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ブラジル人身分証明書(Identidade)イデンチダーヂ


ついにアレックスも正真正銘のブラジル人だなぁ…と思わされるアイテムがこれ。
RG(エヒ・ジェー)と呼ばれる、ブラジル人の身分証明書。RG自体は、個人個人につけられた国民番号のようなものなんだけどね、写真入りの、クレジットカードよりふた回りくらいも大きいラミネート加工されたこのカードが、もう立派なブラジル人のあかしなのだ。


これは、生まれてすぐにでも登録し受け取ることが出来るものなんだけど、なんとなく我が家では放置されていた。これがなければ、とりあえずは出生証明書というものがあれば、身分証明の代わりになるし。
でもまぁ、せっかくだからもらっておくか…ってことで、パスポート更新のついで感覚で役所へ。


これはパスポートよりもずっとずっと簡単でビックリ。
お金は一銭もかからないし。
それこそ、アポなしでいきなり役所(これはイグアテミでは出来ず、ショッピング・バッハの中にあるSACでの手続きだったが)へ出向き、名前や生年月日などを登録し、写真を撮ってもらい、はいおしまい。
申請当日の、それこそ数時間後には、立派なカードが出来あがったのでありました。


驚くことに、同じ手続きを、もう還暦近いと思われる浅黒い肌のおじさんが、同じ日にしていた。
…ってことは、今まで、還暦近い年になるまで、登録してなかったってことですか?!
それとも紛失したか何かで再発行ですか???


とにかく、ブラジルに住んでいる限り、このRGという番号は常に常に尋ねられるのだ。これがその人を証明するものだからね。


そして私たち在住日本人は、もちろんブラジル人ではないので、この番号は持っていない。いくら永くここに住み、永住ビザでポル語をあやつり日本語を忘れてしまった1世日本人であっても、この番号は持っていない。それは、ブラジル人ではないから。(そりゃそうね。)→ブラジル人に帰化した場合は別として。


で、代わりに、外国人登録証というものを作るのだ。
番号は、RGではなく、RNE(エヒ・エニ・イー)と呼ばれる。これが外国人在住者の身分証明となるのだ。やはり写真付き。ブラジル人身分証明書よりつくりがしっかりしているのが特徴。カッチリとしたプラスチックのカードだ。
ブラジル人のは、いわゆるラミネート加工って言うの?無理して折れば折り曲がるタイプ。
で、無理して折って折り曲げて、無理やり小さい財布に入れてくしゃくしゃになっているブラジル人は多数(笑)。っていうか、サイズが大きすぎるんだよねぇ。せめてクレジットカードサイズにしようよねぇ。



写真は、アレックスの身分証明書(ブラジル人版)と、コイの身分証明書(外国人版)。グリーンとピンク、どちらもなかなかキレイです♪


日本はこういう身分証明はないものね。だいたい運転免許所だもんなぁ。子供なら健康保険証か?
そもそも、ブラジルほど身分証明に関してうるさくない国だもんね、日本って。飛行機だって、誰の名義でも乗れちゃうもんね。
ブラジルはその辺、厳しいよ。飛行機は特に。この身分証明書(もしくはパスポート)の本物を提示しないと、そしてその名義がチケット名義と一致しないと、絶対乗せてくれません。
それほど、怪しいヤカラが多い国とも言える…?!