リオ好き、ブラジル好き必見♪アメリカ発アニメ映画「RIO」は最高
これを見た人の誰もが高く評価していたので、絶対見なければ!と思っていたアニメ映画、RIO。リオ。
ブラジルのリオデジャネイロのリオですよ。
映画については、子どもたちの方が事前情報を良く知っていて、少し前からさんざんアピールしていた。
「Era do Gero(エラ・ド・ジェロ、日本語ではアイス・エイジ)の人が作ってるんだよ」
「ブラジルじゃなくて、アメリカの映画だよ」
「Arara Azul(アララー・アズー:真っ青なコンゴウインコ)が出てきて、namorada(ナモラーダ、恋人)もいるんだよ」
…という調子。
コイはまだしも、アレックスまでそれらの情報を仕入れている。い、いったいどこから…???
ま、ショッピングセンターとか行くと、あちこちに宣伝用の看板が出ているからねぇ。そしてすでに幼稚園のお友達も見に行ったりしたのだろう。この街では、映画は大切な娯楽の一つですからねぇ。
さて、映画「リオ」。
3Dと一般バージョンがあったけど、迷わず3Dを選択。日曜日の初回、12時40分からの回を見に行った。
(この街では、午前中に映画を見ることは難しい。だいたい午後からスタートなのだ)
チケット売り場で、プラスチック袋に入った3Dメガネを受け取って…
館内に入ると…
やっぱり、すいてる…
ま、それでも、センター部分の真ん中から後ろはだいたい埋まっていたかな。快適に鑑賞できる環境であろう。
あまり少なすぎても淋しいし、多すぎるとうるさいから。
(ブラジル人は、映画上映中でも平気でしゃべったりする。)
そして映画が始まると、もうそこはいきなりトロピカルでサンバなリオ!!!
しょっぱなからハイで楽しい気分になれます。
ま、そのあとは、ちょっと切なくなったり、アドベンチャーでドキドキハラハラしたり。ときどき情けない主人公の青インコに「もうっ!あんた男でしょ!がんばれやっ!」と声をかけたくなったり(笑)
最後は、彼、とってもがんばるんだけどね♪
現れる風景や、流れる音楽。
それらがとってもブラジルだし、リオなんだよね。
とてもいい。
全く飽きずに全編楽しめました。
ブラジルらしい小技があちこちに効いてる。ファベーラの男の子も、よく描けてるなぁ。
監督のCarlos Saldanhaという方がブラジル人だそう。
だから、リオなのかー。
なんで、Dreamworksのような世界規模の大きな映画会社が、ブラジルを、リオを舞台にしたアニメ映画を作るのか、不思議だったんだよね。(PixarかDisneyだと思ったら、違った)
ブラジル人って、エンディングの音楽なんて全く聞かずに映画館を後にするんだけど、私は必ず最後まで見るよ。
そこで発見。
音楽には、我がサルバドール音楽に欠かせないアーティスト、カルリーニョス・ブラウンが大きく関わっていたよ!
あのリズミカルなパーカッションは、彼の監修だったのか。そうか〜。
そんなことを知ると、また、あらためて、嬉しいし楽しい♪
この映画は、リオ、そしてブラジルを知ってもらうためにも、とてもいいプロパガンダ(宣伝)になると思うよ。
出てくる動物たちは、どれもカラフルですっごくきれいだけど、実際、鳥たちはそういう色だし。
リオの風景も、リオのまんま。
日本に帰ってからこれを見ると、懐かしさで絶対泣けると思う…(DVDが出たら絶対買う!)
日本での公開はいつかなぁ。
まさか、公開の予定はないのか???
公式サイトを見ると、韓国の国旗マークはあるのに、日本のはないなぁ…どうなんだろう…。
http://www.rio-themovie.com/
(音が出ます。ご注意)
今回はポル語吹き替えで見たんだけど、英語版を見てみたい気がするなぁ、逆に。リオを英語で語っている様子を、見てみたい。
コイも、「絶対もう一回見たい!」と鼻息を荒くしているので、次は英語音声・ポル語字幕で見てみよう。
コイがさかんに言っている、
「主人公の声は、Black Eyed PeasのWill.I.amがやってるんだよ!」ということについても、確認したいところだ。
(コイよ、いったいそんな情報をどこから…。まぁ彼はブラックアイドピース好きではあるが…)