2年生最初の個人面談
昨日、今日の二日間、普通の平日ではあるけれども普通ではない状態の我が家。
まずダンナが出張で不在。これは時々あることだけど、さらに今回は、コイの学校が休みだった。平日に子が家にいて、夜は子と私の3人きりという、やや非日常な状態でありました。
なぜ今頃コイの学校が休みかと言いますと、
毎年恒例の「個人面談」がこの2日間行われるから。日本の学校だと、面談のために授業をゼロにすることはないよなぁ…と毎年思います…。まぁ子どもたちは大喜びですけど、仕事を持っているお母さんはそのために休暇を取るのかいっ!!
いや、ここブラジルでは、仕事を持っている上流階級のお母様は、もれなく住みこみのシッターさんなどを雇っていたりするので、平日突然休みになろうが仕事に支障をきたすことはないわけです。だからこそ学校も堂々と(?)授業ナシなんてことに出来るんだろうなぁ。
そして我が家の面談日は本日午前。一人につき20分間の面談でした。
今度の先生は小学1年生の男児を持つ、まだ若い(と思う)ハワイ生まれのアメリカ人女性。いやもう英語が流暢で…(当たり前か)理解するのも大変。だって私の頭はやっぱりポル語の方が大部分を占めているからね。
今日も、聞き取れても返答がスムーズに出来ない…という辛い目に何度もあいました。あぁくやしいなぁ、もう。
ま、だいたい先生の話はわかったので良しとしましょう。
先生が言いたいことはよくわかりました。
コイの学業面で心配な点はないと。特に算数が良くできるけど、お父さんお母さんは理系?なんて聞かれ。いえいえとんでもな二人ともバリバリの文系です…。
算数は、思うに、日本の教科書よりだいぶ進度が遅いと思われ。家でまがりなりにもドラゼミをやらされているコイには、やや簡単に映るんだろうね。
心配している英語も、なかなか頑張っているらしい。英作文も、ちゃんと文の構成を理解して書けている、と言うことで。思わずインクレディブルと叫んでしまった。
だって、日本語で作文を書かせようとしても、全くもってダメダメで…そもそも文を書くと言う行為が嫌いらしく。ドラゼミの作文教材はほとんどケンカに近い状態で取り組まざるを得ない母子なんですよ。それが英語になるとほめられるってどうよ…。
なんと最近は英語で手紙を書く練習をしているようで、お父さんあての手紙というのを見せてくれた。そしたら、なるほど、確かにそれなりにちゃんとした英文になっていてビックリよ。
子どもってのは、見よう見まねで、何でも覚えてしまうものなんだねぇ。
で、先生が強調する点は。
とにかく「授業中のおしゃべりが多い!(しかもポル語で!)」ということ。先生の話を良く聞かない、すぐにふざける、ポル語で私語をする…
これさえなければ…、と何度も繰り返しおっしゃっておりました。
うーん。この話、前の面談でも聞きましたけど…。まだ直ってないのですね?!コイさんよ。
続いてポル語の先生とも面談したんだけれど(ポル語=国語だけは先生が違う)、こちらもやはり、授業中の友人とのふざけ合いがなければバッチリだと…。
そのぶん評価が下がってます、もったいないですよ…と。
こりゃよっぽどおしゃべりしてるんだろうな。困ったもんだ。
それだけ楽しい友達に恵まれたと言うことは嬉しいことだけれども、こんなにも先生に注意されまくると、おいおいおい…と言いたくなります。と言うことで、コイにはきつく言っておきましたけれど、果たして明日からの態度に現れるか否か?!
そしてこれは相手のある話であって。相手の子は、コイいわく、もっとすごいらしく。特定の子とおしゃべりするわけだけど、先生もそれをわかっていて、二人の席を離しているのね。な・の・に、その子は、授業中席を立ってコイのそばに来て話をするんだと…。
その誘惑に打ち勝たなければならないのだぞ、コイよ。(大変だろうが…)
っと、こういうことをブログに書くのもそろそろどうかと思いつつ。
4年もブラジル人と共に学校生活を送っていると、このような日本人になるのですよ…ということをご理解いただきたく(苦笑)
はい、ポル語の先生からも担任の先生からも、
「コイはブラジル人の子と同じ(ポル語レベルとか生活態度とか)」とのお墨付きをいただきましたからね…。
こりゃ日本語の勉強が厳しくなってくるわけだ。
いまだに1年生の漢字が怪しくて、昨日軽くテストしたら、7〜8文字、書けないのがあった。竹とか先生とか金とか赤とか天とか…信じられないけど(涙
そうこうしているうちに2年生も終わってゆくのにー。
私も心を今以上に鬼にして漢字に取り組ませないとならない。今の学校の勉強が幸いなんとかついていけているようなので、家では国語をきっちりやらせていただきます。
いやほんと、コイには気の毒なことだと思うけどね…。
かーさんも辛いんだよ…。