タイガーマスク運動
最近、日本各地で「タイガーマスク運動」なる善意の寄付活動が広がっているようですね。
タイガーマスクを名乗る匿名の人たちが、各地の児童養護施設の玄関にランドセルなどをこっそり置いて「寄付」するというもの。
ランドセルってすごくいいと思う。現金を贈って使途不明にされてしまうより、こうやって目に見えて子どもしか絶対使えないモノって、いいプレゼントだと思います。
この話をニュースで見て、
ブラジルの郵便局で毎年やっている「サンタクロース運動」を連想した私。
残念ながら今回のクリスマスは出遅れてしまって参加できなかったんだけれど(すでに回収が終わっていた…)、過去2回参加したサンタクロース活動。
これはタイガーマスク運動とはちょっと違うんだけどね。
(詳しくは、過去日記を参照下さい)
恵まれない子供たちが、まず、サンタクロースあてにお手紙を書く。そこには欲しいプレゼント名が明記されている。
その手紙は一括して郵便局に届く。
郵便局の特設テーブルには、サンタあての手紙が山のように積まれ、局を訪れた心ある市民によって読まれる。で、自分が贈ってあげられるリクエスト品名が書かれた手紙を市民はそれぞれ持ち帰り、家で準備する。
それをきれいにラッピングして、また郵便局に持ってくる。
贈り主は、相手の子どもの名前はわかるけれど、住所などの個人情報はわからない。
受け取る側の子どもは、贈り主の正体はわからない。
本当のサンタクロースが来てくれた、と思うかも知れないね。
リクエスト品には、さすがに「ランドセル」はないけれど(笑)
学用品や日常着や靴などを欲しがる子も多い。
かと思えば、ビデオゲームやパソコンなんかをリクエストする子も多いんだけど。ま、だいたい、そういう高価なリクエストをしている手紙は、最後まで残ってしまうんだけどね。
この運動が日本にもあればいいのになぁ、って毎年思っていた。
タイガーマスク運動より、もうちょっと気軽で、みんなが参加しやすいんじゃないかな?
日本では、贈られる側の施設が、
「必要なものリスト」を作って公開したりしているようだけれど。
それもちょっと、なんかなぁ、と思ってしまう私…
気持ちはわかるけど…
ちょっとロマンに欠けるような気がしません?
日本も、クリスマスにサンタクロース運動、やってみたらどうかなぁ?夢とロマンがあって、素敵な活動だと思うんだけど。