２年生を無事終えました

コイの学校はアメスクなので、６月で学年末を迎え、７月まるまる長期休暇を経て、８月から新学年が始まります。
ちなみにブラジルの学校は同じく６月末に学期末で休みに入るけど、休暇期間は２週間程度のみ。７月半ばにはもう新学期なの。学年の切り替わりは２月だし、アメスクとは違うんです。

ということで、コイは２年生を無事終えることができました。学年末の仕上げ課題として、職業に着いて調べてパワーポイントで資料を作成して１０分程度で発表する…という、２年生でそんなんやらせるの？（内容はいいとしてパワポはどうよ？）と思わず言いたくなるような課題をなんとか仕上げてたわけですが。
ちなみに彼が選んだ職業は「プロサッカー選手」。あああ。いったいどこまでサッカー馬鹿ちゃんなのかしらこの子は…。

通知表も持ち帰ってきて、先生からのコメントにはいろいろと嬉しいことも書かれていて、あぁ、息子は異国の地でそれなりに頑張っているではないか…と感激する時期であります。これまでに学校でやったプリントとか絵画とかテストとか、そんなのも一気に持ち帰って来るので目を通すわけだけど、日本語がひとつもない世界でよくやってるよ…と、改めて感激する次第です。
この時だけは、「多少日本語がおかしくてもいいではないか、外国語でここまでやれているんだから」と、ちょっと甘い気持ちが沸くのも事実。でも、その甘い気持ちは続かない。続いてはいけないのだ。

ところで毎年、終業日（６月第３週の金曜日）には、ブラジルの伝統祭り「サン・ジョアン」（サンパウロではフェスタ・ジュニーナ、６月祭りと言う）を学校でやるのね。今年も例に漏れず実施されたのですが、直前までやるかやらないかの連絡が全くなかったのよ。あまりに音沙汰なしなので、その週の月曜日に学校の受付に電話して聞いたのよ。そしたら「学年担任に確認してください、こちらではまだわかりません」なんて言うんだよ！その週の金曜の行事を、どうして受付が把握しないって言うのよ？？？

…相変わらずの学校なのですが。

ま、予定通り実行され、例年通りのお遊戯が披露され、それなりに盛り上がりました。お遊戯の内容（というかレベル）には一言も二言も言いたいことはあるけれど（笑）、ま、お祭りだから良しとしましょう。

宴のあと、担任の先生（ハワイ人の女性教師）に激励の言葉をかけられ、思わず涙ぐむコイの姿に私も感動…
とてもいい先生だったよね。可愛くて明るくて。気持ちのいい先生だった。それはコイもわかっていて、大好きだったんだよね。
そんな先生に最後に温かい言葉をかけられ（内容については不明、なんせ大騒ぎの大音量の中で、コイの耳元にささやかれた言葉だからね）、感極まったんでしょう、彼も。
いいシーンだったなぁ。

ところで。

この日、イヤーブックと呼ばれる全学年の顔写真入り写真集が販売されるんですね、毎年。まぁ卒業アルバムみたいなものね。コイはそれを日頃からめくって楽しそうに見入っているので、我が家では毎年必ず購入するんだけれど。

なんと。
今年の価格。
１冊、１００レアル！！！！！（約５０００円）

値上げにもほどがある…。
２年前は確か６０レアル？
去年は７５レアル。
そして今年はいきなり２５レアル（１２５０円）もアップですか？！
値上げにもほどが…。

と、いろいろある学校ですが、もうここで丸２年が経ったんだなぁ。コイはここで３年生になるんだなぁ。
そのうちアレックスもここの１年生になったりするのかなぁ…
そのころアルバムはいくらになっているんだろうか。（って、しつこい！）