~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

日本を代表する大物作家と女優の南米二人旅


先月、日本の豪華客船「飛鳥II」号が、なななんとわが街サルヴァドールに入港したんですよ。
なんでまたよりによってブラジル?サルヴァドール
と、疑問を抱いて飛鳥のサイトを調べましたところ、へぇ、今年の世界一周クルーズは南米編なんですってね。



4月に横浜港を出発し、3か月かけて南米を巡り、最後はアメリカから横浜へ戻り、7月にフィニッシュ…という、なんとも素敵な船の旅でありますなぁ。
ブラジルには、サントス、リオ、サルヴァドールベレンの4か所に寄港したそうです。
ノルデスチ(北東部)でレシフェじゃなくてサルヴァドールが選ばれたことが、なんかちょっと嬉しい地元民な私です♪



さてこの件については、実は全く知らなくて、ある日たまたま日本語の生徒さんから電話が入ったことから話が始まったのです。
「先生、今度の木曜日はお時間ありますか?実はお願いしたいことがあります…」と。
その日こそがまさに、飛鳥IIがサルヴァドールに入港する日だったのであります。



なんせ、日本語ガイドが極端に少ないこの街。日本語が出来るだけで、こんな風にお声がかかってしまうという状況であります(笑)
たまたま木曜は子供たちのサッカー送迎もない日だし、昼間だけのアテンドだということで、引き受けましたところ…



なんとお客様は!
日本を代表する女性の二人と言っても過言ではない…
御年87歳(!!!!!)の橋田先生と、いつも名コンビを組んでいらっしゃる大女優のピン子さんのご一行でありましたよ!
びびびびっくり!



私がお手伝いしたことは実はあまりなくて、ほとんどの時間が船上での撮影に費やされたわけですけれども(苦笑)
そして私はなんと飛鳥を一目見ることすら出来なかったんですけども(涙)
だって飛鳥ってばコンパクトなサイズなんですもの。クルーズ船にしては小さ目だから、ラセルダ・エレベータで上までのぼっても、やっと船の煙突?が一部見えるだけ〜
残念…



撮影中はガイドは船内に入れなかったので、港近くのメルカド・モデーロ付近をぶらぶらしながら待機していたのだけれども、そこではお買い物中の飛鳥のお客様と少し触れ合うことが出来ました。
私がポル語で店員と話してるのを聞いて、
「え、ポルトガル語話していらっしゃるんですか?フランス語かと思いました」と話しかけて下さったご夫婦とか…
「英語が通じなくてもう驚いちゃいましたわ〜 ワンツースリーも通じないんですもの〜」とブラジルの英語率の低さを嘆いていらっしゃるご婦人とか…
撮影で来てるんです、と大きなカメラを持って歩いているお兄さんとか…
お値下げ交渉のお手伝いをしたり、ご希望の商品の場所までお連れしたり。にわかヘルプデスク係員になりました。



飛鳥IIのような豪華客船に乗る方々って一体どんな風なのかしら???と誰もが興味をお持ちでしょうが、はい、やはり皆さん品格と風格がそこはかとなく漂う、素敵な方々でございましたよ。
あら、私まで「ございました」だなんて書いちゃって。おほほ。



ところで橋田先生とピン子さんですが、このお二方もイメージ通りであり、意外なお顔もお持ちであり…
とにかく同じ場にお二人がいらっしゃると、雰囲気がキリっと引き締まると言うか、やはりオーラがあると言うか…。
短い間でしたけど、すごくいい経験をさせていただけました。
まさかね。地球の裏側のサルヴァドールで、このようなビッグな方々のお手伝いが出来るとはね。
人生、わからんもんです。



ということで、日本にいらっしゃる皆様!
6月10日(日)午後2時からは、ぜひTBSテレビにチャンネルを♪

タイトルはズバリそのままの、
「ピン子・壽賀子の南米世界遺産の旅」


(TBSの番組表はこちら)
http://www.tbs.co.jp/tv/daily/20120610.html


(制作会社・ドリマックスさんによる番組紹介はこちら。お二人の写真あり)
http://www.dreamax.co.jp/mdrive/index.html#pinko2012



1時間半番組です。
飛鳥?で横浜を出て、ブエノスアイレスでいったん下船した橋田先生と、日本から飛行機でやってきたピン子さんが、誰もが憧れる南米の自然系世界遺産の数々を巡るという大旅行です。
イグアスの滝、エンジェルフォール、ウユニ塩湖、マチュピチュパンタナルなどが登場するそうですよ。
まさに南米観光のハイライトが詰まった旅…
それにしてもすごいなぁと思うのは、お二人の体力です。特に橋田先生ってば、87歳ですよ、87歳!
ピン子さんだって還暦を過ぎていらっしゃるのに、まぁ、お二人ともすごいですわ。高山病も平気だったんですって。



視聴者に夢と希望を与えるであろう、素敵な紀行番組になること間違いないでしょう。
私も見たいなぁ〜!
日本の皆様〜 録画ぜひお願いします〜〜〜