アメスクのハロウィンパーティ
毎年10月の末に企画される、コイの学校(アメスク)のハロウィンパーティ…
なんだか、年を追うごとに、企画がしょぼくなっていって、正直、親としては参加する気かなりゼロなんですけど…
コイ本人は楽しみにしているので、まぁ、仕方なく夜の学校にお送りする次第。
パーティは夜6時半から始まるんだけど、みんなが集まってくるのはもうちょっと後。
かなり適当な感じです。
数年前は、子供たちによる仮装行列とか、縦笛の演奏とか、一応、学年レベルの出し物みたいなものがあって、先生がちゃんと先導して、それなりに学校イベントっぽかったんだけれども、今年はもう完全に単なるお祭りになっちゃった。
先生の姿なんてほとんど見かけなかったよ…。
出し物もゼロ。
じゃあ何をするかと言うと、食べ物の屋台でホットドッグやらヤキソバやらを調達し、ステージ前に設けられたテーブルで食べる。仲間がいる場合は仲間とおしゃべり。
普通の、よくあるブラジルのフェスタの状態…。
他には、子供向けのお遊びコーナーがいくつかあったり。まぁ、夜のお祭りみたいな感じですね。
コイが一番楽しみにしているのは「お化け屋敷」。これがね、学校の行事なのに、入場料1回10レアル(500円)もするんですよ!
それに自分のお小遣いを使って2回も行くコイって… どんだけお化け屋敷好きなのか…
中身は学生たちの手作りで、お化け役も上級生の生徒たちなんだけどね。
それ以外のお楽しみは、相変わらずサッカー…。
夜のグランドで、ハロウィンの衣装を着た男子女子が、ボール蹴りですよ…。
男の子はまだしも、魔女ドレスの女子までサッカーしているのには驚きました。そんなに好きなのか!!!
ちなみにコイの衣装は普通の黒っぽい服。ドラキュラとかミイラ男の子もいたけど、うちはわざわざ調達しなかった。
そもそもハロウィンパーティにあまり気持ちが入ってないから。私が(笑)
アレックスは、少し前に行われた幼稚園の友達の誕生会でおみやげとして配られたという仮面を着用。ハロウィンっぽく仕上がりました♪
こんなグッズが、アメスクでもなんでもない普通の幼稚園の子の誕生パーティに登場するってことは、ハロウィンはここブラジルでも少しずつ浸透してきて一般化してきているということでしょうね…。
ところで今回の食べ物屋台には、なぜか日本食がずいぶん出ていました。生徒の親が経営している日本食レストランが出店していたらしい。(コイのアメスクの友達には、レストラン経営者の子弟がずいぶん多い)
でもね〜、小さいテマキが一つ10レアルって高すぎ!!!ヤキソバも一皿20レアルって、高すぎ…。
いくらアメスクとは言え、この値段はどうなのー?屋台料理だよー?
帰りにお口直しとして、別のテマケリア(手巻き寿司レストラン)へ。メニューにキタミとかナヨロとかサッポロとかの名前がついている、私のお気に入りのお店なんだけども。(Yoheiと言う。)
ブラジルの手巻きずしにはクリームチーズが付き物で、具がサーモンのクリームチーズ和えだったりするんだけど、私たち日本人にはちょっと違和感ありありだよねぇ。
だからいつもsem cream cheese(セン・クリームシース)でお願いするんだけど、にもかかわらず、チーズ付きで出てきた。
もちろん文句を言ったら、
「いや、よく見てよ、具にはクリームチーズが入ってないでしょ?ここは、のりをくっつけるために、接着剤の意味でチーズを使っているんだよ」と来た。はぁ…そうですか…
別にチーズで止めなくてもいいんですけど、海苔を…。
やっぱり嫌なので、チーズなしに変えてもらうようお願いしたら、快く変えてくれた。良かった。
こんなおしゃれな手巻き寿司です。