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リオ発ファッションブランドをサルバドールで買う


日本に一時帰国して戻って来てから(9月)しばらく服や靴やバッグやアクセサリーなどを買ったり、ウインドーショッピングすらしてなかったんだけど、クリスマスを前にあれこれとプレゼントを買いに足しげくショッピングセンターに通っていたら、久々に買い物意欲がムクムクと復活…



と言うより、久しぶりにブラジルブランドの洋服をじっくり見て回ってみたのよ。他の買い物のついでにね。
この時期、ショッピングセンターの客の入りがものすごいことになっていて、普段は閑散としている高級ブティックにも必ず数人のお客さんがいるという状態。
これは非常に店に入りやすい環境!
だって、閑散としている時に店に入っちゃうと、私と店員さん×複数名という、マンツーマンどころか、お店を挙げて私のファッションチェック!状態になっちゃうんだよね。そもそもブラジルのブティックって、概して店員さんが勧め上手と言うかシツコイというか(笑)
買う気もないのに店に入る…ということが、ちょっとしにくいんだよなぁ。


だから、混雑しているクリスマス期はチャンスなんです。私より本気のお客さんがたくさんいるから、誰にも構われずにじっくり品定めできると言う…。むふふ。



で、今回、サルバドールショッピングとショッピングイグアテミに入っているほとんどすべてのブランドを見て回ったと言っても過言ではありません(笑)
そうしてみてわかったことが一つ。


意外にも、「リオに本拠地を持つファッションブランドがたくさんある」ということ!
しかもそれらの中には、これまた意外なことに、サンパウロにはお店を出していないものがあるのだ。
確かに、サルバドールに来て初めて目にするブランド名がいくつかあったもんなぁ。サンパウロのショッピングにはなかったのか。で、リオ発だったのか。
ついつい思ってしまう。
サンパウロには出店しないでサルバドールに出すなんて、リオとサンパウロって本当に仲悪いのねぇ…って(苦笑)


では具体的に、リオ発のファッションブランド名を少し挙げてみましょうか。うふふ、今日はちょっと女らしい記事だわね♪
覚え書きとして各サイトも。中には音が出るものもあるのでご注意。


・SACADA http://sacada.com/
・Espaço Fashion http://www.espacofashion.com.br/
・DRESS TO www.dressto.com.br/
・Farm www.farmrio.com.br/
・Maria Bonita Extra www.mariabonitaextra.com.br/
・Richards http://www.richards.com.br/index.html
・Osklen www.osklen.com/


この辺が私のお気に入り。いや、お気に入りったって、やすやすと買える値段じゃないので、買うのはバーゲン狙いなんですけどね…
まだ買ったことのないブランドもありますけどね…


中にはサンパウロのショッピングセンターにも入っているものもあるけど、例えばDRESS TOはサンパウロにはないの。各ブランドのサイトで調べると店舗所在地がわかるんだけどね。
上記ブランドはどれも日本で着てもおかしくないような、いやむしろ色がキレイでデザインも凝ってたりして、いいじゃん?これ?って思える服が結構見つかる。
どれも高いのがネックなんだけどね…
たとえばTシャツが1枚4〜5千円とか。ジーンズが1万円超えるとか。


安く済ませるなら、Riachelo、Marisa、RENNER、C&Aでいくらでも服は揃うもんね。この4店舗は子どもから男性女性服、靴に下着、アクセサリーまで揃うデパート的存在で、価格もリーズナブルということで庶民派に大人気。
セールでTシャツ1枚500円とか。ジーンズ2000円とかで買えます。が、やっぱりデザイン的・品質的にはブランドものにかなわないかなぁ。
たまにはちょっといいものを着たいってときには、やっぱり、ユニクロじゃなくてデパートで買いたいよね?まぁそんな感じで、たまにはシッキ(高級)な店ものぞいてみたいものなんです。女ですもの♪


上記に挙げた中にFarmというブランドがあるんだけど、ここは、ブラジルを全面に押し出した、しかもブラジルらしいカラフルで元気な色づかいの服が大変豊富でよろしい!
たとえば私が見たシーズンでは、トゥカーノ(ブラジルを象徴するくちばしの大きい鳥)がババーンと描かれたTシャツとか、リオのビーチがデザインされたドレスとか、フェルナンド・ジ・ノローニャの風景のタンクトップとか…。着るだけで気分はブラジルに飛べちゃうわ!というデザインが満載。
数か月おきにデザインが変わり、前に欲しかったのにもう今は売り切れ〜ということも多いので、気に入ったのが見つかったら迷ってるヒマはない!というのがブラジルでの買い物の法則ですが、この店もそれにバッチリ当てはまります。
しかしこの店、値段のタグに、リオ価格とその他の州価格のふたつが羅列されてるの。リオ価格が90レアルだとしたら、その他州は130レアルくらいに跳ね上がってるの!
見たくなかった…って感じよねぇ。リオで買えない私たちとしては。
ま、それだけ、リオっ子を優遇と言うか、リオを特別扱いしているわけで…。そこんとこはちょっと気に食わないわねぇ。



さて、この時わたしが買ったのは、DRESS TOのカットソー。もう、色に一目ぼれ。
秋女に似合うサーモンピンク!ド真ん中ストライクっ!!!という感じで、マネキンが着ている服の色に吸い寄せられるように入店…
そして衝動買いしちゃったのでした。
この色(恥ずかしながら、着用中しかも踊り中のワタクシ)。


元同僚であり、現在はカラーアナリストとして活躍するM嬢(サイトはコチラ、現在札幌にて活動中)にブラジル赴任記念にいただいた秋女用カラーチャートに照らし合わせたら、もう、ぴったしかんかん(古っ!)で嬉しくなっちゃったわよ。
28番Salmonです。


それにしても私のクローゼットはずいぶんカラフルで派手な色で埋め尽くされていることよ…
ずいぶん色柄物が増えましたよ、サルヴァドールに来てから。
だって周りの女性がみんなカラフルな柄物なんだもの。しかも露出高め(笑)
ま、郷に入れば郷に従えってことで。



というわけで、実は洋服のショッピングも楽しいサルヴァドール♪ということがおわかりいただけたかしら?
ファッションはリオかサンパウロというイメージだけど、案外、サルヴァドールでもおしゃれな買い物が出来るんですよ。
特に今は夏まっさかり。キレイで可愛い色目の服が満載で、目移りしますよ〜。
夏のセールも始まってます。散財注意、散財注意…(と自らに言い聞かせる)