~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

老舗カフェの揚げたてチュロス

水曜日。ふたたびバルサの試合がありました。今度は事前にチケットを買っておいたので、試合開始30分前を目指してのんびり行くことに。



その前に軽く腹ごしらえ、ということで、スペイン滞在中に絶対一度は食べるぞっ!と意気込んでいたチュロスを食べにゴシック地区へ。



ゴシック地区とは、14世紀〜15世紀の古い教会などが建ち並ぶ古い地区。迷路のような細い小道が入り組んでいて、迷い込んだら大変そうなエリアではあります。


でも、アンティークな雰囲気が今もそのまま残っていて、とても素敵。建物で囲まれた広場にはオープンカフェなどがあり、ああ、こんなところでぼーっとゆっくりお茶できたら最高…。でも今日は残念ながら駆け足で通過(涙)



目指すお店は、各種ガイドブックによく載っている、歴史あるカフェ。縦に細長い店内は、主におばさまたちで大混雑!スペインの地方都市からの観光客といった風情のおばさまたち。いい感じです。そこに混じって私たちもなんとか狭い1テーブルにありつくことが出来ました。ああそれにしても上着が多いと狭いテーブルが本当に狭くなるねぇ。とほほ。



オーダーしたのはとにもかくにもチュロス
そしてガイドブックで勧められていたように、チュロスをつけて食べる用のホットチョコレート・スイッソ(スイス風)。このホットチョコレートには他にもバリエーションがあって、お腹が許せば各種試してみたかったわ…。





子どもたちは小腹がすいたと言うので、ビキニという名のホッサンドとか丸い菓子パンみたいなクロワッサンとかをオーダー。そして好物のミルクシェイクがあったのでそれも。先日食べて美味しかったこの地域(カタルーニャ地方)のお菓子、クレーム・カタランも忘れずに。




いやはや、これがもう、さすが老舗の人気店。食べたものすべてが美味しかった。特にホットチョコレートチュロス。これはね、この店に来るならマル必ですぜ。チョコがね、甘すぎないの。ほどよく甘く程よくビターな大人のホットチョコレート。スペイン人の舌って繊細なのかもね。塩味はほどほどで美味しいし、甘いものの甘さもほどほどで美味しい。たまたま私たちが入った店がそうだっただけかも知れないけど、ここまで食べ物にアタリが多い旅もそうそうないぞ…。

バルサ観戦その2、コペンハーゲン戦


チュロスホットチョコレートで心も体もあたたまり、いざ、2度目のカンプ・ノウへ!地下鉄での移動も慣れたもの。なんたってサッカー馬鹿さんたちは通算4度目となるカンプ・ノウ行きですものね。ひひひ。



前回(マリア・クリスティーナ)とは違う地下鉄駅、Collbranc(何て発音するんだ?グーグルマップのカタカナ表記ではクイブランとなっているけれど、コルブランじゃ???)を利用。途中、高級なペットショップがあったりして、ついつい見てしまう。そして犬用バルサ服を買ってしまう(笑)


通りを歩く人はほとんどバルサファン。この流れに着いて行けば間違いない。



5分ほど歩いてスタジアムに。前回、ショップを見る時間がなかったので、さくっと一めぐりしてからスタジアム内に入った。それにしてもショップの品ぞろえがすごいこと。2階建て。買わずに眺めているだけでもうっとりしちゃいます。ファンにはたまりませんな。



さてさて…スタジアムの中へ。
今度の席はどうかな…豆粒かな…と思ったら、お、なかなかいい席をゲットしたんじゃないの男性陣!
今回の眺めはこんな感じ。



試合開始前の記念撮影を!と思ったら、カメラ構えるのが遅くてもうばらけるところだった…
いつも思うけど、この集合写真の瞬間って、ほんと一瞬だよね。



今回は、前回のスペイン国内チームによるリーグ戦「リーガ・エスパニョーラ」ではなく、ヨーロッパ各国の強豪が競い合う「FIFA チャンピオンズ・リーグ」というリーグ戦だそうです。相手は、北欧はデンマークからやって来た、コペンハーゲンというチーム。応援団もそこそこ駆けつけていましたよ。同じヨーロッパと言っても、デンマークからスペインは結構遠いと思うけど…。とは言え、ブラジル国内移動よりは狭いわけだ。


