アスバッキの大会、ポルトガルチームで出場
日本から戻ってきてもなお、長男コイのサッカー熱は冷めることなく続いております。ほんとにうらやましいよ、そんなに打ち込めるものがあるなんて。幸せなことだよねぇ。
そして彼が週2回通ってるアスバッキというスクールで、内輪のトーナメント大会が開かれております。年に一度、毎年この時期にね。7月末から始まって、10月に決勝が行われるという、のんびりしたペースで進む(隔週の日曜日に開催)大会。初戦は日本滞在中だったので出られなかったんだけど、2戦目からコイも出場することが出来ました。
毎回、チームメンバーはくじびきか何かで適当に決められるらしく、一応年代別とは言え、チーム間の力の差は結構大きい。そしてコイはどこのチームに入れてもらえるのか…。なんと試合当日までわからなかったんだけど(笑)、今年はポルトガルチームでした。ユニフォームも当日もらい、それがもう笑っちゃうくらいぶかぶかサイズで、靴下も上半分が切れてるみたいな不具合ありのものだったんだけど、なんとか参戦…。
その日のコイはキレが悪く、なんとなくチーム内でも遠慮してる感じで、ダメダメだった。なんかね、コートの広さに対して選手が多すぎってのもあり、見てても団子状態ばかりでおもしろくない。このカテゴリーは参加者がきっとものすごく多いのだろう。ちなみ2001年から2003年生まれのカテゴリー。
相手はアレマオン(ドイツ)、結果は2対2の引き分け。コイ得点なし。
で、昨日。
一つ上のカテゴリーにも出てみないか、とコーチからお声がかかったので、出させてくれるものなら何でも!と二つ返事で参加。1998〜2000年というカテゴリー。実は最初は嫌がっていたコイだけど(だって絶対活躍できるわけないと思ったらしい)、同じ年の知ってる子も入るから、と聞いてヤル気になった。
今度もポルトガル対ドイツ。コイはまたポルトガル。
さすがに大きい年代の子は、体も大きいよ…
でも小さい子もいたから、なんか、いろいろだなぁ。
そんな中でコイは、なぜか前回よりも生き生きと動いて、意外にも活躍していた。びっくり。
見ていると、選手個人個人の技術力が、大きい子のほうがやはりずいぶん高いのね(当たり前)。ボールをしっかり止めて、自分のものにして、ちゃんと見方にパスを出す。パスコースもちゃんと空いてる。っつうか、コートに入っている人数も前回より少ない。確か7人くらい。前回は10人くらいいた感じ。だから今回は適正な人数に見えた。ちゃんとスペースを使ってボールを回している感じ。サッカーしてる、って感じ!
だから見ていても結構楽しくて、コイがうんぬんを置いといたとしても、なかなか見ごたえのある試合。
で、コイは、2−0でリードされている中、チーム初得点を決めた。
たまたま自分のところにきたボールをゴール前で受け、シュートし、ディフェンダーに当たって跳ね返ったところを、再度シュート。今度はディフェンダーの足をくぐり、キーパーの股をもくぐって、ゴロでゴール。昔のコイなら、こういうとき、馬鹿みたいに思い切り蹴っちゃって枠をはずす…ってパターンだったけど、今日はずいぶん落ち着いて蹴りました。よしよし。
そして後半、2点目に追いついたのだけれど、それもコイだった。ノーバウンドのミドルシュート。浮き球を上手に当てました。よしよし。
予想外のコイの2ゴールで、なんとか同点に追いつき、もしかして勝てるかも?ってところで相手もゴール。3−2になった。もうだめかも、と思ったら終了間際にこちらもなんとか1点返した。そして3−3の同点で試合終了〜。
いい試合だったのぅ。
いい笑顔だったのぅ。
コイより大きい子とやることで、コイが生かされるということもあるんだなぁ。要は、周りが上手いと、コイへのチャンスも生まれやすくなるということか。パスの出し手がいて、受け手がいるということ。アシストし、されるということ。やはりサッカーはチーム力が大切なのねぇ〜、メンバーは大事ね〜、ということを今更ながら実感した次第。サッカー馬鹿さんたちから見たらそれは当然のことかも知れませんが、素人なワタシとしては、こういう場面から、少しずつサッカーを学んでいるんですのよ。