~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

サンパウロより友人一家きたる!


久々にサンパウロからお客様です。私がサンパウロに住み始めてすぐのころから、縁あって家族ぐるみで仲良くさせてもらっているKちゃんご一家。Kちゃんとは名前も一緒♪
知る会の同期でもあったので、何かと関わりがあり、そのうち男の子を産み、男の子ツナガリということでコイ・アレックスのお下がり服やグッズを一手に引き受けてくれたりして、我が家の荷物軽減に大きな貢献をしてくれたご一家であります。
そういえばご主人も一緒にブラジルセレソンの試合を見に行ったりしたよねぇ〜。
サルバドールのカルナヴァルの参加方法などを詳しく教えてくれたのも、ご主人でしたねぇ。
いろいろとお世話になっている、大好きなご一家の来訪。家族一同、楽しみに楽しみにしておりましたよ♪


この狭い我が家にお泊まりいただくのもしのびない…なんたってメイン寝室のほかに子供部屋の2段ベッドしかないから、2段ベッド(引き出し式エキストラベッド付き)に寝ていただくしかない…
それでも良かったらどうぞ!ということでお泊まりいただいたんだけど、クーラーのない部屋で、天井の扇風機だけで、なんとか蒸し暑い夜を乗り切ってくれました。


我が家で絵本を読んだり、子供同士遊んだり、のんびりと過ごした後は、何か美味しいものを食べにいこう!と青空のもとに出発〜
サルバドールはもう8回目というご主人、Kちゃん自身も3回目とのことなので、バイーア料理といってもそんなに珍しくないかな…と思ったら、やっぱり「ムケッカが食べたい!」とのことだったので、前から気になっていた海辺のレストランへ行くことにしました。
先日本帰国したAちゃんが教えてくれたとっておきのお店、私たちにとっても初めてだったけど、これがすごく良かった。


バッハとシダーヂ・バイシャの間くらいにある、Vitoriaという地区のとあるホテルから、なんとなんと、ホテル専用ロープウェイを使って高台から海辺に降りて行くのです。
これがとても楽しい!
スキー場以外でロープウェーに乗ったのは、わたしゃ初めてだわ。
降りた先は、海に浮かぶ広いデッキのようになっていて、リゾート気分満点。お客さんは皆、水着姿だ。
それもそのはず、目の前にはきれいな海と、飛び込み台と、滑り台があるんだもん…みんな泳ぎたくなるよねぇ!!


プールもあって、子どもたちはそっちで大喜び。海はちょっと深いから、子どもにはちょっと難しいものね。
大人たちは、ちょろちょろする子どもたちをつかまえながらも、ビールを飲み小魚フライやムケッカをつまみご満悦♪ムケッカは少し塩がきつかったけど、エビがたんまり入っていて美味。
そしてなぜかここは「タイ料理」の欄に記載されていることもあり(店名はMahi Mahi、なんかハワイっぽいけど)、タイ風味の料理もいくつかありました。サテー(タイ風焼き鳥)は美味しかったけど、それほどタイらしくもなかったような。ま、いいか。
トムヤムクンはなかったなぁ。どっちかと言うと、普通のバイーア系料理やおつまみが多かったかな。
お値段も手ごろで、この雰囲気で、これはかなりおすすめです。


午後2時ごろに入店したんだけど、なんと、夕日が沈む時間(今は午後5時半くらい)まで粘っちゃいました。でも特に文句を言われるでもなく、まったりした雰囲気…。これがバイーアのいいところ!
夕日の美しさはいわずもがな… 今日は雲もなく、クッキリ丸く大きいオレンジ色が、海いっぱいに広がりました。


そしてこの日は、夕日が沈んだ後の空の色がまた一段と神秘的で美しく…。空は、必ず毎日表情を変えるから、飽きないですよね。
何度見ても、サルバドールの夕日は素晴らしいです。


帰りがけ、ロープウェーが上る途中、海がどんどん下になり空がどんどん近付いてくると、今度は細い細い三日月がとてもきれいで。感動しちゃいました。


なんだか食べる話ばかりなんですけど(笑)、
翌日もまったり遊んだあと、お昼を食べにご近所レストランへ。まぁ近所と言っても歩いたら20分くらいかかるんですけど、何度も行っているお気に入りのMeu Chapaへ。カルナヴァル中は改装工事をずっとやっていて、いつから再オープンするのよぉ!!!と気になっていたんだけど、ちょうど先週から再開されたようです。ナイスタイミング。
ここでは、ランブレッタという貝(バイーア名物)とか、カルニ・ド・ソウ(これもノルデスチ名物)、カランゲージョ(カニ。この店の名物)などを楽しみました。サンパウロにはないものばかりなので、珍しく、喜んでいただけた模様。良かった良かった。


そしてこの店には、土日はキッズルームがあり、監視役のお姉さんもいるんですね。子供一人につき利用料6レアル(約250円)かかるけど、子どもは楽しいし、大人はその間ゆっくり飲めるので、とてもありがたいシステム。サルバドールには、案外、この手のキッズコーナーを持つレストランが多いので助かってます〜


飲んで食べて遊んだ、Kちゃん一家と過ごす2日間。久しぶりにサンパウロの話で盛り上がり、お互いの子どもたち(KちゃんちのIくんはもうすぐ2歳、まだまだ赤ちゃんらしさが残る可愛い盛り♪)の成長ぶりに驚き…
子ども同士が楽しそうに遊ぶ姿に目を細め…
なんたって、アレックスがIくんを可愛がることに私は驚いたよ。自分からアブラッソ(抱きしめること)しに行くし、自分からチューしに行くし、なんだか優しいまなざして見つめてるし…あ、あなたいったいその優しさはどこから来るの???って感じで。
小さい子同士が触れ合う様子は、なんたって可愛いの。コイとアレックスの年齢間にはすでに存在しない、いとおしく小さい可愛さが、この二人にはあって。とても微笑ましかったね。
もしかしてアレックスは年下が好きなのかな??
いつも上の子とばかり遊ぶ(というか、上の子の遊びを見ているだけのことが多い)アレックスにとって、明らかに小さい存在のIくんは、文句なしに可愛かったんだろうな。
弟がいたら、あんな感じなのね〜


え、弟?
男の子3人?
そ、そ、それだけはご勘弁を…


と、本気で思ってしまった母でした。


残る数日は、別のエリアに移動してサルバドールを楽しんでいるKちゃん一家。今回はずっとお天気も良くて、バイーアらしいバイーアを楽しんでもらえているね。
こんなふうに、サンパウロの友達とサルバドールで一緒に過ごしていることがなんとなく不思議でありながら、顔を見たら、なんか自分がサンパウロにいるみたいな気持になったりして…距離はあっても、やっぱり同じブラジルにいるって感覚、かな。
最近どうも出不精で、変わり映えのしない週末を送っていた我が家が、Kちゃんたちの来訪で久々に外の楽しみを思い出しました。いっしょに過ごすメンバーが変わると、もうそれだけで新鮮♪本当に来てくれてありがとね〜〜〜