宿題の嵐〜〜〜
コイの学校ツナガリでもうひとつ。
日本から戻ってきて久々にこちらの学校に行ってみて一番びっくりしたことが、宿題の増加である。
この8月から学年が一つ上がり、いわゆる1st grade、アメリカ式教育でいうところの1年生になったわけだけれど、もう宿題の量が前年度と全然違うっ!!!
月曜日には英語と算数のプリントを4枚ずつ(両面)と英語の本を持ち帰り、翌月曜日に提出する。
火曜日にはポル語の課題(やはりプリントと本1冊)を持ち帰り、翌火曜日に提出する。
いずれも1週間の猶予があるんだけど、これが案外大変なのよねぇ。
なんとかこなせるのはポル語の課題。やっぱり3年も経つと、宿題くらい一人で出来るようになるのねぇ…としみじみ。
そういえば通知せんで、E+(エクセレントの上)をもらったのは、ポル語だけだ。
それでも話題によっては私のサポートが必要となる。選挙の話題とか、子どもの人権とか、そういうのは難しいよね。
算数は文章問題がとにかく英語なのでアウト。そばにいて一緒に翻訳しながらじゃないと、正確な答えを導けない。
英語も厳しいねぇ。毎週金曜日に単語のテストがあるんだけど、それに向けて毎週10〜15の単語を覚えなきゃいけないとか。
絵を見て文章をつくるとか。
文字を並べ替えて単語をつくるとか。
英語圏の子どもたちがいかにして読み書きを覚えるか…というのを知ることができるのは非常に興味深いが(案外、地道なのね)、毎日の宿題となると親も子も大変だわ〜
特に、ポル語ベースの子たちが英語の読み方に慣れるのは非常に困難だ。どうしてもポル語発音で読んでしまうからねぇ。
now はナウじゃなくてノウと読むし、mustはマストじゃなくてムストだし。うんうん、気持ちはわかる。そう読む方が自然だよね〜、英語の発音ってホントに不規則が多くていやらしいよね〜、でも仕方ないのよ英語とポル語は違うんだから!!!
と、なだめすかしながら、なんとか覚えていただかないと先に進めないしー。
それに加え、毎日15分間の読書というのが必須課題となっている。
私は、自分の都合のいいように解釈し、「ええい、英語でもポル語でも日本語でもいいから、とにかく本を15分読ませよう」と思って実践してたのね。
日本語の本には当然ナルトのマンガも含まれるとして(笑)
だけど今日の面談で、「英語の」本を15分、音読で!と念を押されてしまった…
やっぱりそうか…。
やはり英語習得には音読が必須らしいですよ、みなさん。
英語を口から出したいのなら、無理矢理でも口から出さなきゃダメみたいですよ。だから音読なんですね〜
それはよーーーくわかるので、今日から英語本15分を実践しております。できない発音は私がまずやってみてから真似させる、という方法で。
とりあえず今まで英語を勉強してて良かったよ…こんなところで役に立つとは。
ちなみに今日読んだのはこの2冊。当然、15分じゃ終わりませんが、本人、波に乗っていたので2冊。
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コイがまだ小さい時に、なんとなく買った英語の絵本たちが、いま、こうしてまた日の目を見ているとは。
本たちの人生も、どう転ぶかわかりませんなぁ。
我が家にある英語絵本をかき集めることにしよう。しばらく活躍の場が出来ましたぞ。
そんなこんなで、学校から帰っておやつを食べて、すぐに机に向わなければならない日々。
さらにくもんの算数プリントももれなく毎日ついてくる。
さらにさらに。日本から取り寄せている通信教育の教材(ドラゼミ)もたまっていく一方…。国語なんて、ついに漢字が登場したよっ。
とてもじゃないけど、ピアノを習ってる余裕はないというのが現状(涙)
もう少し宿題に慣れてきたら、また、考えましょか。
(っていうか、宿題、多すぎだよねーーーー)