日本だなぁ…
晴れた日に、ベランダに洗濯ものを干す。おひさまの日を浴びてふわふわに乾いたタオルは気持ちいいな〜、とか。(ブラジルのマンションでは外干し禁止。)
流しでお皿を洗う時、水の流れが快適で、なめらかで、静かだな〜、とか。(ブラジルの蛇口、なぜかすごく高い位置から水が出て、しかも出方がしょぼい。)
あ、これはプラ、これはアルミで、これは紙…ってゴミを分別する、とか。(ブラジルはなんでもかんでも一緒にゴミ袋行き。)
洗濯機にさっき入れたと思ったら、もう洗いあがってる!とか。(ブラジルの全自動洗濯機は最短でも1時間はかかります。)
そっか、トイレに紙、流していいんだった!とか。(ブラジルでは紙は備え付けの大きいゴミ箱に捨てます。)
日々の生活の中で、あぁ、日本だな〜と実感している今日この頃です。
スーパーで目にするものすべてが新鮮。たかだか1年ぶりだけど、スーパーに来ると、やっぱり感激するね。
小さいパックで売られている肉。きれいなピンク色の豚肉。薄切りの霜降り牛肉。
ぶらさがっている塊の牛肉がなこと。まるまるの一匹魚がいないこと。
ジャガイモが1個いくらで売られていること。キロ売りじゃないってこと。
牛乳が紙パックに入ってること。しかも銘柄が豊富なこと。
買ってすぐに食べられる、しかも美味しそうなお惣菜がたくさんあること…
あぁ。日本だなぁ。
サルバドールで暮していれば、まぁ、あるもので、ある範囲でなんとかやっているし、その時は不便も感じないものだけれど、
こうして日本を目の当たりにすると、
ブラジルではなんて苦労してるのかしら私!!!って気になってしまうわ。
日本は暮らしやすいね〜。
今回、「食」の部分において、一番大きな感動を覚えているのは、私よりもコイかも。
たとえば食パンを食べて、「あぁ〜やわらかいねぇ、ふんわりしているね。日本のパンは美味しいなぁ…」としみじみつぶやく。
たとえば牛乳を飲んで、「あぁ〜日本の牛乳は美味しいなぁ。おかわりっ!!」と、ブラジルではネスカウなしじゃ牛乳飲まないくせに、がぶがぶと。
たとえば湯葉を食べて。豚しゃぶを食べて。ひじきを食べて。たらこを食べて。いちいち感動してくれます。
去年はそんなこと言わなかったのになぁ〜。コイ、7歳にして「違いが分かるオトコ」になってきたのだろうか(笑
そしてついに、待望の美容院に行って来ました。帰るたびに利用している、駅前のチェーン系美容院。
いやぁ。やっぱり日本の美容師さんはいいですねぇ。素晴らしいっ。
私が意図していることをしっかり理解して、思うようにやって下さる。素晴らしい。
今回もデジタルパーマで、今の長さをそのままに。
さすが日本の美容師さん、私のカット具合がちょっとイマイチなことにしっかり気付いてくれましたよ。
「あ… 最後にカットされたのいつごろですか…?」「なんかちょっと全体的にカットが中途半端なようなので…」
そうでしょそうでしょ!中途半端でしょ?
でもね、これがサルバドールの美容院の精一杯なんですよぉ…と涙ながらに(笑)訴える私。
そ、そうなんですか…大変ですね…と同情してくれる美容師さん。
うーん。こういう会話を日本語で楽しみながらカットしてもらえる、ってのも日本ならではだねぇ。最高だよ。
ひさびさに前髪を作ってもらい、なんとなく全体的に若返ったような?
コイに言わせると「別人」。
いやいやいや、そこまで別人でもないと思うけど、でも前髪ひっつめの伸びきったストレートヘアのママ(ブラジル仕様の私。)がコイのイメージだとしたら、確かに今回のスタイルは別人かもねぇ。
帰り際、
「いや〜ブラジルまで連れて帰りたいです」と思わずつぶやいたら、美容師さん、笑ってました。
でも本心です(笑)。
ついでに、日本のスーパーも一店舗、持って帰りたいです。
はい、本心です。