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松田聖子 アルバムの名曲を語るシリーズその4:四月のラブレター(1982年アルバム「Candy」より)

四月のラブレター

作詞:松本隆/作曲:大滝詠一/編曲:大村雅朗

1982年11月10日リリースの6thアルバム「Candy」収録

 

小さい頃の夢は「聖子ちゃんになること♪」だった私が、大きな聖子愛を持って聖子ソングを語るシリーズ。

 

こころはバロックカラー、いま あなたとティータイム…聖子。

 

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これが帯タイトルだった「Candy」本当に本当に全部の曲が可愛すぎる仕上がりの、大好きなアルバムの一つです。

 

帯の内容を厳密に考えると…バロックカラーで、ティータイム???謎なのですが

雰囲気的には、ヨーロッパの香り漂う「ブルージュの鐘」とか、ピクニック気分の「黄色いカーディガン」も入っていて、うん、なんとなくわかる…かな…

 

さて本アルバムでは、歌詞は松本隆さんが全て担当。作曲は大滝詠一財津和夫南佳孝大村雅朗と、そうそうたるメンバーが顔を揃えます。本当に聖子ちゃんの曲は、アルバム曲のどれをとってもインパクトあってステキで、楽曲として素晴らしいんだなぁとつくづく思います。

 

で、歌ってみると、どの曲も難しいんですよね…。

わたし今、ポケカラで、聖子ちゃんのアルバム曲コンプリートするシリーズを個人的に楽しんでいまして。このアルバムも全部歌ってみたんですけど、この時期の聖子ちゃんはキーが高くて苦労する曲が多くて。でも、だからこそ、とにかく可愛いメロディに、歌詞もとびきり可愛いのです…。当時の聖子ちゃんがキャンディボイスと呼ばれるゆえんは、このアルバム曲の仕上がり具合から来ているとか。それも納得の、可愛さ200%の「Candy」なのです。

 

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ということで「四月のラブレター」です。

イントロの、ドコドコドンドン・・というドラムの入りが独特!そして聖子ちゃんのボーカルがすぐに入ってきます。語尾の感じがいつにも増して甘える感じでキュート…♡

 

これは大滝さんの作曲なので、半音づかいの印象的なメロディがなんともオシャレ。サビの感じは、ちょっと他のどの曲にも似ていない個性あふれる楽曲だと思います。

 

海外にいる彼から、青い封筒でエアメールが届くというストーリー。もはや、メールやLINEが主流の今では、エアメール自体もはや貴重な存在ですよね。

当時は、このようなロマンチックな思いの交換がなされていたんだよなぁ…と、40年近く前の恋人たちに思いを馳せます。

 

♪青い封筒を破れば 波乗りの写真

それとビーチの砂

I LOVE YOU 写真の裏側に

走り書き一つ まるで気障ね♪

 

もう、目をとじて聞いていると、自分がその手紙を受け取ったみたいな気持ちになる・・・ ビーチの砂を入れるとか、たぶん手紙本文はなくて、写真一枚の裏にアイラブユーのメッセージ。ザ・キザ男!ですね(笑)

 

最後に聖子ちゃん、

♪ 早く戻ってね… ♪ と甘く囁くように歌います。

 

最初から最後まで、ハートマークがいっぱい宙に舞うような、ほんとに可愛らしいキャンディボイスが堪能できる名曲です。

 

#Pokekara で『#四月のラブレター』を歌ってみたよ!聴いてみてね!私のIDは961262239。再生ページURL:https://u.pokekara.com/mv/1385577938476834816