~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

ブラジルの1年生、入学から2か月(6歳5か月の覚書)


日本は桜、そしてピカピカの1年生の季節ですね〜
フェイスブックなどで桜の素晴らしい写真をたくさん見せてもらって、ああ、やはり四季のある日本って素晴らしい国だな〜と再認識しております。



で、ブラジルの1年生の今…というと。
次男アレックスは2月に新一年生になり、以後、毎日楽しく登校しております。早朝のお迎えバン(6時45分我が家着)にも嫌がることなく、本当に毎日学校が楽しくてしょうがないみたい!
これは本当にありがたいことですなぁ。



さてそんな1年生ですが、もうすでに1回目の試験があったんですってよ。
そろそろ2回目も始まるんじゃないかな…。
ブラジルの小学校ね、結構シビアで、試験の点数が足りないと、1年生をもう一回来年もやりなさい!ってことになるんですよ〜
1年生を2回、ってのはなかなかないと思うけど(内容が簡単だからね)、身近に2人ほど、5年生を2回やってる子がいます…。



ということで、アレックスもお勉強がんばらないと!って感じです。



宿題が結構出ています。毎日、複数科目、数ページずつ。
でもね、アレックスの場合は、午後も学校にいるintegralコースだから、学校で宿題を済ませてくるのね。これはホント、ラクチン♪
あ、integralコースは、有料の学童みたいなものね。通常の授業は午前中で終わり。希望者だけ、午後もお金を払って、学校で過ごすと言うしくみ。
サンパウロにはそういう学校たくさんあるけど、サルヴァドールは本当に少なくて。アレックスの学校も、つい2年ほど前に始まったそうです。
少しずつ増えてきているみたいではあります。



しかし、学校でやりきれない宿題というのも結構ありましてね…
それは、アレックスが言うところの「ママの宿題」。
そうなの、まさにママがやらねばならない宿題なのよね。



今、自分のおいたちについていろいろ勉強しているんだけど、今まで私に出された課題は、



「アレックスの名前の由来は」
「アレックスの好きなもの、嫌いなもの」
「アレックス1歳から現在まで、各年に起こった重要なことがら」



これらを、ポルトガル語で書く…というもの。
ふ〜。
日本人の母さんにそんな宿題出さないでよ〜、と言いたくなりますが、私は日本人でありながらブラジル人の母でもあるので、致し方なし。
Celpe-Brasの試験対策で作文を山のように書いたおかげで、すでにポル語作文することに抵抗感は感じなくなってはおりますが。



あとは、週に1冊の読書。
学校から借りてきた本を読んで、感想文まではいかないけど、作者名や挿絵画家名、どんな話だったか、この本を読んで初めて知ったことはあるか、などを所定の読書メモに書いて提出するもの。
これを読むのも書くのもアレックスなんだけど、彼のポル語力ではまだまだ無理。
アルファベットはだいぶ読み書きできるけど、まだ大文字だけしか知らないし(子どもはまず大文字をマスターして、それから小文字らしい)…
大人のサポートがないと、この宿題は無理なのですわ。ふぅ。
特に、大文字しか読めないってのは結構ネック。形が似てる小文字はなんとかいけるけど、全然違うやつはね〜 1から覚えないとねぇ。



と、まぁ、入学後2か月足らずの1年生にしては、結構やること多いなぁ、というのが私の印象です。ま、学業は大事だからね、このくらいどんどん宿題出してもらわないとね。
ちなみに学校によっては宿題の量も勉強の内容も全然違うと思われます。アレックスが前いた学校は、もっともっとゆるい感じだったな。だからこそ転校を決めたのだけれども。



そういえば明日は詩の暗唱テストだ…
これはもう、アレックス、かなり無理があります…
覚えたのは上から10行くらいじゃないか?


O Peru というタイトルの詩。自分が選んだ詩らしいけど、どうせならもっと短いのを選べばいいのに〜


Glu! Glu! Glu!
Abram alas pro peru!

O peru foi a passeio
Pensando que era pavão
Tico-tico riu-se tanto
Que morreu de congestão
O peru dança de roda
Numa roda de carvão
Quando acaba fica tonto
De quase cair no chão

Glu! Glu! Glu!
Abram alas pro peru!

O peru se viu um dia
Nas águas do ribeirão
Foi-se olhando, foi dizendo
Que beleza de pavão
Foi dormir e teve um sonho
Logo que o sol se escondeu
Que sua cauda tinha cores
Como a desse amigo seu



はい。アレックス。ご苦労様です…。



ところで、コイの同じ時期とつい比べてしまうのだけれど、コイはこの頃すでに大文字・小文字、両方使って文章を書いてた…
しかも、letra cursiva(筆記体)で!
ちなみにコイはサンパウロホベルトで勉強してました。当時。
やっぱりあの学校、レベル高いよ!!さすがサンパウロの日系の学校…。いいなぁ…。



最後にアレックスが最近描いた絵を。
para mae としたいところを、「ままのため」と訳してしまうところが可愛い…。