ゆく年くる年
ただいま、ブラジルは大みそかの正午。
我が家のテレビでは、NHKのゆく年くる年が流れています。
あぁ、日本はもう間もなく、2010年が終わるんだなぁ。
新年を迎えようとしているふるさと・風連の、冷たく澄んだ夜の空気を思い浮かべています。
あぁ。日本の年越しが恋しいなぁ…。
ここブラジルで年越しをするのは、今年でなんと、6回目となる。
もう6年も、日本の冬を見てない。
6年か… 早いなぁ…。
っと、今日振り返るべきは、ブラジルに来てからの5年間ではなく、2010年だわね(笑)
さて我が家の2010年は…
息子たちの「サッカー少年元年」と言ってもいいだろうな。
長男コイはもう少し前からサッカーにはまっていたけれど、自らの口から「本気でプロのサッカー選手になりたい」という言葉が出てくるようになり、サッカーに費やす時間が去年より格段に増え(だから3月に空手もやめてしまった)…
偉大なるサッカー少年の先輩との出会いもあり、今年は名実ともにサッカー少年になっちゃったね、コイ。
そして次男アレックスも、お兄ちゃんと同じサッカースクールの生徒になった。
彼のヤル気はまだまだだけど、体格の良さと怖いもの知らずのファイトで、なかなかいいディフェンスを見せている。
正直、うちの子たちが、こんなにサッカーにはまるとは思わなかったので(いや、父親がサッカー馬鹿:観戦限定、なので…なるべくしてなったと言えるか)、私も、はからずも「サッカー少年の母」になってしまった。
そのことで、私にもいろいろと変化が起こり、また新しいことを始めてみたりして。
ここに詳しくは書かないけれど。
私自身は、そうだなぁ。
今年は、今までになく、おとなしく過ごしていた1年かもしれない。習い事も4〜6月のポルトガル語以降は何にもしてないし。
今まで生きてきた中で、一番、自由時間があった年かもしれない(言いかえれば一生で一番ヒマだった?)。
そんなこともあり、念願の子犬を迎えた。これは私の中での大きなニュースだな。
子犬は赤ちゃんと同じで、最初は本当に手がかかったし(夜鳴きもすごかった〜 うちの息子たちの赤ちゃんの時よりも!)、今もまだ人間年齢に換算しても2〜3歳だから、まだまだ赤ちゃん犬で手がかかる。
けど、それがまたいとおしく、可愛い。
犬を迎えて良かったなぁ、と、この子の寝顔を見ていると思う。
(はい。犬の子も人間の子も、寝顔が一番平和で可愛い…)
特にスペシャルなことがなくても、家族みんなが、この1年を健康で、笑顔で過ごせたことが、何よりスペシャルだと思う。
年々、この思いが強くなるなぁ。年かしら。
さて、来る2011年がどんな年になるのか。
そうだねぇ。
先が見えない駐在員生活。いつまでここにいるのか。ここの次はどこにいくのか。
そのことを考えると、いつも何もできなくなるし、全然先に進めなくなるから、それは今年も考えないことにして。
そうだねぇ。
2011年もやっぱり、家族みんなが健康で笑顔で過ごせるといいな。
そして、家族をとりまくみんなも、健康で笑顔でありますように…。
ブログはマイペースで続けて行きます。
いつも支えて下さる皆さまに、感謝の気持ちを忘れずに。
私の心が健康で元気でブラジル暮らしが出来ているのは、このブログに気持ちを吐き出し、それを受け止めてくれる人がいるという事実。時には温かい言葉で励ましてくれたり、新たな出会いをもたらしてくれたり。
ブログは、今年も来年も、やはり私の中には欠かせないものになります。
来年も、おおらかな目で見守っていただけたら幸いです。
2010年、どうもありがとう。
2011年、これからもどうぞよろしくね。
あ、もう0時15分だ。
日本の皆さま、明けましておめでとう!
ブラジルをはじめ、これから新年を迎える世界の皆さま…良いお年を♪