~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

鎌倉・長谷寺で梅を愛でる

私のポルトガル語の生徒さんに、鎌倉にお住いの方がたまたまいらっしゃって。
お子さんがまだ小さいこともあり、ご自宅でのレッスンをご希望されました。ということで、私は定期的に鎌倉通いをすることになりました♪

横浜と鎌倉、すぐそこのようで意外と遠いんだろうな、行きたいな…とずっと思っていたけれど、これまでの一時帰国中も一度も行けなかったんですよね。でも、いざ通うようになると、近い近い!
こうしたきっかけでもないと、それでもなかなか足を運べないものですよね。
チャンスを与えて下さった生徒のM子さんに大感謝!です。

さてこれまですでに数回、鎌倉でのレッスンを行っているのだけれど、午前中だけバタバタと訪れては、午後は別の用事ですぐに移動…
名店が多そうな鎌倉なのに、ランチすらする暇なく、コンビニで買ったパンをかじりながらホームで列車を待つ…みたいな、淋しい状況でございました。

けれど、時は春まっしぐら!
そう、大好きな梅の季節!!
これはなんとしても午後をフリーにし、鎌倉で梅を愛でようではないか!と心に決め、スケジュールを調整しました。そして、ある晴れた日の午後、ついに念願の長谷寺&梅のコラボレーションを実現することが出来ました〜
(すいません長い前置きで)


長谷寺は、江ノ電長谷駅から徒歩5分ほどのところにありまして、入館料300円をハイテク券売機で購入して入ります。いやはや、いまの神社仏閣は、こんなふうに機械化が進んでいるのねぇ…。と、軽く浦島太郎気分に。

そして中に入ると、すでに梅の花があちこちにふわふわと咲いていますよ!

カメラ片手に訪れる観光客も多いですね〜。外国人も多いですし、何より、制服姿の中高生グループが非常に多くてびっくりですよ。常にいますね、長谷寺に中高生。

私はあまり時間がなかったので、駆け足気味に一回りしてきました。お堂などの中には一切入らず(とてもそのような時間がなかった…)、今回は、花の撮影をメインで!

紅白の梅が見事なコントラストを描いていて見事でしたし。

なんと、可愛いピンクの桜も咲いていました。早咲きで知られる、河津桜です。満開までもう少し、という感じ。まさかもう桜を見られるなんて思っていなかったので、嬉しいサプライズでした。

黄色と白がなんとも珍しい風情の、みつまたの花や…(紙の原料の、こうぞ、みつまたの、みつまたですね)

真っ赤な木瓜(ぼけ)の花は実に情熱的な色合い。

鮮やかな黄色で寺院を彩るのは、万作(まんさく)の花。シャープな姿と、ブラジルイエローにも負けない元気な黄色は、独特ですねぇ。素敵。

高台に上る小道がありまして、てっぺんから眺める鎌倉の海がなんとも美しいこと!
ブラジルの、サルヴァドールの旧市街から見下ろす海を思わず思い出してしまいましてね。なぜか鎌倉で感傷にひたってしまいました。海からの高さ具合が、なんかちょうどいい具合にペロウリーニョっぽく感じられたのよね…

お寺としても、歴史ある木造建築物ということで、非常に貴重で価値ある長谷寺。あじさいも素晴らしいということなので、次は6月頃に、またゆっくり訪れたいですね〜
こんなにいいところとは思いませんでしたよ、長谷寺って。東京からすごく近いのに、なんだかすごく遠くに来た感じがする場所って、とてもお得じゃないです?(笑)