~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

可愛い制服を着て

ワタクシ、今回の風連滞在では、なんと一度もゴルフクラブを握ってないんですよ!
帰省したら、名寄しらかばの広々とした練習場で思いっきり打つのが楽しみの一つなのに!
今回は一回も行けてない…。
なんで…。
私、そんなに忙しかったかしら、風連で。



忙しいんですよ、これが。
何が忙しいって、運転手業務ですわ。今回はコイが小学校に、アレックスが幼稚園にそれぞれお世話になったものだから、まずは朝の送り。うちって、ものすごく辺境の地にあるので、町に出るまでものすごく遠いの。学校は町にあるの。ということで毎朝、軽自動車にて送り。7時45分に出て、うちに戻るのは8時10分。おひさまの最後がちょっと見れるって感じ…(うう、最初から見たいよ)



そして今度はお迎え業務。コイは5時間なら2時半、6時間なら3時20分までに学校へ。4年生ともなればほとんど6時間授業。



でもアレックスの幼稚園がお迎え1時半なんだよねぇ。これって結構あっという間。
1時20分ごろ家を出る。
コイが5時間の日は、1時間ほど町で時間をつぶす。図書館にアレックスと一緒に行き、絵本などを見る。これは結構楽しい。癒しのひと時。小さいけど快適な図書館です。


コイが6時間の日はいったん帰宅し、ふたたび車を出す。
火曜と木曜は4時半からのサッカーのために、今度は名寄まで行く。名寄までは20分かかるから、割と早めに出ないと。で、サッカー中は見学してたり、途中抜けてイオンに行ったり。終わるのは7時近く。帰宅後、母の作ってくれる夕食をありがたくいただき、お風呂に入り、なんだかんだしてたらもう寝る時間…みたいな日々を過ごしていたわけです。はい。


全くフリーになる時間というのは、8時半から13時過ぎという感じで。まぁ時々アレックスの迎えを母にお願いし、ゴルフ同様、年に一度のお楽しみでそれだけは欠かせない「あかすり」に行ったりはしましたけど。


そしてコラムを書いたりというお仕事もぼちぼちさせていただき(名寄にいながらにしてブラジルの話題を書くという作業は、なかなか精神的に難しいものがありましたが・苦笑)、まあ、今回の風連滞在はなにげに忙しかったのであります。



と、そんなことは置いといて。
本日、7月22日金曜日は、アレックスの幼稚園の終業式でした。それに先立ち、体育館にて「七夕発表会」なる催しがあり、保育参観ということで親御さんたちも集まったのでありました。こういうのは私にとっても初体験。あ、コイの時に保育園の行事はあったけど、幼稚園の発表会的なものって初めてだなぁ。アレックスはどんな行動をしているんだろう・・・と興味津々でビデオとカメラを持って張り切って体育館へ。



工作で作ったという七夕のちょうちんには、先日家で書いた短冊が吊るされ。なかなか素敵。これは親も書いたんだけどね。裏表で親子短冊。ちなみにアレックスは「さっかーせんしゅになりたい」と書いてましたが… ええと、この子までサッカー馬鹿さんの道を進むってことですかねもしかして…
女の子の短冊には「かわいくなりたい」という願いが結構多かったのが印象的。そうなんだー。



さてお待ちかねの出し物は、年少組さんと年中組さんのお歌発表に続き、アレックスたち年長組がステージに。どうやら、巷の子供たちの間に大人気の「マルマルモリモリ」が始まるらしい…。そうか、これを発表するんだったのか。アレックス、家でもなんか歌ってたものなぁ。(ちなみに小4にも大人気でびっくりよ、この曲。コイなんて学校で覚えてきてフルコーラスをパーフェクトに歌い踊る…って、これは名寄だけの現象なのか?横浜ではこの曲ぜんぜん聞かなかったぞう。)



で、アレックス。果たしてみんなに着いていけるのか???
かなり疑問でしたが、意外としっかり踊ってました。周りの子の踊りを見ながら、まさに見よう見真似ですけどね。立派立派(親ばか目線にて失礼)。あとで一人で踊ってもらうことにしよう。



続いて、年長組の鼓笛発表があるということで、みんな鼓笛のユニフォームにお着替え。もちろんアレックスは何の演奏も出来ないので鼓笛には参加しないのだけれども、今日は記念撮影もあるからぜひユニフォームだけでも一緒に着て写真を撮ろう!というありがたいお話が。


そして現れた年長さんたちの可愛いことといったら…。可愛すぎて涙が出そうだったわ(大げさ)。
ふだん、肌露出多め、時には上半身ハダカなアレックスが、こんなに立派な服を着せてもらって…全く予想外だったこともあって、私、ほんとに感激しちゃいましたよ。
もちろん鼓笛隊の演奏もとっても素晴らしくて。5、6歳でこんな合奏が出来ちゃうんだって、心底びっくりです。どういう指導を先生はしているんだろう。こんな小さい子どもを一致団結させて一つの曲を演奏させるなんて。たぶん子どもってやれば出来るんだろうな。いい先生の下でいい教育を受ければ、きっとどんな子どももやれば出来るんだろうな…と、遠い某国の幼稚園の光景を思い出しつつふと考えたり。


さて、最後に年長さんがステージ前にずらりと並び、写真屋さんによる記念撮影。アレックスもしっかり参加させていただき、もう本当に感激。またも。



そして解散の前に、アレックスからみんなにブラジル土産を配りました。メルカドモデーロで買った小さいオロドゥンのでんでん太鼓キーホルダー。アレックスが袋詰めし、私がボンフィンリボンを結んだもの。サルヴァドールの家で夜に頑張って作ったんだよね。それを一つずつお友達に手渡しました。
「これ小さいとき好きだったおもちゃだ!」と、でんでん太鼓を思い出してくれたお友達もいました。可愛いなぁ。



お友達からは、可愛いひまわりの中に全員の写真が収められているものを頂きました。いつもいつも、こんな風に大切にアレックスを扱ってくれる先生方やお友達には本当に何度ありがとうを言っても足りません。幸せだねぇ、アレックス。


っと、ここではもちろん誰もアレックスをアレックスとは呼ばないので(笑)、きっと本人も自分がアレックスであることを忘れているであろう…ははは…