札幌、モエレ沼公園そして風連へ
ガトーキングダムの朝食は、前日のグランドパーク小樽よりグレードが高かったのです。それは、焼きたてオムレツコーナーがあったから♪
いや、それだけではなく、全体的なラインナップが良かった。宿泊費用はさほど変わらないけど、朝食はこっちに軍配だな。
ところで朝食会場のレストランは、吹き抜けがとっても高く気持ちよく、バブリー風味…(失礼)
それにしても中国からのお客様がずいぶん多いこと。特に家族連れがたくさん!小樽もそうだけど、このホテルも中国語率が高くてビックリしたなぁ。
のんびり朝食をいただいたあとは、モエレ沼公園へ遊びに行くことに。空模様がかなりイマイチなんだけど、ギリギリ雨は免れてる…ってことで、かねてより行きたいと思っていた(行った友達みんなが絶賛していた)、モエレ沼へ。
モエレ沼公園といえば、世界に名だたる建築の巨匠、イサム・ノグチ氏が全面的にプロデュースした巨大公園として知られております。が、そのことしか知らず…
事前の予習がほとんどないままに到着したんだけれども、まず目に入ったのがレンタサイクル…。もしかして園内、自転車じゃなきゃ回れないくらい広いんですかね?一番向こうまで1キロくらいですかね?とベタな質問をすると。
1キロなんてとんでもない!一周すると4キロ、向こう端まで1.5キロはありますね〜、ですって。そ、そうなのか。
迷わず人数分自転車をレンタル。といいたいところだが、補助輪つきの子供用がなかったので、アレックスは子ども乗せかごつきにじいじと二人で。体重制限、大丈夫ですかね???って感じでしたが、なんとかクリア。
園内は清掃用の車くらいしか入らないとのことで、車を気にせずスイスイ走れてとても気持ちいい!
そして、たしかに、広い〜〜〜。
まず有名なガラスのピラミッドのわきを通り抜け、森の中の遊具エリアに。
この遊具がとてもカラフルでおしゃれなのよね〜。可愛い子どもモデルを仕込んで撮影しまくりたい!ってな感じの。
ええ、うちの男児たちは、完全に役不足で(涙)
モデルなんてやってる暇あっか!おれは遊ぶんじゃ〜(アレックス)
おれはボールけるんじゃ〜(コイ)
…という状態ですんで。絵作りなどは完全に無理な世界でして。ま、好きなだけお遊びくだされ。
よその赤ちゃんのおしりの方が可愛いぞ。
とてもシンプルな遊具ではあるんだけど、こういうの、子どもって好きよね〜。おしゃれで、子どもが楽しめて。イサム・ノグチ氏はやはり巨匠だわ…。
途中、じゃぶじゃぶ池のように子どもが水浴びして遊べるモエレビーチなる場所があったり(この日は肌寒くて閑古鳥状態でしたが)、写真ではそうでもないのに近くで見ると巨大なプレイマウンテンがそびえていたり。
遺跡風に段々と石が積まれているイメージのプレイマウンテンでしたが、今では段々石がすっかり緑に包まれて…全然遺跡には見えなかったんだけどね。
そして園内で一番高い場所、モエレ山を目指してひたすら階段を上ります…。これがまた、巨大な築山なのだ。確か標高60メートルだとか。うん、うちの近くの町営スキー場くらいの高さはありそうだ…。
ぜぃぜぃ言いつつ、なんとか頂上へ。
途中、アレックスはだんご虫を一つ一つ拾って手のひらに保管しつつ(ぎゃ〜)、頂上へ…
遠く札幌ドームや藻岩山まで見渡せる頂上は、風が吹いて心地よく。お天気がいいと、もっと見晴らしがいいんだろうなぁ。
ふたたびだんご虫を捕獲しながら嬉々として階段を下りるアレックス…きみはいつからだんご虫が好きになったんだ?!っていうか、そんなもん手のひらに満載にして、気持ち悪くないのか???
お願いだから車に乗せて連れて帰るって言わないで…
(最後は説得して、駐車場近くの野原に放した。ふぅ)
こんなふうに、とてもシンプルだけど、意外とあれこれ楽しいモエレ沼公園。最後に入ったガラスのピラミッド、中にはステキなレストランもあるんだけど、月曜定休(涙)。しかも確か、子どもは入れないんだったねぇ。ランチも予約制だっけか…
そして、イサム・ノグチのあかり展という特別展が開催されていたんだけれど、非常に見たかったんだけど、うちの男児たちがいる限りは無理…ということで、断念。
レンタサイクルの2時間を少しオーバーし、ちょっぴり追加料金を払って、公園を後にしたのでした。ランチがまだだったので、高速インター近くのお蕎麦屋さんに入り、ボリューム満点のカツ丼・そばセットをいただき、一路、風連へ…。あの蕎麦屋さん、美味しかったなぁ。でも、量が多すぎたなぁ。カツのやわらかさ、揚げ具合とか、かなり好みだったし、手打ちそばも絶妙だったんだけど、完食出来なくて残念だったよ。って、また食べ物の話でシメ…
1年ぶりの風連は、今年も変わらない風景で迎えてくれて。家が近づくにつれ、懐かしさとうれしさで胸が締め付けられるよ。今年は、コイの口からも、「この景色、なつかしいね」という言葉が出た。それもまた、なんとも、うれしいことよ。