~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

小樽から札幌へ

結婚式翌日は、子どもらとじいじばあば揃ってホテルの朝食。これほどのホテルなのに焼きたてオムレツコーナーがないなんて!とちょっと残念に思いつつ(なんとなくオムレツコーナーは一つのポイントな気がして)、でもやっぱり日本のホテルの朝食は美味しいよねぇ〜と、一同大満足な朝。


チェックアウト後は、同施設内にあるベスト電器となりの中古ゲームソフト店にてWiiのリモコン用付属品を買い求め(いま1個しかないから対戦ができないんだと。ようわからんが)、車で小樽運河方面に移動〜。一応、小樽観光の王道は通過しとかないとね。


と、まずは北一ガラス付近の駐車場に車を停め、適当にぶらぶらと歩く。ガイドブックも何も持たず、昔の記憶をただひたすらたどり…。ここに来るのは何年ぶりだろう、間違いなく10年以上前だわ…。

運河を目指すも、うーん、こっちでいいんだよね?こっちだっけ?状態。うちの父も母ももちろん小樽経験アリだけど、それぞれが遠い記憶。なので、近くを通った人力車の兄ちゃんに質問。よりによって人力車の兄ちゃんに。

すると当然、営業かけてくる兄ちゃん。子どもたち、目を輝かせて「乗りたい!」と。そりゃそうだ、これは楽しそうだ。私も乗ってみたい!
が、値段を聞いて愕然。だってだって、30分1台貸切で2名さまで8000円。うちのメンツだと2台必要、よって1万6000円也〜。さささすがにそれは予算外すぎる…


というわけで、教えてもらった方角に向かっててくてくと歩く。雨が降りそうな中を、てくてくと。
途中、風鈴が連なる小さな川があって、そこにいるカモにエサを与えて喜ぶ子どもたち。別に小樽じゃなくてもいいんですけど、それ。でも子どもってこういうのが好きなんだよね…


そしてたどりついた小樽運河。変わらぬ雰囲気。これぞ小樽〜。
で、なぜかロックバンドの生演奏があって、ギターに相変わらず興味があるコイはしばしステージに釘付け…ええと、これも別に小樽じゃなくてもいいんですけど…。

それにしても観光客がずいぶんたくさんいて驚きましたよ。それに加え、お店や飲食店がずいぶん増えたのねぇ。もういっぱしの観光地だわね。もちろん昔からいっぱしなんだろうけど、昔はもっともっとひっそりとしていた。不思議な味(納豆味とかうに味とか)のアイスクリーム屋さんは健在だったけど、花畑牧場のショップが出来ていたりもして。生キャラメルソフト、美味しかった〜



北一ガラスのお店では、ガラスのオルゴールの可愛らしさに泣きそうになり、思わず一つブラジルまで連れて帰りたくなる。が、道中で割れたらそれこそ泣きますから。そこはぐっと我慢で、見るだけにした。見ているだけでもウットリ…ガラスっていいよねぇ。金沢の九谷焼にもウットリしたけど、小樽のガラルもいい。こういうものにウットリする気持ちは、年々高まっている気がする。なんでだろ。若いときより、なんか、ぐっと来るのはなぜだろう。


ランチは、適当にふらっと入った食堂で。サーモンといくらがのったどんぶり。このいくらがもう…美味しすぎ。普通のお店、何の調査もしていなかったので本当に適当に入った店だったけど、こんなに美味しいとは。素材がいいんだなぁ。



まだまだお店巡りなどに物足りなさを感じたけど、男児二人連れではかなり限界。ということでソフトクリームを食べたらまた車で札幌まで移動です。今度は札幌市内のはずれにある温泉と巨大プールがウリのホテル、ガトーキングダムへ。



それにしてもマイ父はなかなかにチャレンジャーである。今の時代、車にナビが搭載されていないなんて!そして地図は、ホクレンの景品でもらった、結構大雑把な地図のみって!
助手席でナビする私、結構真剣です…。



でもまぁ札幌だしね。知らないところじゃないし。
とは言え私が運転していた時代はもう10年以上前であって、今回のホテルは未知のエリアにあるよ。ちゃんと着くのかね…



でも無事、迷うことなく到着。さすが日本語表記の国だ!
さて今度のホテルもすごいよ。こんなにデッカクてゴージャスな(バブリー風味な)ホテルが札幌にあったなんて。昔々は札幌テルメだったところね。行く機会がなかったので、昔々を通算しても初めてのことなんだけど、ここはなかなかにすごい。



まずツインルームにソファベッドが2台入っちゃうその広さにびっくり。これは大人3、小学生1、添い寝1が全員ラクに泊まれます。バスルームが広いことにもビックリ。しかもお風呂にテレビまであるよ!



