サルヴァドールで生まれたご縁
今年の一時帰国から帰って来てから、嬉しいことに、サルヴァドールを訪れる日本人の方…しかも知人経由やこのブログ経由、私のサイト:サルバドール個人旅行徹底ガイド経由でご連絡いただいた初対面の方…が何人もいらっしゃって。サルヴァドールご自慢の(?!)歴史地区、ペロウリーニョあたりをご案内させていただく機会が何度もありました。
8月末には、中学の同級生のお仕事仲間で、北海道にお住まいのIさんが一人旅で。お気に入りのボア・ビアージェン海岸にお連れしたら、まさにバハッカ(海辺のバール)が焼かれている最中で…ショックを受けたのを思い出します。
(その時の記事:燃えるビーチ 参照)
Iさんにはミゲル・サンタナでの郷土芸能ダンスショー(バレエ・フォルクロリコ)を見ていただき、大変満足していただきましたよ。イグアス、アマゾンまで足を伸ばされ、短いながらもブラジル凝縮!!の旅でしたね〜。
9月には、毎年恒例のブラジル音楽ツアーを開催している西荻窪のブラジルバーAparecidaの皆さん。とてもレアなコース(ノルデスチの音楽を辿る…ということでエシュやジュアゼイロをマイクロバスで巡る!!)を満喫され、サルヴァドールには2泊のみでしたね。一緒にイエマンジャでわいわいとムケッカやらボボ・デ・カマラォンを食べ、カイピリーニャを飲み…
そういえばイヴェッチ人形も一緒に買いに行きましたね♪って、まだ私は買ってないのですが(値下がりを待っていたりして・笑
)。
さらに9月にはもうお一人、JICAのMさんのお友達のAさんが遊びに来てくれて、一緒にサルヴァドール・バスで市内観光を楽しみました。その時の記事はコチラ。http://d.hatena.ne.jp/calorina/20100920#p1
そうそう、パライゾ・トロピカルでいろんな不思議フルーツに挑戦して笑ったよね!おばあちゃんの部屋の味がする実の名前って、なんだっけ?(笑)
そして10月。
日本からのお客様ではなく、初めて海外からのブログつながりのお友達がいらっしゃいました。ロンドン在住のロビンさんご夫婦♪
ロビンさんのブログのいつも素敵な旅とお料理の写真に釘付けでした。リオが大好きで、すでにブラジルはリピーターさん。私のブログにもブラジル音楽のことで何度もコメントを下さっていて、すごく親近感を抱いていたロビンさん…
まさかサルヴァドールでお目にかかれるとは!
この時、Star Alianceのファーストクラスで世界一周中…ということで、各エアラインのお話とか、旅先のエピソードとか、もう全然時間が足りないっ!というくらい素敵な話題満載のロビンさんでした。もうね、ホテルやレストラン選びのセンスが半端なくステキなの〜。
そのロビンさん一押しのペロウリーニョのレストラン、Maria Mata Mouroは私も大好きです!ムケッカは美味しいし、前菜もパンも美味しいし、何より落ち着ける雰囲気がペロウリーニョばなれしていて(笑)最高…
そしてそして、この11月。
またも海外からのお客様です。今度はアメリカのカリフォルニア州からYさんご夫婦。私の旅行サイトを参考にして下さり、情報収集バッチリ♪のYさん。ポルトガル語会話集のページを丁寧にプリントアウトされて、しっかり手に握りしめていらした様子には感激して涙が出そうになりました〜(ちゃんとポル語、通じましたって!良かった良かった〜)
アメリカ人のご主人とも普通に日本語で会話したりして(日本歴が長いんですって)、お二人と過ごしていると、いったいここはどこだろう…?と、不思議な気持ちになりました。
ペロウリーニョの夜に二人だけで来た時、なんだか不気味で怖かった〜とおっしゃっていたYさん。リベンジで、明るい日中にサンフランシスコ教会などをご案内したら、すっかり気に入っていただけたようで一安心♪
慣れれば夜も楽しいペロウリーニョですよ、とお勧めしたら、その後、二人だけで再訪されたみたいです。良かった良かった!
皆さんそれぞれに違った視点をお持ちで、同じ教会を見ても、着目点がそれぞれ全然違うんですよね。同じ街を歩いていても、足を止めるスポットがそれぞれ違うんです。それは私にとっても非常に新鮮な発見であることが多く…皆さんに教えられることは多いです。
どの方々も、本当に素敵な方々で。また絶対お会いしたい、ご縁をつなげていきたい、と思える方ばかり。初対面なのに、それってすごいこと!
それにしても。
私がいまサルヴァドールに住んでいるからこそ、ご縁が出来、お会いすることが出来たわけで…
サイトやブログをやっているからこそ、つながったわけで…
思うところがあって、時々このブログを完全に非公開にしてプライベート日記にしようか…という気になることもあるんだけど、そうなると、こういうつながりと自分とを絶つことになってしまう。同じ環境に生きる日本人仲間が極端に少ない中で(日本企業から派遣されて来ている日本人の家族連れは私が知る限り我が家のみ)、ブログが私にもたらしてくれる人の輪は、それはもう計り知れない…。
だから何があってもきっとブログはやめられません!
そして、いろいろと苦労や愚痴も多いこの街での生活だけど、こんな素敵なご縁が持てたのは、この街にいるからこそ。これがサンパウロやリオならきっと、なかった出会いだろうなぁ…
そう思うと、このサルヴァドールという街が持つパワーのようなものを感じずにはいられません。
ペロウリーニョの暑い日差しを浴びながら、あの石畳を歩くたび、そこを共に歩きながら語りながら短くも濃いひとときを過ごした友達(と呼ばせてください皆さん)を思い出すのです。そして自然と顔がほころんで(ニヤケて、とも言う)しまうのです。
次はいつ、どんな方と、あのパステルの壁沿いを歩き、あの青いトードス・オス・サントス湾を見下ろすことになるかしら…楽しみ!
皆さま、お待ちしております♪