個人面談
今日と明日、コイの学校はお休み。木曜と金曜、完全に平日ですが、お休みであります。
なぜかというと、この2日間、先生と親との2者面談(実際には子連れで行くから3者面談か。)があるから。
日本ってわざわざ学校を休みにするっけ?
しないよね?
放課後の数時間を割り振って、トータル1週間くらいかけてやるよねぇ?
ここの学校はいさぎよく2日間休みにしちゃって、午前も午後もフルで面談を入れるらしい…。
ひとり20分間。
面談のはじまりに、「英語がいいかポル語がいいか」と聞かれて、うーーーんと考えて「ポル語」と答えた。
ますますヤバイよ英語…。
そして面談スタート。
先生から各教科の話や生活態度の話などが出る。先日もらった1学期の通知表に沿って、項目ごとに解説してくれる。
ここの学校は4学期に分けているみたいで、8・9月が1学期なんだそうだ。
出席日数が半分以下なんですけど…1学期…。
先生によると、この学校にきて日が浅い割にはみんなになじむのも早いし、友達も多くて楽しくやってるし、勉強もついていけてると。
ただ、授業中のおしゃべりが多いと!
注意されればすぐに気まずそうな顔してやめるから、まだいい方だと(笑)
大人の言うことにちゃんと従う、敬意を払うという点が素晴らしいと。
うーーん。いいところをしっかり伝えてくれる先生。素敵です。
だけど、傍らで話を聞いてたコイよ。そこんとこちゃんと直してよね、今度からは。
あと、お母さんから何か不安な点とか質問はありますか?ということだったので、率直に。英語は今のままで大丈夫かどうか質問。
特に、算数の文章問題がかなりヤバイんだよね。英語で書いてあるわけですよ、「青い玉が3個あって赤い玉が6個あったところに、青い玉が2個加わりました、青い玉は全部でいくつになったでしょう?」みたいなのが。
これはもう日本語で見たらあまりに単純なんだけど、英語になると、コイは平気で3+6+2=11とか回答しちゃうわけ。
出てくる数字を適当にアレンジしちゃうの。読めないからしょうがないんだけど、いつまでもそれじゃあ点が取れないよ。
先生いわく、そこんとこは次第に慣れてくるから心配ないと。基本的な計算の仕組みは理解しているから大丈夫だと。
とにかく今は英語力アップを第一課題として取り組むことだ。
なるべく家でも英語で会話しましょう、と先生は言う…。
でも家では日本語力をキープ&アップのために、やっぱり日本語で通したい。っていうか、今の私に英語で会話しろと言ってもそれは無理な相談だー。
ともあれ。
面談の内容はどうあれ、先生のスタンスとか人柄とか、そういうものがよく伝わるいい機会だった。
担任と副担任の2名体制なんだけど、二人ともブラジル人女性。骨太な感じで、身も心もがっちりしたタイプの頼れる担任と、きゃしゃで可愛いけど言うことは言うわよ!って感じの若い副担任。いいコンビで、何より、コイが二人によくなついている。
日本の学校における先生と生徒の関係とはやっぱりちょっと違うよね、愛情表現がやっぱりブラジル的…。ぎゅううっと豊かな胸に顔をうずめさせ、さよならの挨拶…。
両方の学校文化を経験したコイは、何か感じるものがあるんだろうか?!
たぶん、どっちがいいとか悪いとかっていうのはなくて、どっちも楽しいんだろうな。日本の学校もブラジルの学校も。