オンボロでもトヨタ
あぁ、なんて静かな月曜の朝…。
週末、家族が全員集合で終日過ごすのは、楽しいけどなんせうるさくて疲れるものだ。
(最近のコイとアレックスのじゃれあい?ケンカっぷりはもう、すさまじい。うるさすぎ。)
なので、一夜明けて、みんなが学校だ会社だと出て行く月曜の朝は、本当に落ち着いていて静かで平和だ〜。
ところでアレックスのお迎えのおじさん。
今朝もまだボロボロの代車だったから、聞いてみた。まだトヨタは直らないの?部品届いたの先週だったよねぇ?
って言うより、新車を買ったらどうですか?
修理費、かかりすぎてるし。
今の時代、3万レアル(150万円)以下で新車買えますけど?
と、思わず言ってしまった。
そしたら、おじさん、すかさず反論!
部品は昨日、隣町に取りに行ってきたところだ。(あれ?先週、空港まで部品を取りに来てるから、帰りのお迎えは出来ないって電話してきたんじゃなかったっけ?)
これから修理をお願いするところだ。
うまくいけば明日には戻って来る。
新車なんて高くて買えない。
それに、カローラは最高なんだ。古くたってカローラなんだ。
他の国産車なんてダメだ。カローラ1台を長く乗ることは、国産車10台を乗りつぶすのと同じだ。
…と、こう来た。
そうなのね。カローラを愛しているのね。そこまでいいクルマなんだ。
古いものを直して直してとことん使う、ブラジル人の精神は私、好きよ。
しかしアナタには、子どもたちへの配慮(安全性、快適さ)みたいなものはみじんもないのですか?
今朝もポルテイロ(門番)に言われちゃったよ。
「もし僕に子どもがいたら、彼には任せられないね。あんなオンボロ車には乗せないね。」って…。
あぁ、もう。
もう…。