~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

長期間の計画停電、で、ブラジルの停電について書いてみる


電気がないと、本当に不便だ。



水道から水が出ないのも、本当に不便だ。食器洗えないし、洗濯も出来ない。



電気がないと、ガスコンロに点火できないから(がんばってマッチをすればできるけど)、調理もできない。
電気がないと、冷蔵庫・冷凍庫が温まってしまうから、サンパウロから買ってきた虎の子の冷凍納豆とか冷凍食パンがドロドロになっちゃう(涙)



ブラジルに来て、何度もそういう経験をした。
で、それはもちろん、前触れなくやってくるから、結構困る。前もってお知らせがある断水もあるけど、お知らせどおりの時間に始まらなかったり。



でも、そういうことにはもう慣れた。
だって、ここ、ブラジルだもん。
ろうそくで過ごす夜も、何度も経験した。
結構、慣れるものです。ないならないで、なんとか生活できるものです。
シャワーが無理でも、ぬれたタオルで体を拭いたりね。



今回、計画停電ということで、事前に該当エリアを知ることが出来るというのはすごい!と、ブラジルに住んでいる私は思ってしまいます。
しかも、テレビで、「ああいうことやこういうことに気をつけてください:信号が消える時間帯には外出を控えましょう、とか、停電の時間帯にはエレベータを利用しないですむようにしましょう、とか」さかんに言ってくれていることが、すごい!と思ってしまいます。


いつも、前触れなく停電が起こるのがブラジルだから(苦笑)
そして、みんなそれに慣れっこになっているのがブラジルだから。



でも日本では大規模停電なんてめったに起こらないものね。今回言われている計画停電の3時間という長い時間、停電することなんて、日本では普通ありえないものね。



電車が止まるのは困っちゃうよねぇ。
高層ビルのエレベータが動かないのも厳しい。
医療機器が使えなくなることで、病気が悪化するのはもっと困る。


豊かな日本、多くのものが電化しているし、何より停電に慣れていないから、この今回の停電はブラジルでの停電以上に「困る」事態だと思います。


たとえば高速道路の照明。
そんなのもともと皆無、みたいな状態のブラジル。それでもみんなガンガン走ってる。(怖いけどね〜)



たとえば信号機が消えちゃっている交差点に、警察官(交通整理員)がいない状態。
これ、結構、日常茶飯事。マジで怖いです。
車も歩行者も死に物狂い。
こんなの、日常茶飯事なんて、マジでやめてくれ〜、と思う。
(それでも案外、事故は起こらず、みんな通過できている)



でも、そういうものに慣れていない日本の人には、停電はきついと思う。



がっ!
なんとかなる。
なんとかして!
なんとでもなるから!



ああ、ブラジルの人は、日常的に「不意の長時間停電」に耐えているんだな〜、とか。
世界には、そういう国や地域がたくさんあるんだよな〜、とか。



停電経験の中で、そんなことを思いつつ、明けない夜はない!ってことで過ごしてもらえればいいなぁ、と思います。



今回の件で、日本は、日本人は、さらに成長し、さらにパワーアップする!と信じてます。


ブラジル組みも、負けずにパワーアップしないとね。