~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

完璧には書けない…(涙)


大学のポル語講座は相変わらず続いておりまして、ヤル気が下がって遅刻も増えておりますが(汗)、なんとか通い続けております。



授業内容は相変わらずアバウトなのですが(つまり話があっちこっち飛んじゃって、全然系統立った授業ではない…ま、文法を一応すべて終えた人向けの「中級B」コースですからね、仕方ないのかな)。
先生の指導意欲は前より上がった気が…しないでもないです。



と言うのは先日、毎週提出している日記の添削事項を、わざわざ授業後に私を呼びとめて口頭で説明してくれたのね。
今までは間違いを紙の上で指摘して返却してくれるだけだったんだけどね、この日はどうしたことか、呼びとめられたの。



さて私が書いた日記の添削結果は…



むーーーん。



やっぱりポル語ってムズカシイ〜。っていうかふしあなが多すぎ〜。
在ブラジル歴約5年(うわっ)、どんなにポル語に慣れたと思っても、100%の作文は私には無理なのかもー(涙)



具体的に間違った部分を言うと、まぁ、おもに「冠詞」なのよね。名詞の前につくaとかoとか。deとくっついた時のdoとかdaとか、dissoとか。それがどうしても抜けがち。ついdeで済ませがち。


あとは、動詞に伴うdeとかaとか。
たとえばchamarは、deをつけると「だれだれを○○と呼ぶ」の意味。
deがつかないと、「おーーい!」って「呼ぶ」行為を指すのね。そういえばそうだっけ…。


avisarは「知らせる」の意味だけど、aを伴って「だれだれに」知らせる、という意味になる。
私はavisar para とやっちゃった。正解はavisar a なのね。


voltarは「戻る」の意味。どこどこに戻る、という具合に場所を入れる場合は、voltar a どこどこ、という風にやはり動詞の後ろにaが必要。さらに「どこどこ」がsalaだとすると、salaの前に冠詞のaがつくから、voltar a a salaになるわけで、a a とaが二つ重なるときはaの上に逆向きの'をつけて一つにまとめる…とか。


教室はsala de aula。私はついついsala da aulaと書いてしまう。



…って、なんかもしかしてマニアックでしたかね?



要するに、たぶん、私が書くポル語の文章、大間違いはないけど子間違いはまだまだたくさんあるってこと。相手に意味は通じてるけど(だから相手がポル語の先生でない限り、私の間違いを指摘してくれることはない→ってことはいつまでも間違いに自分で気付けない)、よくよく見るとミスが結構あるよ、ってこと…。



日本語で言うと、
「教室に戻る」というところを「に」を抜かして「教室戻る」と書いていたり、「サンドラに知らせる」と書くべきところを「サンドラまで知らせる」と書いていたり。そういうことなんだろうと思う。


そうそう。
私が教わりたいのはそういうこと。
日常生活の会話には苦労しなくなった今、ともすれば流してしまいがちな、ささいだけど文法的にはささいではない事柄を、プロのポル語の先生に指摘して欲しいのよ。
特に「正確に書く」って、難しいなって実感してます。正しいポル語で書く、ってことって…。
話す聞く、は流れて行ってしまうからねぇ。本当は話す方も正しい文法でさらっと話せるようになりたいのはやまやまだけど。


正しい日本語も怪しくなっている今日この頃。外国人の私が、さらさらっと「正しいポル語」を書ける日なんて一生来ない気がする…。うーん。