~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

魚市場へ行って、おうちでマグロ納豆丼


ひょんなことから、サルバドールの魚事情を調べることになり、ここ数日、魚屋さん巡りをしております。
ブラジルは断然、肉>魚の国だから、魚はあまり食べないんだけど、サルバドールは海に面した街なので、サンパウロなどの内陸の街から見たら、よく食べる方だと思います。
レストランでも魚メニューは必ずあるもんね。
サンパウロだと、魚メニュー無しの店も少なくないよね。



なので、レストランで魚を食べる機会は少なくない我が家ですが、自分で調理するとなると…頻度は下がるなぁ。
せいぜい、白身魚の切り身を買ってルクエ蒸しにしたり、チリ産のサーモンを買って焼き魚にしたり。たまにイワシも焼くけど、まぁ、その程度。
魚専門の市場なんて、今回、初めて足を運びましたよ。
あるんですねぇ、専門市場ってのが。Mercado Popularと言う名称だけど、売っているものは魚介類オンリーです。


そこは、Comercio(コメルシオ)という地区にあり、下町の庶民的エリアといったところ。私たちが住む、マンションいっぱい・買い物はスーパーマーケットで、という住宅地エリアとは全然雰囲気が違うところ。
やってくるお客さんも、ガタイのいい力仕事関係と見られる男性がすごく多かった。
そう、なぜか魚を買いに来るお客さんって、男性が多い?!なんでだろう???
少なくとも私が見た感じでは、魚市場の客の6〜7割が男性でしたねぇ…。



さすが専門市場だけあって、さまざまな魚がありましたよ。おもしろい。
今まで魚に注目することなんて全然なかったからね、すごく新鮮な感覚で見て回れました。住み始めてもうすぐ丸3年のサルバドールだけど、まだまだ未知のエリアは多いわ…ということを実感。


小さなボックス単位で、小売店が連なっています。基本、量り売りです。
魚と同じくらい、エビも扱われています。サルバドールはエビをよく食べるからねぇ。殻つきでキロ650円くらい、むき身の生で800円くらい。
スーパーで買うより安いですねぇ。



聞いたこともないような名前の魚がズラリと価格表に並びます。
イマドキは、こういう庶民派市場でも、各種カードで決済できるのですね〜。カード社会ブラジルだなぁ。


ところで、ブラジルの海は暖かいからか、なんだか、デカイ魚が多いですねぇ。体長1メートル近いのがごろごろいるよ。
そして赤や黄色など、色つきの魚も多いね。だから建物の外側に描かれている魚が、赤と黄色と青なんだなぁ。
日本の魚売り場を想像すると… シャープな体つきの、銀色に光る魚が多かったよなぁ。


大きなエイも、この街ではポピュラーな魚です。arraia(アハイア)というのがポルトガル語でエイのこと。




サルバドール近海で採れる魚が中心のようだけど、中には、他州や近隣諸国からの輸入物もあって。
なんと、マグロもありました!

サンタカタリーナ産のマグロですって!
刺身で食べてもOKですって!!!


これはまさにマグロだ… 大きいもん。
かつて、自宅付近の魚売り屋台で買ったちっちゃな「マグロ」とはわけが違うぜ!(その時の記事はこちら
これは買い!とすかさず値段を聞くと、1キロあたり18レアル、約900円だと言う。
そんなに安くはないけど(他の魚はキロ400円〜600円が主流)、でも、マグロだよ!
2キロほど購入。



その日のランチは、もちろんマグロ納豆丼♪
サンパウロで買ってきて冷凍庫に大切に保存してある納豆を使って。
買って来たばかりのマグロを切って。
子どもたちも私たちも大好きなマグロ納豆丼…
サンパウロに行ったら必ず食べて帰りたいのが、栄(レストラン・しげ)のマグロ納豆丼…
いつも思い出すのは、PLゴルフクラブのレストラン・愛のマグロ納豆丼…(とろろ付きがポイント)
そんな我が家ですもの、その日のランチはめちゃくちゃ幸せな気分でいっぱいになりましたわ。



大事に500グラムずつ使うことにして。
土曜のランチにマグロ納豆丼。日曜のランチにマグロ納豆丼。
あぁ…幸せ。
(ここにとろろがあればなお最高)



あと2回分、冷凍庫にストックがあると思うと、あぁ、嬉しい!
なくなったら、またあそこまで行けばマグロが食べられると思うと…嬉しい!



もっと早く魚市場に足を踏み入れれば良かった。
キッカケがないと、人って、普段しない行動をなかなかとれないものですねぇ。