなる…。
海のある町は、ブラジルで住んでいたサルヴァドールの町を思い起こさせて、なんとも言えない気持ちになる。いろんな経験が詰まっているサルヴァドールの町が、ふっと目の前に思い出されて、きゅんとなる。このお店の窓からも、青い海がすぐそこに見えていて、その海はブラジルに繋がっているなぁ…などと思ってまた、きゅんとなる。
ほどなくしてテーブルに届いたお皿には、見たことない姿のエビフライが!なんと半分にスライスされているのだ。面白い!そして思った通り立派なエビフライで嬉しい…。しっぽまで入れたら15センチ近くありそうな。ヒレカツは思ったより薄切りだったけれど、当然のごとく柔らかく、何よりパン粉がサックサクで美味しい♪キャベツもこんもり。そして何より、お味噌汁の美味しいこと…。おかわりしたいくらいに。
大磯でまさかこんなに美味しいトンカツに出会えるとは思わず、ほくほくの大満足顔で店を後にし、目の前に広がる春の海を見に行った。
雲一つない空に、青い海と青い空は、春らしく優しいブルーで。水面のキラキラが生き生きとしていて。風はまだ冷たかったけれど、ずっと見ていたい海の景色。砂浜に革のブーツで来たのは初めてですこぶる歩きにくかったけど(笑)靴さえちゃんとしていれば、ずっと水際を歩いてみたくなった。海はいいなぁ。
さて続いての目的地は、とんかつ屋に来る道すがらに見かけて気になった、アンティークな感じの喫茶店「鴫立亭」。さっき訪れた俳句の「鴫立庵」にちなんだネーミングのようです。似てるから待ち合わする場合は注意ですな。(しないか)
こちらは二人掛けテーブルが3つの小さな洋菓子屋さん。テイクアウトの人が多いのかな?わたしは電車の時間まで30分ちょっとあったので、イートイン。ショーケースから1個選ぶのが困るほど、こぶりで綺麗なケーキが満載!モンブランが人気らしいので、目移りはしたけど初志貫徹。少し歩いて身体がほてっていたので、ドリンクはアイスティーにした。
このモンブランは…中に入っているクリームが絶妙な甘さでとても美味しい。下のほうにはマロングラッセが一つ眠ってた。もう少しマロンクリームがふんだんに使われていたらもっと嬉しかったけど、それもバランスを考慮してのことなのかな?アイスティーはアールグレイで、これも美味でした。店内の雰囲気もアンティークで素敵。この場所でずっと愛されているお店なんでしょうね。
思いがけず、大磯グルメに大満足し、次の目的地「根府川駅」へと向かいます。