アスパラで30分…
スーパーでの呆れる買い物ネタがまた一つ増えたので、書いておこうと。
いつも利用している近所のボンプレッソという大型スーパーでのこと。
野菜売り場に、珍しくアスパラのパックがあった。
20本くらいが、発泡スチロールの浅いトレーに入って、ラップしてある。生きも悪くなさそうだった。これは「買い」だな、と買い物かごへ。
むむむ、でもこれ、値段がついてないな…。
売り場の値段表示もないな…。
ま、このスーパーではよくあること。とりあえずバーコードはついているから、レジで値段を聞いてから買えばいいや、っと。
(一度その手を使い、法外に高かったので購入をあきらめた経験あり→あれもアスパラだっけか)
そしてレジで。
アスパラ
をピピっとやったら、無反応。
そんな時は、レジのお姉さんが別の店員さんを呼び、野菜売り場に値段を調べに行かせるわけですが。
この待ち時間が異様に長くなるわけよ…。
もう、アスパラ、あきらめようか…。
でもまぁ、今日は急いで帰る必要もないし、もう少し待つか。
で、しばし待つ。
待つこと15分。
なんで売り場で値段を調べるだけのことに15分もかかるんじゃーーー!!!
で、戻って来た店員さんは、手に数字が書かれたメモを持っている。
バーコードに相当する、商品コード番号なのだろう。
どうやらそれを、倉庫まで行って調べて来たらしい。
今度はレジの姉さんが、手動でその番号を打ち込む。
が。
無反応ーーーー!!!
んもう。
わけのわかんない商品を売るのはやめようよ。もう!
で、次に店員さんがとった行動は。
商品名リストのファイルをぺらぺらとめくりだした。にんじん、とまと、じゃがいも、きゅうり…などと、商品名がアルファベット順に並んでいる冊子だ。
そして私に聞いてきた。
「これは何と言う名前の野菜?」
…絶句…
Aspargoだよっ!アスパルゴ。アスパラのことだよっ!!!
っていうか、どうして最初に聞いてくれないのよー。
アスパラを知らなかったのかよー!
知らなくてもいいけど、先に聞いてよー!
で、アスパルゴの欄を見たら、1キロ16.9レアル(約850円)と出ていた。
バーコードも、商品番号も必要なし。最初から商品名ファイルで確認すれば良かった話。
あーもう…。
しかしここからがまた長いのであった。
私が手にしたアスパラのトレーは、間違いなく1キロ以下である。では、何グラムか?
普通、グラム計測は、レジのはかりで行う。
当然、私のアスパラも、レジのはかりにかければOKと思った。
が。
なぜか「奥で測って来なければならない」と。
そしてまた倉庫方面へ連れて行かれるアスパラちゃん…。
待つこと10分。
で、ようやく、約500グラムで400円ということがわかった次第。
なんか、私ももう途中から意地というか何と言うか。
何度あきらめようと思ったことか。たかがアスパラよ。アスパラ。
でも食べたかったのも事実。
このやりとり、トータル30分。
ふぅ。
我ながら呆れてものが言えないわ。
でも、苦労して買ったアスパラがとても美味しかったことは何よりの収穫である。うん。
(無理やり美味しいと感じたきらいもあるが…)