~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

ひさしぶりの住宅トラブル…エアコン置場が落下


ガラス落下事件の記憶がすでに遠ざかりつつある今日この頃ですが(ええ、あれはもう1年前の出来事)、今度はまた新手のトラブルが発生しました。
それは先週のこと。
突然、ポルテイロ(門番)から内線電話がかかってきた。


断水か?停電か?はたまた温熱機の検査の話か???と思って電話に出たら、
「おたくのエアコン置場が崩れ落ちて、ひとが怪我する可能性がある。ちょっと見に来てくれ」と言う。
はぁ?
エアコン置場が崩れ落ちる?
ひとが怪我??


何のことやらよくわからないまま、とりあえず下りてみろと言うので門番のところまで行った。そしたら、「こっちだ」と案内され…
なるほど。確かに。
現場を見ると、確かに崩れ落ちてました。エアコン置場が。


さてエアコン置場と言っても日本の方々にはピンと来ないかと思います。ここはわかりやすく写真でご紹介すると、こんな感じ。
マンションの外壁に各階ごとにくっついている茶色いパーツ。これなんです。


年中夏の暑い街・サルバドールでは、ほとんどのマンションに「エアコン置場」がついています。日本なら「エアコンの室外機置場」と言い換えられるけど、ここでは「エアコン本体」置場を指します。
というのも、こっちのエアコンって、日本のエアコンとイメージが違って、ちょっと大きめの電子レンジくらいの箱型の機械から冷たい風が出てくるというタイプなの。冷たい風のみで、温風はなし。なのでエアコンというより「冷風機」と呼びたいわね。
これは室外機もなにもなくて、箱型の本体のみで動くわけ。これを、壁に穴をあけて埋め込み、壁からはみ出す部分を、今回問題になっている「エアコン置場」に置くわけです。
は〜ややこしい説明。


そして崩れた我が家のエアコン置場というのは、実際にはエアコンは置いてなくて、室内側の壁の穴は石こうで埋めてあったの。
だから、今回の件は、家にいる私には全く見当もつかない話。
屋外の清掃をしている兄さんが、見知らぬ石の破片を床で発見し、見上げたらうちのエアコン置場が崩れ落ちていた…というわけ。


これが、崩れ落ちてない状態のエアコン置場。(でも、これだってぼろぼろ。時間の問題でしょ)

これが、崩れたうちのエアコン置場。


確かに…こここれは危ないでしょう。何かの拍子に大きな塊が落ちてこないとも限らない。
早急に処理が必要!!!
早く撤去してくださいよ、もちろん外側からハシゴででも上って、塊をとればいいだけでしょ!と門番に言ったら、


エアコン置場部分は、マンションの共有部分ではない。各部屋の備品扱いだから、マンションとしては処理できない。
と、来た。


しょうがないから不動産屋に連絡した。そしたら今度は「そこはマンションの共有部分でしょ」と言う。
は〜 水かけ論だよぉ。
私の説明が下手だったのかも知れないと思い、電話を門番に渡し、門番から不動産屋に説明してもらった。そしたら、とりあえず見に行きますと言うことに。
その日に来るといった不動産屋は結局暗くなっても来なくて。
翌朝、また催促の電話して、やっと午後に来てもらった。


不動産屋も危険な状態は把握したようで、すぐに家主に連絡すると。
その後、私に連絡すると。そう言って帰って行った…。
結局、外側からの撤去は出来ないから、ウチの中に入って、室内の石こうをいったんはがして壁に穴をあけて、内側から崩れた部分を取り出すんだそうだ。
ってことは、また家に工事人が出入りして、そこの部分の家具をよけて…ってことになるわけで。
そこの部分って、私が今まさにこれを書いている場所。私のパソコンデスクのコーナーなんだよぉ(涙)


なーーーんにも悪いことしてないのに、またこんな面倒な事が降って湧いてきた…。
今回のことは、経年劣化だからしょうがないとしても、なーーんでたまたま私が住んでいる時期に崩落するのよ〜〜〜。
同じつくりになっている他の階のエアコン置場も、やはり、同じように崩落は時間の問題だと思われ。
マンションで一斉に取り換え工事とかしちゃえばいいのにー。


そして、こんなに危ない状態にもかかわらず、不動産屋からはその後私への連絡ナシ。
こちらからは何度も電話して、「担当者が戻ったら連絡させますから電話番号を…」というやりとりを3回もしているのに。
担当者からの電話は一度もナシ。
こういうところが、ほんと、ブラジル的な仕事だよなぁと思う。
ちんたら作業して、そのうち本当に誰かの頭に落下して怪我どころか死亡したらどうするのよ?!
そういうこと、考えないのかなぁ。
私は、もう何度も「緊急事態(ウルジェンチ!)なんだから、早く作業に入って下さいよ」って頼んでるのに。
これ以上、どうしたらいいのよーーー。