~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

ブラジルフードフェスティバル@横浜公園


灯台下暗し、なんですけれども。
横浜でブラジルフードフェスティバルなる魅力的なイベントが開催されるなんて…
なんと浜松のお友達から聞いて初めて知った次第です。はい。
あまり宣伝されてなかったんじゃないかなぁ、今回のブラジルフェス。
それとも私のアンテナ感度不足…(笑)
前日に知ったものだから、このブログで事前告知することもできず〜。残念!



ともあれ、浜松のお友達…Gabbyさんとその息子さんがこのフェスにいらっしゃると言うので、これはなんとしても会いに行かねば!
その日はなんだかんだと予定のある日ではありましたが、幸いにも会場の横浜公園はご近所と言える範囲だし!
めでたくGabbyさんと再会♪ しかもニッポンで♪ しかも横浜で♪



Gabbyさんは、ブラジルはサントス在住で、ブラジル暮らしの大先輩。
現在、ちょうど浜松に里帰り中なんですよ。
狭い日本とはいえ、横浜と浜松。近いようでそうでもなく、この日まで日本での再会が出来ずにおりました〜。
私がサンパウロ在住時、いや、サルヴァドールに引っ越してからも、サントスには時々訪れ(なんたってうちには強烈なサンチスタがおりますもので)、そのたびにGabbyさんと楽しい楽しい日本語会話のひとときを過ごしていたのでした。
私のサルヴァドールにも、Gabbyさんのサントスにも、日本語で語り合える友達がそう多くはないので、久々に会うといつも尽きないほど日本語でおしゃべりしていたのでした。
ああ、懐かしいブラジルでの思い出です…



さてそんなGabbyさん親子と関内駅で待ち合わせ、そこからすぐの横浜公園へと向かいました。
横浜公園って…なんかそのものズバリのストレートな名前ですが、一体どこのことよ?と思ったら、あの野球場の周りを言うのね〜
横浜スタジアム周辺のことなのね〜。
知らなかったわ…恥ずかしながら…



スタジアムのチケット売り場脇あたりに特設ステージが設けられ、その付近にいくつかブラジルフードの屋台が並ぶ。
そういうシンプルでこぢんまりとしたフェスティバルでした。
思ったより売店も屋台も少なくて、牛肉串(エスペチーニョ)とかシュラスコサンドなどの前には結構な行列が出来ていたけれど、それでもあの代々木のブラフェスに比べたら楽勝!!
そういえば代々木のブラフェスのこと、まだブログに書いてないけど(汗)あれはものすごい人出でね。
ゆっくり散策というより、ちょっと人ごみに疲れちゃうような。そのくらいの人気イベントなのね。



でも今回の横浜ブラフェスは、どうやら今年が初めての試みらしく、前宣伝も少なかったらしく?
ほどよい空きスペースのある、いい感じの人の入り具合でした。
エスペチーニョ売りのブラジル人のイケメン兄さんとポル語で会話して喜ぶコイなど。


屋台のフードを食べつつ、ガラナ片手にステージを見ると、なんだか懐かしい腰つきのダンス!
そう、これはバイーアのアシェではないですか!
流行のアシェの曲がガンガン流れて、本場風のブラジル人ダンサーたちが踊っているではないですか〜。
な・つ・か・し・す・ぎ…

そして一通りダンサーたちが踊った後は、「みなさんも一緒にどうぞ〜」のアシェレッスンが。
これはもう。日本にいるということを忘れて、アシェしなきゃ、アシェ!だってアシェだもん!
幸いにも、我が家唯一のブラジル人・次男アレックスと、踊りならお得意!のGabbyさんも一緒です♪
コイの「ママ〜はずかしいから踊らないでよ〜」の懇願も振り切って(笑)、恥をしのんで踊ってまいりました。
あ〜楽しかった!
1曲じゃ物足りなかったわー。



ちなみにセンターで踊っていた男性はヒロシさんという日系3世だそうで、ブラジル関係友達の間ではかなり知られたダンサーさんでした!
いや〜、ヒロシさんのレッスン、近くにあったら受けに行きたいくらい…。楽しかったです。



ステージはその後、横浜ベイスターズのチアガールズによるダンスショーがあったり…
(これ目当ての男性たちが相当来てました〜。ブラジルには全然関係ないですけどね!)


これまた郷愁を誘う、カポエイラのパフォーマンスもありました。
日本にカポエイラを広めた第一人者の一人と言う、竜太さん率いるカポエイラ・テンポの皆さんでした。
子供から還暦近いおじさんまで、女性もたくさんいらして、皆さんしなやかで生き生きとした動き…素敵でしたね〜
私も、せっかくサルヴァドールにいるんだから、カポエイラはマスターしないと!と一瞬思いましたけどね、この動きはね、私にはどうやったって無理…と。
結局、まったくかじることないまま、サルヴァドールを去ってしまいましたが。
やっぱり、この動き、私には…


時折ポルトガル語が耳に入り、なんとも心地よいひとときでした。
なんかね、もう、あの町に、サルヴァドールに帰ることはないのかな…と思うとやっぱりまだ切ない気持ちになります。
そして、こういうフェスティバルに来ると、やっぱりどうしたって他人事とは思えないブラジルのあれこれ、なのです。
あああ。サウダージ