~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

大都会では、結局、いつものコースで♪


年に一度の健康診断は、我が家が揃ってサンパウロに行ける大切なチャンス。
ダンナは仕事でよくサンパウロ出張に行くけれど、私と子供たちはなかなかね…。



だいたい、月曜の早朝から午後にかけて健康診断(プチ人間ドック?)をするのだけれど、その前の土日からサンパウロに滞在することにしている。せっかくだから、少しでも長い時間サンパウロにいて、美味しいもの食べたり、会いたい人に会ったりしたいものね。



今回も、まず目指したのはしゃぶしゃぶ食べ放題のらん月。
なんか、毎年恒例という気がする(笑)
だって、日本式の美味しいしゃぶしゃぶ、サルヴァドールでは食べられないんだもの。レストランのメニューにないのはもちろん(あ、一軒あるけど、肉の薄切り度合いがね、ちょっとイマイチなのね)、自宅でも出来ない。しゃぶしゃぶ用の薄切り肉は売られていないし、我が家の肉スライサーをもってしても、あの薄さにスライスするのは、私の技術じゃ無理。



ってことで、サンパウロ=しゃぶしゃぶ、なのです。我が家的には。



しかし…
今回はパスコア連休と重なっちゃいました。連休中はお休みになる日本料理店は少なくないようで(涙)
目指すらん月も、お休みでした。とほほ。



そこで今回は、友人から得た有力な情報をもとに、トップセンターの「雅」へ!
オープン1周年記念ということで、鍋コースフェアをやっているんだそうだ。しゃぶしゃぶも選べるんだそうだ。よし、それだっ!!!



雅は、トップセンターの改装工事に伴い、以前あった地下から2階の飲食フロアに移転していた。なので、ずいぶん雰囲気が変わっていましたよ。



そしてここには、知る会の大先輩Sさんがお勤めなのでした。和服姿で接客するSさん、とてもお綺麗でした…。ホント、何年たっても変わらぬ美しさ。同じ女ですけど、見惚れてしまいますわ。



何年たっても…と言えば、こちらのオーナー女史もいつまでも変わらぬお元気さ。会うたびにエネルギーをわけていただく感じです。お二人とも、最初にお目にかかってからもう5年も経つんですけど、全然お変わりないので驚きです〜



雅の鍋コースは大変満足のいくもので、お刺身からデザートまで、どれもこれも美味しかったです。日本と変わらない味を、はるか日本から遠く離れたブラジルで味わえる幸せ…
さすが大都市サンパウロですなぁ。



翌日は午前中イビラプエラ公園に行き、ランチはこれまた恒例のジュアレスへ。Bar do Juarezのモエマ店に、懐かしい友人家族3組が集まってくれて、子どもを含めると13人の大所帯でわいわいショッピとピッカーニャを楽しみました。



最近は私よりもコイがジュアレスの大ファンで。サンパウロに行くと言おうものなら、二言目にはジュアレスでピッカーニャ!と反応するくらい。



で、今回も激しくピッカーニャを食べてくれましたよ…
おかげで大人たちの口にまでなかなか到達しなかったではないか!
美味しいものは美味しいよね、大人にも、子どもにも…。



3時過ぎにお店を出て、今度はジュアレスから一番近いショッピング「Ibirapuera(イビラプエラ)」へ。ここで、サンパウロでお世話になった知る会の大先輩、ブロガーとしても有名なハチドリさんとティータイム♪
本当は身軽に一人で颯爽と訪れたかったのですが、今回は息子たちとダンナも一緒にご対面〜



と言っても子どもたち、ほとんど、iPad展示コーナーに張り付いていて(ゲームを試しまくっていたらしい)、いてもいなくても同じようなものだったのですが(苦笑)



ハチドリさんは日本とサンパウロを行き来していらっしゃるので、私のサンパウロ滞在の時にはちょうど日本滞在中…ということも多く、なかなかこうしてゆっくりとお会いできるチャンスはないのでした。



今回は急なお誘いだったのにもかかわらず、快くいらして下さり、念願のスタバにて楽しいおしゃべりタイムが実現しました。旅の話、子育ての話、サンパウロの話にサルバドールの話… 引き出しの多いハチドリさんと話していると、時間が経つのが早いこと!
あっという間に夜が近づいてしまいました。


気の利いたお土産をたんまり頂き、その後のサルバドールライフが豊かになりました。どうしていつもハチドリさんは私が欲しいものをわかっていらっしゃるのだろう!!!
本当にいつもありがとうございます。



ハチドリさんとお別れしてからは、少しショッピングを楽しみました。買ったものは、Ofnerのクロワッサン(賞味期限が案外長かったので)。それに、Jelly(メリッサのショップ)にて日本の友人からオーダーが入っていたHoop3。このモデル、ガレリアメリッサ(オスカルポルトにあるメリッサのフラッグショップ)にもなかったのに、ここにはありました。嬉しい!



…と、サンパウロ滞在は、結局、新規開拓のレストランなどは皆無で、いつものお気に入りにばかり足を運んでしまうのでした。そして買い物はメリッサを欠かさずに♪
これも恒例のことですな。



そういえば、ショッピングの後は、これまた至近距離にある「焼き鳥」で軽く夕食をとったのでした。健康診断の前夜なので、消化のいいものを…ということで。焼き鳥のメニューはピッタリです。大好きな鳥雑炊もいただきました。つくねや牛タンも美味しかった〜。



いつ訪れても、この店は日本人率がとても高いですね。どのテーブルからも日本語が聞こえてきて、サルヴァドール暮らしの身からすると、この環境、非常に違和感を覚えます。ここはいったい、どこ?!みたいな(笑)
3年半前までは自分たちもサンパウロに住んでいて、日曜の夜はよく焼き鳥に食べに来ていたのにね。今となっては不思議な感覚です。



それにしても、サンパウロはやはり大都会でした。
公園ひとつとっても、道路ひとつとっても、レストランひとつとっても、どれもこれも、サルヴァドールにはない「大都会の雰囲気」がムンムンと漂っていました。
サンパウロは観光として見るものはあまりない、なんて良く言われるけれど、ブラジルの地方都市在住者でサンパウロに憧れる(というか、行ってみたいと思う)人はかなり多いです。その理由は、今の私にはよくわかります。だって、やっぱり、サンパウロサンパウロ。ここにしかない大都会の雰囲気がありますもの。
だから、エキサイティングで、楽しいんですよね。地方都市の人にとってはね。



そんなわけで、私たちもサンパウロに行くと、いつもとても楽しい思いをして帰って来ます。