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おしりカメラを恐れるな(検査の実際と、検査後の注意点編)

おしりカメラを恐れるな(検査の実際編)

 

シリーズと書いておきながら、肝心の「検査はいったいどんな感じなのか?」までたどり着いておりませんでした。昨日、9月6日の午前3時8分に発生した北海道胆振東部地震の影響を受け、北海道在住の両親や友達や親せきのことが心配で心配で、昨日はブログ書けなかったんですよね…。

 

ここでジタバタしても何もならないけれど、やはり心配でテレビ報道ばかり見てしまった一日でした。まだまだ報道されていない被害が各地にあるんだと思っています。北海道は広いし、今回の地震の範囲も本当に広いので。復旧作業にあたっていらっしゃる方々、本当に夜を徹しての作業、おつかれさまです。ありがとうございます。そしてそんな働く人々をサポートする家族の皆さんも、ありがとうございます。愛する北海道の復活のために頑張る皆さんに、私はエールを送ることしかできませんが… 試される大地・北海道は、きっとこの経験を大いに活かし、また一回り大きな大地になることと信じています!

 

さて本題に入ります。

大腸内視鏡検査の実際、と題して当日の様子をお伝えしますね。

 

朝の下剤飲みを頑張った後、もう出るものは何もないわ!状態で私はバスに乗り、20分ちょっと揺られて桜木町駅に付きました。駅前の商業ビル、コレットマーレに私のクリニックは入っています。とても便利です。ちなみにコレットマーレには無印良品やGU、映画館のブルク13、大好きなお洋服屋さんのNOLITAなどが入っていてもともと大好きなビル。上階のレストランも、大きな窓からみなとみらいの美景がよく見えて、上京した友人などを誘って食事するのに最適なんですよ。そんなオシャレなところでおしりカメラっていうのも…なんですけれど(苦笑)

 

病院で受付を済ませ待機していると名前を呼ばれ、検査着に着替えるように言われます。小さな更衣室で着替え、不織布でつくられたネイビーのデカパンツを履きます。これが噂の(?)お尻穴あき検査用パンツであります。あ、お尻の穴あきと言っても、縦に20センチほどのスリットが入っている感じなので、穴がまーるく開いているようなものではございません。全然恥ずかしいデザインではありませんので、ご安心を。気になる方は、「エニマトランクス」で検索!(さすがに楽天にもアマゾンにもなかったよ)

 

そして検査室に呼ばれ、ベッドに横になり、腕に静脈注射が入ります。これがいわゆる「鎮静剤」というもので、まぁ麻酔のようなものなんでしょう。これのおかげで私は胃カメラもぜんぜん怖くありません。本当に、寝ている間に終わってるんですから!痛くもかゆくもないんですよ。

 

…と、今回もぐっすり眠れるのかなと思いきや。胃カメラの時に比べたら、意識はあったのです。無駄話をしているうちに意識がなくなる…ってのが胃カメラでしたが、今回は無駄話しているうちにどうやらカメラがお尻から挿入されたらしく(その感覚はほぼなし、カメラが動いていく感じも全然ありませんでした)。そう、意識は検査中ずっとあったのです。多少ぼんやりとはしていますけれど、はっきりと目はモニターを見ていた。

 

担当してくれた女医さんは、巧みに細い内視鏡を大腸の奥に奥にと進めていき、時々「あ、これ取っちゃいますね」などと言いながら処置を進めています。その様子は私もリアルタイムにモニターで見ているわけです。

 

「取っちゃいますね」と言われたところには、小さなポリープがあったのでした。薄ピンクの小さく盛り上がったのとか、少し黄色く見えるのとか。そうか、これがポリープなのか。しかも、見えたそばから「取っちゃう」ことが出来るのか!と感動していた次第です。内視鏡スコープの先端からメスが出てきて、その場でポリープをつまんで焼き切っちゃうみたいです。洗浄用の水も先端から出てきたりします。おしりカメラはカメラ機能だけじゃないんだ!なんて高性能で合理的な機械なんでしょう。今の医療ってすごいな…とほんと感動です。

 

大腸の奥のほうまで行って、またUターンして戻ってきて。15分~20分ほどでしょうかね、私の体内に内視鏡が滞在していた時間は。割とあっという間です。まぁ、胃カメラが5~10分の検査ですから、それよりはちょっと長いかな。だって大腸は1.5メートルもあるんですから。しかも急な曲がり角が2か所もあるし、ヒダヒダがあって観察しにくい。一方の胃は握りこぶし2つ分と言われますから、20センチちょっとでしょうか。形状は大腸よりシンプルでしょうから、所要時間は短そうですよね。

 