試合展開はあまりよく覚えてないけど、写真はこんなのが撮れてます。


メッシとイニエスタ


ブラジルはバイーア州出身のダニ・アルベス(ダニエウ・アウヴェス)選手の背中。いい動きしてましたよ。



コペンハーゲンの選手は大柄だなぁ…としみじみ思った。



試合後、ユニフォーム交換して上半身をあらわにしているプジョル。この人は遠くから見ても目立つ髪型なので、素人には大変わかりやすくて良い。(本来は選手の動き方で、遠めにも誰が誰だかがわかるらしい:コイ談)


この日はメッシが一人で2得点し、2−0でバルサの勝利!
メッシのゴールは確か、ゴール前、キーパーぎりぎりのところで決めた感じ…だった気がする…
すいませんよく覚えてません(汗)


お客さんが引けるまでカンプ・ノウにたたずみ名残を惜しみ、記念撮影をしまくる私たち。他にも同じエリアに日本人のお客さん(だと思う、たぶん。もしかしたら韓国人かも?)が何組かいて、へぇ、結構いるものなのね、サッカー馬鹿さんたちって…と感心した次第。日本からやっとの思いでお休みを取ってスペインまで来てバルサを見に来たんだねぇ。バルサってすごいなぁ。



試合後はすでにショップは閉店。
でも、帰り道に露店があって、ショップ内で売っているものと同じ(と思われる)グッズをあれこれ売ってました。犬好きの私はここでもバルサ犬ぬいぐるみを買ってしまった…。かわいい…。



ベイサイドでパエリアを食べる深夜0時

2度目のバルサ観戦は、前回よりさらに45分遅い、20時45分開始。終わったら23時近い。でも今日はちゃんとお目当てのレストランの営業時間を確認ずみよ♪午前1時ラストオーダーよっ。



向かった先は、バルセロナ滞在中にやはり一度は食べておかなきゃ!のパエリアが美味しいという、海辺のレストラン。もちろんタクシーで。



レストランがあるエリアは、カジノ付き高級ホテルとして知られるHotel Arts(アーツ)の近くで、ベイサイド開発地区という風情だった。いくつものシーフードレストランが並び、こんな時間なのに明るくて賑やかだった。へぇ、こんなところもあるんだねぇ、バルセロナには。ますます、いい街だなぁ、ここ。


目指したレストランEl Cangrejo Loco:エル・カングレホ・ロコは、これまでに何軒も素晴らしいレストランに導いて下さっているバルセロナ食べ歩きサイトで紹介されていたもの。本当は明るい時間帯に、海を眺めながらが最高…らしいんだけど、いやいや、こんな遅い時間帯に、美味しいパエリアをいただけるというのもなかなかポイント高いですぜ!

店内は明るく落ち着いた、なかなか高級感が漂う雰囲気。子連れでもいいですかね?という感じだけど、すでに時間も遅く、ほとんどお客さんはいなかったので、まぁOKでしょう。



シンプルなパエリア、魚介入りのパエリア、ロブスター入りのパエリア…と、お値段3段階でメニューにはあったんだけど、ここは迷わず真ん中に(笑)我が家、あまりロブスターには興味がないので。二人前からのみオーダー可能、ということでほんとは一人前にして他のお料理もあれこれ試したいけど仕方なく二人前で。でも他のお料理も試したくて(笑)軽くサラダと魚介のスープを頼んじゃいました。



このサラダ、ものすごくシンプルなのに、なぜかすごく美味しかったのはなぜ?普通にオリーブオイルと塩とバルサミコ酢でいただいたんだけどね、なぜか美味しかった。


そしてスープがまた絶品…。
くどいようですが、ここもまた塩味がきつくなく、絶妙なんだよなぁ。


いよいよメインのパエリア登場。でかいっ!!

思ったより黄色くないのねぇ、サフランの違いかしら?と思いつつ一口…
うっ、うまい!これはうまいです、奥さん!



イマイチなパエリアって、米に芯が残った感じで、まずそこでNGなんだけど、ここのはねぇ、炊き加減ばっちりだった。米のアルデンテって言うのかな?絶妙。
そして味付けがまた優しくて、深くて。具はもっと派手にゴロゴロとあって欲しかったけど(笑)、なんせお米の味が美味しいので、進む進む。
子どもたちも少しだけ食べたけど、ほとんどを大人二人で食べつくしてしまいました。え、あんなに大きなパエリヤ鍋だったんですけどいいんですか?食べつくしちゃって???しかも深夜ですよ???…って言わないで(笑)



お店を出たのは午前1時15分前。完全夜型ライフはまだまだ続きます。