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やっと?ついに?!パンツマン(3歳3か月の覚え書き)


覚え書きシリーズ、久々ですが、思い立った時に書いておきましょうねぇ。


11月に3歳になって、かれこれもう3ヶ月が経過します。
目下の懸案事項はやはり、トイレトレーニング。いわゆる、おむつはずしですが、まぁ二人目と言うこともあり正直私もあまり本気で取り組んでいませんでした。
まぁ人間いつかはおむつが外れる日が来るさ…くらいな感覚で、まったりと、ゆっくりと。(と言えば聞こえがいいけど、本当は本気で取り組むのが面倒だったから?!)


幼稚園においては、「アレックスはオムツを取りたがっています」という連絡が12月末ごろノートに書かれていて、そのころからパンツを持たせていた。でも家では相変わらず成功率15%くらいで、何度も何度もおもらし…
汚物の処理もほとほとイヤになり、もういいよずっとオムツでも!人間いつかは…とぶつぶつ言いながら、結局は親がラクをしたいがためにオムツにしたりしていた。
そして極めつけは1月なかばのパタゴニア旅行。旅行中は、いつでもどこにでもトイレがあるわけではないので、ガマンのきかない幼児には結構大変。ってことで、旅行中はずっと紙おむつに逆戻り…


そんなこともあって、もう、どうしましょうねぇ?って感じで頭を抱えていた。
旅行から戻って、さぁまたパンツですよ、お兄ちゃんパンツかっこいいねぇ!なんておだてても無理。「パンツやだ〜オムツがいい〜」と泣き叫ぶ。ふぅ。


それがですね、先週あたりから急に成功率アップしてるんですよ。
いままで、「おしっこない?大丈夫?トイレいく?」って声をかけてやっと重い腰を上げる感じだったのが、最近は自分から「おしっこしたい」と言うように!
さらにさらに、今までほとんど成功率がゼロだったウンチも、自分から言うように!!!


ね。
人間いつかはちゃんとオムツじゃなくなるもんですね。
ほとんど指導しなくても、ちゃんと自分で訴えるようになるんですね〜。
すばらしい。


とはいえ、今朝はウンチをしっかりパンツの中に出していたし。
幼稚園の着替えが、あきらかにおもらしで濡れていたし。
やっぱり成功率100%というのは簡単にはいかないみたい。むーーーー。


さらに、夜中はまだ心配。一応、おねしょマットは敷いているけれど、寝相が悪いアレックス…マットの上でじっと寝ているわけがない。
だから夜はオムツ。
朝になってもオムツが濡れていない日が多いけど、まだちょっと心配だねぇ。


と、トイレトレーニングの話ばかりになりましたが。


それ以外で言うと、そうねぇ、やっぱり次男だからか、とってもワガママで甘えん坊。自己主張が激しく、いやなものはどうしてもイヤで、絶対妥協してくれない。
話せばわかる、という局面も増えては来たのだけれど、ダダっ子的な大騒ぎはまだ多い。コイのときはこんなふうじゃなかったのになぁー。
子どもの個体差というものに驚かされるね、二人の男児を育ててみると…


お兄ちゃんとの関係はなかなか良好。
ぶつかると激しいけど、しかも体当たりだし、叩いたりもするけれど、基本的にはお兄ちゃん大好きみたい。よく二人で絡み合っているよ。


遊びは、トーマスの木製レールとか、ミニカーとか。ブロック系はあまり興味がないみたい。
絵本は、どちらかというと、モノの写真がたくさん掲載されている図鑑系が好きみたい。動物とか、食べものとか、乗りものとかの実写がたくさんあるようなもの。
お話より、もっぱらそういうのを好んでみている。
ある程度のメジャーな動物の名前はわかるようだ。でもコアラを見て「パンダ」と言うのはどういうことよ?
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もちろんまだまだ読み書きなどは出来ない。絵もあまり描けない。筆圧の弱い線で、ぐるぐると大きく丸らしきものを書く程度だ。


歌える歌は、ポニョのサビと、誕生日の歌ポル語バージョンらしきもの。
機嫌のいい時はなにやら鼻歌を歌ってるけど、実在する歌にあらず。
おかしいなぁ、歌好きな母親から生まれているはずなのに???
この子がフルコーラスで何か一曲歌えるようになるのははたしていつなんでしょうか。

幼稚園には毎日よろこんで行っている。友達も出来たみたいで、なまえはダビとジュリアとエロイーザがよく出てくる。
幼稚園の課外活動として、英語と、柔道と、演劇と、カポエイラと、今後は水泳もやるらしい。けど、内容はどんなもんだか微妙。
ポルトガル語の表現も少しずつ身に付けているみたい。最近よく私に言うのは、「アジューダ(ajuda)して!」
思いっきりコロニア語ですが(笑)。「手伝って」という意味になりますね。
あと、馬はどうしてもカバーロ(cavalo)になるし、服を脱ぐときは「チーラ(tira)」と言うし。なにげに、日本語とポル語がまざってます。どっちがどう、っていう違いがまだないのかね。
ただ、ポル語でも日本語でもない、たとえば英語のDVDを見たりすると、「英語わかんない」とか言う。ってことは一応それらの言語の違いは感じているのか?


さて今後、この子の言語がどうなっていくのか、実は結構かなり本気で心配だったりして。
だって、日本語に触れ合う機会が絶対的に少ないのよね、コイに比べて。
やっぱり、サンパウロの日系幼稚園は良かったなぁと、今になって改めて思います。一度も日本に、日本語の国に住んだことのない子どもが、少しでも多く日本語に触れる機会を持つということがいかに大切か。
アレックスを見ていると、本当に、この子は将来何語をしゃべるんだろう…と思うもん。
しっかりした日本語を身につけさせるために、親である私が頑張るしかないんだよねぇ。出来るだろうか。コイに対してですらひぃひぃ言ってるのに。
あぁ恐怖。


あとアレックスの近況について書くと、
とにかく暑がりで汗っかきなので、背中のあせもがもう大変です。寝ていても何をしていても、暑い暑い、暑くてたまらない…と。背中もかゆいので、時間かまわず私に「背中かいて〜〜」とリクエストする。
授乳じゃないんだから3時間おきに背中をかかせるのはやめて・…


外を歩いていても、日が当たるところに突入すると「あちゅい!あちゅい!」と言って嫌がり、日陰に向かって突進。
家にいても、「エアコンちゅけて」と常にリクエスト。
そんな彼、家ではもう完全にセン・ホウパ(sem roupa)、服ナシ、つまりブラジル海岸部の男性にありがちな「上半身ハダカ」状態です。さすがに外出するときは恥ずかしいのでやらないけれどね。


食べ物は、ほぼ嫌いなものはゼロ。
恐るべきは、アレックス、なんと梅干しも生牡蠣もOKなんですよ。大好きな生牡蠣、アレックスにとられたらたまんないんですけどね、どうやら好きらしい…
ちなみにコイは上記2点ともダメ。コイのほうが好き嫌いが多いなぁ。


そんなわけで、体のサイズは全然計ってないけれど(ダメ親)、幼稚園でも割と体は大きい方みたい。服のサイズは100、靴は日本のが17センチ、ブラジルのが26サイズです。でかい!!
(靴は日本の瞬足がやっぱり優秀だよね。軽くて履かせやすくて親にもありがたい。)

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総じて健康で明るく楽しく生きていてくれることに心から感謝しつつ、だんだん赤ちゃんぽさが薄れていくことには淋しさを感じてしまう。
抱っこしたらまだまだふわふわで可愛いけど、これもいつまで続くやら〜