~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

カーレース in Salvador

Stock Car(ストッキ・カー)という車のレースイベントがサルヴァドールで行われた。
私はあまりカーレースには興味がないんだけど…日本に一時帰国中、サルヴァドールでお留守番中だったダンナがその情報を仕入れ、せっかくこの街で行われるんだから!と、どうやら前売り券を買っていたらしい。


日曜日の午前中の開催だったのだけれど、外は大雨…
会場はもちろん屋外…
雨の中、カッパ着て観戦するのー?
行きたくないな…
でも前売り券100レアルくらいしたらしいし。5000円か。水の泡にするのはもったいないー。


雨がやんだら出かけよう、ということにして天候の回復を待つ。
と、スタート1時間ほど前になって、なんとか雨がやんだので出かけることにした。やれやれ。



さてカーレースでありますが、一体サルヴァドールのどこで???
レースが出来るようなところなんてあったっけ???


…と思ったら、場所は、普段はCentro Administrativo da Bahia、通称CABと呼ばれているところでした。要するにお役所がいつくも集まっているエリア。一つの独立したエリアになっていて、そう言われれば確かにうねうねとした道でロータリーもあったかも。



そこに観客席(よさこいソーランの桟敷席風)を作り、道路を見下ろす感じで観戦するのでした。


カーレースと言ってももちろんF1みたいな車ではなく、一般車を改造して車高が低くなっている車で競い合うレース。
詳しい車種などはわからないけど、
車にはそれぞれカラフルに名前やスポンサー名などがペイントされてて、見ているだけでキレイで楽しい!


で、レースなんて見るの初めてなので、全然ルールも何もわからないんだけど、とにかく目の前をギュンギュンと騒音をたてて駆け抜ける車の列を眺める…



これが結構うるさいのね。
一般車のレースでこれなんだから、F1なんて、それこそ耳栓がないと耳が壊れちゃいそうなんだろうな。


そして油が焼けるにおいと言うか何と言うか、独特の煙くささに包まれる会場。これは、テレビではわからない生のだいご味だよねぇ。



何周ぐるぐるしていたか数えてもいないし調べもしなかったけど、かなり回ってたな。だいたい1周1分強で回っていた。
よく見ていると、途中で抜いたり抜かれたりしているようだ。車の番号を注視していると、さっきと順番が入れ換わっているのがあったりするから。



私たちが見ていたのはスタートから半周ほどのコーナー地点、なので猛スピードで突っ切ると言うより、カーブだからやや抑えめに走る感じ。目の前で抜きつ抜かれつ、というのはなかったな。



優勝したのは、カカー・ブエノという選手。カカーを選手名にするなんて、なかなか大胆な?!
ちなみに彼は、ブラジルでは有名なサッカー実況のアナウンサー、ガルボン・ブエノ氏の息子さんだそう。
写真は、ウイニング・ランをする上位選手たち。





途中、コーナー前で車が壁にぶつかって火を吹いて壊れ、リタイアする選手が現れたりして、臨場感満点のカーレース初体験。
でも、ま、もう十分かな(笑)