今年一番人気のサンダル、コッパドムンドバージョン

今年、サルヴァドールの街で、これを履いている女性を見かけない日はない…と確信を持って言える大流行履き物が、これ。

いや、これはメリッサの正規品なんですけどね。
街で大流行中なのは、これのパクリ品。
正規品が一足約3000円のところ、パクリ品は500円。実に6分の一の価格ですな…

ほんとにね、このデザイン、みんな履いてるの。
子供から大人まで、みーんな。
この街はサンダルが年中基本の履き物なんだけど、有名なハワイアナスを履いている人が大多数というわけではないの。露天商が売ってるメリッサのパクリ品が占める割合、かなり高いと思われ。

ちなみに去年はこれのパクリ品が大流行しました。今年は上記のモデルにすっかり様変わりしたけれどね。毎年何かしらのモデルがパクられてしまうメリッサなのであります。

さてこのリボン付きメリッササンダル（名前はCute)、最近は、コッパ・ド・ムンド（ワールドカップ）応援カラーが人気です。要するに黄色に緑に青ね。

思わず私も買いそうになったわ。露店でためし履きしてみちゃった。そしたら、正規品とほとんど変わらない履き心地でした。去年のアミアミモデルは、パクリ品は質感が全然違ってて、要はプラスチックの質が固すぎて、全く心地よくなかったのね。500円は500円って感じで。でも今回は正規品もこっちもそう変わらない気が…
（だけどメリッサ推進員の一人としては、やはり、正規品を買いますが、ええ）

昨日、久々にセントロの服飾・寝具・布地の安売り街（アベニーダ・セッチ）を歩いたんだけどね、もう、コッパ一色のラインナップでしたね。露天商はすべてブラジルユニフォームのパクリ品を売ってるって感じで。黄色であふれていました。
正規のナイキ製ユニフォームは番号なしで1着179レアル＝約9000円。それがパクリになると30レアル以下＝1500円以下になるんだから、庶民にはありがたい話。
いろんなアレンジデザインのおもしろいものもあって、露天商を冷やかして歩くだけでも楽しいアベニーダ・セッチであります。
そうそう、サンパウロのヴィンチシンコみたいな感じよ。

ところで今年のブラジル代表ユニフォーム。
サルヴァドールだけの現象かもしれないけど、青ベースのアウェイモデルの方が黄色より人気みたいです。スポーツ店における正規品の売れ行きを見ると一目瞭然。青は最近、めっきり減ってます。
っていうか、もともとの仕入れ数が違うのかも知れないけどね…
確かに今年の青ユニフォームは可愛いのよ。小さい黄色の水玉が密かにつぶつぶとちりばめられていて。私も欲しいくらいだ。
しかし悲しいかな、青のパクリ品っていいのが全然なくて。許せるレベルのパクリがないのだ。とほほ。

ユニフォームデザインとはかけ離れた、とにかく黄色であればよし！みたいな安いＴシャツ、タンクトップ類も豊富に出回っていました。

女性用のタンクトップ（体にフィットするタイプ）が、なんと1枚7.99レアル＝約400円ってのがあって。デザインもそんなにヘンじゃなく、これはブラジル系パフォーマンスをする女性グループがお揃いで着るとバッチリ！と思いましたよ。
そんな女性グループありませんかね？
もしご入り用なら、何枚でも買い付けしますよ。かなりお買い得っす。（→どうやら誰かに着せたいらしい）

そういえば私、ブラジルカラーのマニキュアを買っておいたんだった。黄色、緑、青の3色。
コッパまであと5日。そろそろ塗って、応援気分を高めていこうかなぁ。

追記：証拠写真
今日行ってきた少年サッカーの応援の場にいたブラジル人お母さんたち二人が、まさに履いてましたよ、御覧の通り…。
カラーバリエーション豊富なのに、なぜか1枚目の写真で紹介したような紫の人が多いの。

そして二人はしっかり私にもお勧めしてくれましたよ。これ、今年のブラジルのMODA（モーダ、流行）だから、あなたも1足買いなさいよ、と。イグアテミ前の広場で一つ７〜１０レアルで売ってるわよ、特に今はコッパドムンドモデルが素敵よ、と…
ね、ほんとに流行ってるんですねぇ。
ちなみに今、サンパウロでこれを履いている人は皆無と思われ。だって、サンパウロ、今は寒いもん。秋冬だもん。サンダルなんて履いてる人、いないもん…
（はい、数年前、サンパウロが寒いことを忘れて思わずサンダルでサルバドールから飛行機に乗った馬鹿は私です〜）

そして左のお母さんのペディキュアはすでにブラジル応援カラーであった…。