ちなみに、この時は全然痛くもかゆくもなく快適そのものだったのですが、その後手術を控えて再度詳しく検査…ということで有明でやったときは、実はちょっと違和感ありました。あ、今、横行結腸の曲がり角だね?みたいな嫌な感覚がありました。この時も鎮静剤はあまり効かず、意識はずっとあったのは前回と同じ。ちなみに大腸自体は、痛み感覚のない臓器だそうで、ポリープ切られようが何されようが痛くないのですが、たぶんスコープが大腸の壁に触れたりこすれたりすると、ちょっと違和感を覚えるのかもね。そしてそれはひとえに、スコープを操る人の腕前によったりするのかなぁ。

 

そんなこんなで、私は自分の大腸の様子をぼーっと眺めているうちに、はい終わりましたよーと声をかけられたのでした。看護師さんに付き添われて歩いて隣の休息室に移動し、気持ちいいリクライニングソファで小一時間ほど鎮静剤が覚めるまで寝ていました。

 

そして時間が来て、自分の服に着替えたら、診察室に呼ばれます。ここで、検査結果の説明を受けるわけです。ポリープ一つ見つからなかったきれいな大腸の人は、あぁ良かった!でおしまい。次回は2年後とか3年後とか、気になる症状が出たら来てくださいね…とかって言われるのでしょう。

 

私の場合はポリープやらなにやらいろいろある大腸の人だったので(笑)、話はそう簡単ではなく、割と時間がかかったのですけれどね…。

 

結局、クリニックに来てから帰るまでの所要時間は、おおむね3時間ほどでした。

朝の前準備からトータルすると、やっぱり丸一日仕事になっちゃいますね。

 

なお検査当日はクルマはもちろん自転車にも乗らないこと(鎮静剤を使用したため)というオキテがあります。

 

また、ポリープ切除を同時に行った場合は、以下の注意点を守りましょう。

※ポリープ切除はれっきとした「日帰り手術」ですので、保険会社に手術給付金を請求できるんですよ!私はオリックス生命から5万円おりました。クリニックに診療証明書(病院にもよるけど私のクリニックは1件5400円)を書いていただく必要はありますが。

 

食事:3日間は消化の良い食事で、刺激物・香辛料は避けましょう

飲酒:1週間は飲めません

仕事:1週間は重いものを持ち上げたり、激しい肉体労働はできません

運動:ウォーキングのような軽いものを含めて、運動はできません

入浴:3日間はシャワーのみとし、サウナは2週間入れません

旅行:2週間は避けていただきます

(出典:がん研有明病院 内視鏡診察部からいただいた患者向け資料)

 

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→なぜこのような制限がかかるのかというと、やはり切除手術なので、傷口が開いたり出血したりする恐れがあるわけですよ。お風呂やサウナで体が温まると血管が膨張して、出血の危険が高まるんですね。飲酒もしかり。旅行中に出血したら、そこがもし田舎で、適切な処置ができる病院がなかったら命に関わりますよね…。

 

と、まぁ、事前準備も手間がかかれば、事後も(ポリープ切除があった場合は)、結構生活に制限がかかるのが大腸内視鏡検査なのですね…前後含めると都合2~3週間はいろいろガマンしなきゃいけないじゃん!

改めて書き出してみると、なんか、これ、結構大変ね…

 

でもでも!年に1回くらいは、大腸にとことん向き合う3週間を設けてくださいよ。だって、ここで初期がんを見つけることができれば手術で切除できるんだし。ポリープが見つかれば、がん化する前に検査中に切除しちゃえばいいんだし。調べて何にもなければハッピーで安心だし。やらない理由、ないですよね?

 

めんどくさい、とか、2週間も禁酒できないよ、とか、出張続きだから旅行NG期間は設けられないよ…なんて言って先延ばしにしているうちに、ひそかにあなたの体内でがんが発育しちゃってたら…どうします?

もっと大変な目に合っちゃいますよ?

 

と、思いっきり脅してみたところで(笑)、おしりカメラを恐れるなシリーズを閉めたいと思います。さぁ、これを読んだ40歳以上の皆さん。すぐにスケジュール帳を確認して、大腸内視鏡検査の予約ですよ!!!

 

人生、何ごともやるか、やらないか。その2つしかありません。

やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい。いや、この検査、やって後悔することなんて1個もないから♪

ご自身のため、そしてご家族に安心を与えるためにも。今やろう!ね。



(今回は画像ナシの記事となりましたが:さすがに自分の大腸の写真はアップするのがはばかられる…持ってるけどね。検査の様子、大腸の様子を見てみたい方は、Google検索で大腸カメラなどとキーワードを入れて、画像検索すればいろいろ出てきますよ)