~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

何才?


相変わらず、午前中は日本語のお勉強、午後はサッカーに明け暮れている長男コイです。
あー。
それにしても、どうしてうちの子たちは、私が文字通り目の前で「見て」いないと、一向に勉強に取りかかろうとしないのだろう…。
ちょっと目の前から姿を消すと、たちまちコイもどこかへ行ってしまい、勉強を自主的に続けることが出来ない。
こんなもん???
3年生の男児ってこんなもん???
それともコイが極端に勉強嫌いなの???



あ〜。もう。いやになる。
でも仕方がない。これでも私が産んだ子だ。つきあっていくよりしょうがない。
いくら言ってもダメな子には、どうしたらいいんでしょうねぇ…ふぅ(ため息)



気を取り直して、少しはコイのいい話題も。



昨日のサッカーで、コイはとてもいい動きをしていた。いつものアスバッキでの紅白戦なんだけども、なんだかいつもとヤル気が全然違って見えて。すごく頑張っていた。
いいアシストを何本も送った。
いい位置にいる味方の足元に、スッとすいつくような見事な速いパス!
ミッドフィルダーとしておおいに走り、得点も決めた。



珍しく、見ていてすがすがしくなるようなプレーだった。
(いつもそうだったらいいのに!)



何が昨日のコイをそうさせたのかわからないけど、ま、ヤル気十分、動きも十分なプレイだったわけです。はい。親ばかで失礼いたしました。



で、アスバッキというのは、中央銀行勤務者向けのレジャー・スポーツ施設なのね。そこに1面あるポリエスポルチーヴァ(日本語では何と言うのかな?)のミニサッカーコートで、外部のサッカースクールコーチがやって来て、子ども向けサッカー教室をやっている。そこにコイは月謝を払って参加しているんだけれども、一応、年齢別のクラスにはなっている。
5〜6歳組、7〜9歳組、9〜11歳組、みたいな。
年齢的にコイは8歳なんだけど(3月生まれ)、今は一つ上の、9〜11歳組に入れてもらっている。
そういう子は結構いる。実際の年齢とは違う組で練習する子が。
そのへん、ブラジルってあまりうるさくなくて、レベル的についていけるなら飛び級もあり。
ま、こういうサッカースクールレベルだと、飛び級ってほどのすごいものでもないんだけど。



そんなわけで、コイは、見た目的に割と体つきが大きい子たちの中に入ってやらせてもらってる。でも、私も、実際彼らが何才だかわからない。聞いてみないとわからない。
小柄な10歳もいれば、大柄な8歳もいるからね…。



昨日、紅白戦が終わってコートを出たところ、コイは誰かのお父さんに聞かれたそうだ。
「きみは何才?9歳?」と。
この組は、基本、9歳からだからね。



そこでコイは「8歳です」と答えた。
するとそのお父さんは目を丸くして驚いたんだそうだ。え、8歳なの?
はち???
と、コイがポル語わかってないかと思って、指を8本出して、「8って?これ?」と聞き返したそうだ。笑える…。



ありがたいことに、そのお父さんの目にも、昨日のコイのプレイは素晴らしいものと映ったんだね。サッカースクールで子どもの年を聞く時、それは、その子が上手かった時。
コイはとても誇らしげに、そのことを私に報告してくれたのだ。
良かったねぇ、コイ。



お勉強は苦手だけど、ま、ひとつでも楽しくて大好きなことがあるんだから、いいか!
と、言うことで。ポジティブに行きましょう〜
(でも漢字もやっぱり頑張ろうぜぃ…)