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日本文化祭り em Salvador


ブラジル国内においても、日本人・日系人が極端に少ない地域であるサルヴァドールですが、「日本文化祭り Festival da Cultura Japonesa」という大規模イベントが、毎年8月に開催されているんですね。
サルヴァドール3年目にして、今年初めて行ってみたんだけど(これまでは8月中は日本滞在中だったため行けなかった)、これが想像以上にビッグで活気のあるお祭りだったのでビックリ!!!



今年は8月28・29の土日に、ピアタンのAABB(アーアーベーベーと発音)というスポーツ施設で行われました。
どうやら会場は毎年微妙に違うらしいので、毎年確認が必要なんだけれども。



祭りのメインは「盆踊り」。Bon Odoriであります。
タイトルにXIX Bon Odoriとあったので、今年で14回目になるのでしょう。


大きなやぐらが組まれ、その周りを踊りの輪がぐるぐる回ります…。まさに、日本の祭りの盆踊りの光景。ただ違うのは人種構成とノリ(笑)
こちらのアシェダンスなどに比べたらずいぶんシンプルでおとなしい踊りだけれども、地元の人たちにかなり人気がありましてね。そもそも会場に来ている人の割合は、8対2で非日系という具合で、圧倒的に外国人顔が多いんだけども、そんな皆さんが上手に踊っていらっしゃる。
大変ほほえましい光景ですな。
私はアレックスを誘って踊りの輪に入ろうとしたんだけど、アレックスよ、恥ずかしがってダメ。人混みの中に彼一人置き去りにして母だけが踊るわけにもいかないので(笑)、今回は輪の外側から眺めるだけにしておきました。
でも、炭坑節を中心に、何度も何度も踊ってたなぁ。好きだなぁ、みんな。



踊り広場の周りには、飲食コーナー、物販コーナー、トヨタやホンダの車展示コーナー、プレイステーションコーナー、マンガ・アニメコーナーなどなど…
小さいながらも充実の各ブース。どこも若者を中心に大賑わいでしたよ。


可愛いナルトグッズ。



カードゲーム(遊戯王?)に興じる少年。



イベントステージでは、相撲が大人気!力士たちは日系人が中心のように見えましたよ。
どこからいらしてるのかしら?



晩御飯は屋台のうどんを。市内の老舗日本食レストランSUKIYAKIが出しているテントのもの。おいしゅうございました。
一つ10レアル、500円。お祭り価格ですなぁ〜。



これだけでは足りなくて(笑)、同じくSUKIYAKI提供のお寿司量り売り(ポルキロ)をつまみました。サーモンの炙り寿司が美味しすぎて思わず列に並びなおしておかわりしちゃった。



この祭り、サルヴァドール市民にはとても評判がよく、身近なブラジル人の知り合いから「僕も昨日行ってきたよ!」と声をかけられました。何人からも。
サンパウロやリオなどの都会と違って、サルヴァドールは、こういうたぐいのお楽しみが少ないからね。特に冬場はね。だから市民にとっては待ちに待った8月の祭りって感じなんでしょうね。

私はサルヴァドールに来て初めて浴衣を着ましたよ。やっぱり盆踊りには浴衣でしょ!
夜風が爽やかで寒すぎることなく、気持ち良く浴衣で過ごせました。
っていうか、浴衣、いいかも!適度に風通しが良くて、木綿だからさらっと着られて。
ドレス感覚でこれからもちょくちょく着ようかしらん。