そして早速水着に着替えてプールに行ってみると…なんじゃ、この大混雑はっ!!まず受付でロッカーキーを受け取るんだけど、そこでまず行列が。脱衣場も大混雑、そしてプールの中にも人・人・人…。札幌にこんなに人がいるなんて信じられない!!!



そういえば3連休の最終日なんだったよ。に、しても。すごい人気だなぁ。確かに屋根つきプールも大きいし、ウォータースライダーも大人500円で乗り放題だし、かなり楽しめるかも、ここ。さらに上の階には天然温泉もあり、露天風呂も結構広い。温泉に大型室内プール。ある意味、北海道のレジャーとして最強かも知れない…


当然、子どもたちも大喜び。コイはじいじとスライダー三昧。アレックスはばあばと幼児用プールでおおはしゃぎ。最高です。



で、私はそんな4人を置いて、ふふ、夜の札幌中心部へと一人お出かけ〜。ホテルの無料シャトルバスで札幌駅北口まで移動し、西11丁目のこぢんまりした炭火焼の店で女子会♪
いや、この店がまた。素晴らしい。


ウリはホルモンなんですけどね。私の唯一苦手とする食材が内臓系、もちろんホルモン服務、なんですけどね。炭火で焼いたホルモンがことのほか美味しくて!しかも安い!ウマイ!
さらにこの日の札幌はやけに蒸し暑く…店にはクーラーはなく扇風機のみ… ああ!なんてステキなビール日和なんでしょう。
こういう中(蒸し暑く、炭火の煙がもうもう)で飲むジョッキは何より美味しい。本当に。思い出しても…ゴクリだわ〜



生ラム味噌焼きとか、サガリとか豚カルビとか、肉類ももちろんどれも美味しい。餃子もなぜか絶品。タマポテサラダにナムルといった副菜も手抜きなしのウマさ。さらにさらに、焼酎ボトル1本980円ですよオクサマ。しかも炭酸水はおかわりし放題、ライム・レモン・梅のシロップはテーブル備え付けで、これまた入れ放題!
た・の・し・す・ぎ!!!


そうそう。
苦手食材ナンバーワンとも言えるレバー。
これがね。この店にかかると、もうレバーとは呼べない一品に仕上がっているのであったよ。網脂(あみあぶら)っていうの?なんでも、豚の臓器を包むネット上の白い脂のことらしいんだけど、そのネットでレバーをくるんでいるのね。それを炭火で焼いたら…あらまあなんて美味しいこと!しっとりジューシーなレバーなんて、想像できますこと?美味…


おっと、久々に食べ物ネタに熱くなってしまった。やっぱり私、食べ物を語ると止まらないぜ。


もう、とにかく美味しかったのよ。美味しいものと、弾む会話。ほんと、1年ぶりとは思えない。そして、知り合ってもう10数年という時の流れも信じられない。そのくらい、久しぶりなのに久しぶりじゃないあの盛り上がりは一体何なんでしょう?
同じ時代を、同じ場所で過ごした仲間との絆…きずななんて言うと照れくさいけどさ、人との縁って、本当に素敵だなぁといつも思わされますねぇ。同じ味に感動し、同じ話に共感できる仲間。かけがえのない仲間です。ありがたいねぇ。


そんなこんなで気づいたら終バス1本前!終バスは0時ススキノ発…って、結構遅くまでやってくれるよね、無料シャトルバス。そんな点も大いに評価したいよ、あのホテル。
私は23時のバスに乗ったんだけど(ってことはあの店に5時間近くいたってことかい?すごい長居!)、なんと、大型バスにお客さん私ひとり〜〜〜。い、いいのか…。



宿までは40分くらいかかるから、遠いといえば遠いんだけど、バスの中で寝ている間に着いちゃうし。非常にラクチン。
部屋に戻ると当然みんな寝ていて、私はひとり、お風呂のテレビを見ながらゆっくりシャワータイム。なんかすごく贅沢な気分。
いいねぇ、札幌。ホルモン。ガトーキングダム