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週末リオ旅行記3日目・少し足を延ばしてニテロイへ、オスカー・ニーマイヤー建築に触れる


セラロン階段を見た後は、ホテルをチェックアウトしてフロントで荷物を預かってもらい、次の目的地・ニテロイへ。タクシーだとずいぶん高いので、路線バスを利用して移動しました。日曜日ということもあって、すいてて快適。これだけガラガラだと、泥棒の心配もありません(私の周辺情報によると、バス内泥棒は、ぎゅうぎゅう詰めの混雑バス内で発生してます)。

ニテロイは、海の上を走るリオ・ニテロイ橋(全長13キロ)を車でひとっ走りすれば、リオ中心部から1時間もかからずに到着します。カタマラン船で移動する方が早いらしいけど、土日は運休だとかで、ちょっと使いにくいですねぇ。



ここでのお楽しみは、ブラジルを代表する有名な建築家、オスカー・ニーマイヤー氏(Oscar Niemeyer、ニーマイヤーと言ってもブラジル人には通じないかも、ニエマイエルが近いかな)の設計したニテロイ現代美術館(Museu de Arte Contemporânea de Niterói、ムゼウ・ヂ・アルチ・コンテンポラーネア・ヂ・ニテロイ)巡り。UFO型のモダンな外観は、写真などでよく目にしていたけど、実物は初めて〜。エントランスに続く赤い通路が印象的です。


海に面したそのロケーション自体が素晴らしい。対岸にはリオが見え、キリスト像ものぞめますよ。


中の展示物の数は多くはなく、ここは、建物自体を楽しむ美術館だなぁ〜という感じです。曲線を生かしたつくりで、確かにおもしろい建物…。


自分でアートしてみよう!というコーナーがあり、さっそくお絵かきを始めるうちの子たち。いずれもサッカー選手を描いたそうですが、いかに?


ちなみにこれは私の作品。ビーグル犬コリンですが、何か?(笑)


この中にはおしゃれなレストランもあるんだけど、私たちはタクシーで少し移動して、別のレストランへ向かうことに。Guia Quatoro Rodasのブラジルガイドブックでの評価がとても高い店があったのでね。



美術館から車を走らせること約15分…結構離れたところにあるのね…。
地元の人が海水浴を楽しむビーチ沿いにあり、白いカタマラン船も停泊しています。土日以外はここからリオ行の船が出るんだそう。今日は日曜日、残念!



っと、この外観、さっき行った美術館のミニ版ですか?ってくらいそっくりなんですけど。外壁の色は黒だけど、こんなにパクリでいいんですか?って感じなんですけど…。



なんと、これはパクリでもなんでもなく、ここもやはりオスカー・ニーマイヤー氏の設計だったのです。店内の白い壁には、彼のアートが描かれていました…。そそそうだったのね…。


それにしても素敵なレストランです。かなり高級な部類に入るでしょう。お客さんから優雅な香りが漂っていました(笑)。私たちももっとオシャレしてくれば良かった、と思わせる雰囲気。(もちろんカジュアルでも全く問題ないですが。)

お料理がまた美味しくてビックリです。後の予定が迫っていたのであまりゆっくり味わう時間がなく、「早く出来るメニューを」とお願いしたら出てきたのがこの魚のグリルなのですが、これが実に美味しかった〜。味付けが上品なんですよね、なんというか。使っている魚はもしかしたらバイーアでとれる魚と変わらないかも知れないけど、調理法がね、きっとすごく洗練されているのだと思うわ…。



大満足のニテロイランチを終え、次なる目的地、Engenhão(エンジェニャォン)を目指して再びローカルバスに乗ります…。