今日はフードプロジェクトとアミーゴ・セクレット
おとといの親子遠足に引き続き、今日はまた学校行事がある。
フード・プロジェクトと、それに伴う持ち寄りパーティ、そしてプレゼント交換(amigo secret)…
プロジェクトは、二人一組になってひとつの食べ物についてその起源や作り方などを調べ、みんなの前で発表すると言うもの。これは親が見に来てもよろしい、ということなので、今から行って来ます…。
学校が遠くて、ほんと、行くのが面倒なんですけどね…(タクシーで20分くらいかな)
続きはまたあとで。
…で、続き。
行って来たんですけどね、なんと、来ていたお母さんの数…ゼロ。わたしひとり…。ささささみすぎ…。
そんなもんなんでしょうか。参観日にお母さんがただ一人なんてこと、日本ではありえないのでは…。
これ、学校側のスケジューリングにも問題があるんだけどね。実はこの日、朝8時から、母親有志による演劇(ノアの箱舟)があったのよ。そこは結構な人数で盛り上がったらしいんだけど(私は不参加)、その後、みんな帰ってしまったんだよね。
だって、発表は10時半からなんだもの。時間が空きすぎているよね。演劇後すぐの時間にすればみんな続けて見られるのにね。なんでだろう、この間の悪さ…。
そんなこんなで、たった一人ではありましたが、しっかり見て来ましたよ、授業の様子を。子どもたちの発表を。
…これがもう。
いいんですか、こんなんで???
先生、これを許していいんですか???
…なんかすごい状態なんですけど。
発表は、二人一組で作ったプレゼンテーション用紙(模造紙に写真を張ったり字を書いたり)を見せながら、担当する食材について説明するというものなんだけど、これがもう説明なんだか朗読なんだか…という感じで。
中には、紙を読まずに上手に英語で人の方を見ながらしゃべる子もいたんだけど(あぁなんて優秀なの)、コイ含む男子たちはもう…。が、が、がんばれ…と心の中で叫び続けるしかないって感じ。ふー。
それはそれでいいんだけど、ひどいのは、発表していない方の残りの生徒たちの態度。
もう、ほっとんど人の話聞いてないし!
トイレだ何だと、立って歩くし!しかも勝手に!!!
座る位置を勝手に変えて、好きな友達のそばに寄り、ぺちゃぺちゃおしゃべりするし!!!
これって学級崩壊じゃないのか???(もうこの言葉、古いかね?)
一応、先生は注意をしている。10数えるうちに静かにしなさい、と、何度もカウントダウンしたり。
みんなが静かにならないうちは発表しなくていいわよ、と発表者に言ったり。
悪ガキ同士を離すために、悪ガキの間におとなしい女子を配置したり。
何度も何度も、繰り返し繰り返し…。もう、見ていて嫌になるんですけど。先生、ご苦労様です。これじゃ私が教えに行っているアレックスの学校の2年生と変わんないわね…。
お金持ちのご子息だからって、お行儀がいいってわけじゃないのね…。
結局、発表そのものより、授業態度の方が私には衝撃が大きく…。こんなんで、この先、大丈夫なんでしょうかみなさん…。
コイいわく、「ママが見に来ていたから余計にみんなふざけたんだよ」って。
ママって、私だけじゃない!私に対してよその子たちがどうしてふざけるんだよ?!
コイよ… キミは大丈夫か…。
授業の後は、持ち寄りランチがあったんだけど、これもすごい。
普通さ、親子で手作りしない?授業で食材のことを勉強して、それに関する料理を一品持ってくるように、って言われたらさ。
日本人の感覚なら、間違いなく、手作りするよね?
それがここは違うんだよ。ふつーに、市販品、というかレストランのデリバリー料理を持って来るんだよ…。
ケーキというお題目の子もいたんだけど、どう見ても市販品だし…。
コイとチームを組んでアイスクリームを調べたもう一人の子は、市販のアイスを堂々と持参してるし…。
持ってきてない子もいるし…。
すごいでしょ?
こんなもんなの?
真面目に親子でアイス作りをした私たちがおかしい?!
いや、私は、やっぱりここは手作りすべきだと思いますけどね。教育のために、普通、そうでしょ???
ほんと、よくわかんない、この学校…。っていうか、ここのお母さんたちの感覚…。
こういう感覚が普通だと思われては困るので、コイには、できるだけ日本の教育がどういうものなのか、日本の学校ではどういうことをしているかを伝えて行きたいと思ってます。
は〜。疲れるわ…。