フェリース・ヂーア・ダス・マインス、母の日おめでとう
5月13日の日曜日は、世界的に母の日ですね。
世界中の母のみなさん、母の日おめでとう!!
さて母の日の前の金曜日、コイとアレックスの母としての私は、大忙しでしたよ…
というのも、どの学校も、この日、母の日イベントを行うんですね。
この日のスケジュールは、
コイの学校 10時半から11時まで
アレックスの学校 11時から12時まで
思いっきり時間がかぶりますが!!!
仕方がないから、コイには、「誰よりも早く発表すること!」と指令を出し、
アレックスの先生には、「できましたらアレックスの登場順を最後の方でお願いします…」と事前にお願いし。なんとか二人の学校、両方に行けるよう頑張りました。
で、まずコイの学校でしたことは、と言うと。
いきなり到着早々、白い紙を鉛筆を渡され、絵をかけと言われ…
ええ、母である私が絵をかくんですってよ、白い紙に!
お題は「家族のすばらしいひととき」。
うーーーん。
と、うなっている場合ではない。急いで仕上げてここを出ないと、アレックスに間に合わない。
もうとにかく描くべし。ってことで、いきなりお絵かき大会。
白い紙は実は下書きで、その後、白い布にペンで同じ絵を描けと言われ…はぁ、もう大変。
最後にコイが文字を書いて出来上がり。
って、母が文字担当にしてよねぇーーー。
(何の絵かと言うと、家族でカリブ海にいったときにウミガメと一緒に泳いだ図)
んで、描き終った人からおやつを食べて、はい、解散!
なんだかなぁ、というイベント…。来なくても良かったかも…。いややっぱり来ないとダメだよね…。
そして大急ぎでアレックスの学校へ移動。
今日に限って道路が混んでるよ!!サッカー馬鹿たちが日曜の試合のチケット買うために炎天下並んでるよ… その影響で渋滞…。
なんとか11時半には到着。ふぅ。
こっちのイベントは非常に本格的。Recitalといって、直訳するとリサイタル?
要は、ステージで詩の暗唱をする催しなんだけど、照明を落としたムーディーなステージで、なかなか素敵なイベントだ。
急いで三脚を立てて、ビデオ撮影の用意をして。一眼レフを首から下げて、なんとか準備完了!
アレックスは、最後から数人のところで登場したのでありました。間に合ってよかった。
っと、用意した仮装を身につけてないんですが…
詩に合わせた衣装を、ということで、張り切って用意したんですが… 普通の服で登場。どうしたんだよぅ!
でもでも、無事に詩を暗唱できてめでたしめでたし。
以前のブログでご紹介した、Vinicius de Moraesの詩、O Peru(シチメンチョウ)というタイトルの詩です。絶対暗記なんて無理、と思ってたけど、学校で相当練習させられたようで。他の子と遜色なく、上手に暗唱できました♪
母の日にちなんだ詩の子もいる中、なぜかシチメンチョウ…。
最後に全員が登壇して、母にまつわる曲を歌ってくれて終了。
うん、このイベントはなかなか良かった。間に合って本当に良かった。
この日の夕方、私はもう一度アレックスの学校へ。
Integral(朝から夕方まで学校にいる子)主催の母の日イベントが午後5時から開かれたのです。
まぁこれも、子どもたちの一瞬芸大会という感じで、アレックスは全員登場の歌にだけ参加したんだけれども… 心温まる会でありました。
と、まぁ、こんな具合に、日本よりも間違いなく盛んにおこなわれているであろう母の日行事。
ブラジルの母の日商戦もものすごく、クリスマスに次ぐ規模の売り上げがあるそうですよ。
だからか、母の日前のショッピングモールは大混雑。みんなプレゼント選びに必死ですよ。
ラジオのニュースで聞いたけど、ブラジルで一番高価なプレゼントをもらっているのはクリチバのお母さんだそうで、プレゼント平均額は160レアル(約6800円)だとか!
サンパウロやサルバドール、ポルトアレグリあたりは100〜110レアル(4500円)。なぜかブラジリアが少し安くて70レアルほど(2900円)。
おそらくショッピングに買い物に来ている層にアンケートをとった結果なんだろうけど、みなさん結構なお値段のプレゼントを選んでいるのですねぇ…。
私がもらった母の日プレゼントは、アレックスからの絵と、アレックスの学校からのカップケーキ(ハートマーク付き)と、コイが学校で書いたお手紙のみ。
何年後かには、私もお花をプレゼントされるようになるといいなぁ〜。