コリンチャンス&ヴィトリアでこども植樹会
コリンチャンス対ヴィトリア戦の前日、なぜか突然、双方の子どもチームのメンバーによる植樹会があった。
前日には、スクールに集合して、試合当日の流れなどの打ち合わせをするという話だった。
ところがその前日、携帯に電話が入り、打ち合わせはスクールではなくスタジアムでやると。その他もろもろ言ってたけど、私はその時、街の雑踏の中にいて、相手の声がよく聞こえなかったのよね。ま、場所と時間を確認できたから、詳細はどうでもいいや、当日で…と思って、電話を切った。
そして土曜日の朝、コイとダンナと二人で打ち合わせに行った。
そしたらさ。
行ってみたら、全然打ち合わせなんかじゃなくて、なぜかいきなり「植樹」だったんだって!
コリンチャンスの生徒とヴィトリアの生徒が、スタジアム付近の野っ原に集まり、300本の苗木を植えたんですってよ。
どうやら、青少年育成の一環?環境保護の一環? なんだかわからないけど、そういうイベントだったようです…
(あとからスタジアムに掲げられていた看板を見ると、カーボン・ゼロ:CO2排出ゼロキャンペーンの一環だったんですね)
そこにはテレビカメラも入っていて、なんと、数ある生徒の中からなぜかコイだけが呼ばれて、インタビューされたんですと。
カメラマンがコーチに、
「あのジャポネースを呼んでくれ」と頼み、コイが駆り出されたと言うわけ。
ま、ジャポネース、目立つからね…。
突然のことにややうろたえながらも、カメラマンのオーダー通りに、苗木を植えるふりをしたりしたんだって。
そしてインタビューにも一応、答えたんだって。
大丈夫だったのか、コイ???
その様子が実際にその日の夜のニュースで放映されてしまったからスゴイ。
うちのビデオデッキが調子悪くて録画できていないのが激しく悲しいのだけれども。
そしてその日から1週間ほどの間は、テレビ局のサイトで動画が見られたんだけども、それも終わってしまった〜
動画ストリーミングをパソコンに保存しようとトライしたんだけど、なんか、うまくいってないし。ファイル、再生されないし(涙)
なので、こちらで皆さまにご覧いただけないのは残念ですが(いや、バイーア州のローカルニュースだし、しかも一瞬芸なので、見るほどのものでもないんですが)、なかなか流暢なポル語でしっかり受け答えできていましたんですよ。ホッ。
TV「なぜ木を植えるといいの?」
コイ「木は、自然環境を助けるから」
TV「なぜ自然は大切なの?」
コイ「生き物が生きて行くために必要だから」
みたいなことを言っておりました。
それにしてもこの苗木、一体、何の木なんだろう?
細くて頼りないけど…なんだろうねぇ?
途中で、ヴィトリアの選手が来たらしく、子どもたちが一斉に群がってサインをもらったそうです。それにしても、相手チームのユニフォームにサインをしてくれるなんて…なんて太っ腹でおおらかな選手なんだ!
いずれにせよ、いい経験させてもらったねぇ、コイ!
サッカーをやっていることで、ふだんなかなか出来ない経験をさせてもらっていますなぁ。
ありがたいねぇ。