パスコアのうさぎだらけ
今日あったことは今日ブログに書こう!の法則が完全に崩れ去っている今日この頃ですが。
たまには今日の出来事をアップトゥデートに書きましょうか。
さて、ブラジルは今週金曜日から3連休になります。キリスト教関連の祝日で、セマナ・サンタと言います。
金曜から休みの場合、多くの学校は木曜も休みにしちゃって「4連休」にします。コイとアレックスの学校ももれなくそう。そしてホテルやリゾート施設は4泊5日からのパックツアーのみを販売するようになり、これがもうべらぼうに高い。けど、その時しか休めない人も多いから仕方なく高いけどパックを利用する…
そういう循環になっているブラジルであります。
そしてセマナ・サンタと言えばパスコア。復活祭、英語ではイースターですね。
学校では、それにちなんだイベントが催され…
たとえばコイのクラスではイースターエッグづくりとか。(昨日いきなり「卵の殻だけを4個分持っていかなきゃならない!」ってコイに言われて焦ったよ〜。小さい穴を生卵にあけて、中身だけ取り出して4個持たせたよ、今朝。卵の買い置きがあって良かったよ。)
アレックスの学校では「Festa de Páscoa」、パスコア祭りというイベントがランシの時間にあるとのことだった。参加費用を払って、さぁ何をするんだろうね〜と思ってたら、なんとまぁ園庭が可愛いウサギちゃんだらけになってた!!!
パスコアでは、子孫繁栄の象徴としてウサギがシンボルとされていて、お店にはウサギのぬいぐるみだらけだし、お菓子もウサギデザインであふれかえる。
そして幼稚園児もウサギになっちゃうんですね…。
男の子ウサギはグレーうさぎ。このウサギくんたちは大きいけど、彼らこそが、私の日本語の生徒さんたちであります。(6〜7歳児)
ウサギ園児たちは、何やら可愛らしい音楽に合わせて踊ったり、思い思いにとび跳ねたり遊んだりしておりました。
そして、帰宅するうちのグレーウサギ。
この衣装、不織布で出来ていて、サロペット風になっている。かぶりもののウサギの頭はウレタンスポンジって言うの?暑いので蒸れて大変そうだったけど、可愛いよね。顔つきが外国のキャラクターって感じよね。
アレックスのリュックには、やはりウレタンスポンジで出来た黄色いミニウサギと小さいOvo de Páscoa(パスコアの卵。チョコレートで出来た大きい卵)がお土産として入っていました。
コイのリュックには、折り紙細工?のウサギの顔が入ってました。今朝持って行った卵のからはどうしたのよ?と聞くと、来週まで学校に飾るんだそうで。
そしてオーヴォ・ジ・パスコアと言えば、やっぱりこういう巨大なのが定番よね。350mlの缶ジュースと並べてもこんなに大きいよ。1つ300〜500gくらい。いわゆる卵の殻部分がチョコレートになっていて、中身のところが空洞で、そこにおまけが入ってるんですよ。
これ、小さい方で一つ15〜19レアルくらいするんだよ。約800円。これ、今のレートが1レアル約45円だからまだいいけど、3年前の70円の時代だったら1500円近くするわけよ。こんな子供だましのチョコの塊に1500円って…
でも買っちゃう(笑
新聞によると、このチョコ卵の価格、3年前から12%も値上がりしてるんだって。インフレの象徴?!
こちらの習慣として、このチョコ卵を、お世話になってる人に贈るそうなんだけど、サルバドールにはそういった知り合いもほとんどいないので、今年はもっぱら自宅用に(子供たち用)1つずつ買ったのみ。
あ、日本の実家にも送ってみました。サルバドールは暑いからチョコ溶けたらどうしようと思いっつ、暑いのは我が家から郵便局までの数百メートルであって。郵便局から先は、しっかりクーラーの涼しさに守られて、日本まで無事運ばれたようです。ほっ。
パスコア休暇は、結構ブラジル人にとっては重要みたいで。カルナヴァルの時も働いてくれたうちのお手伝いさんが珍しく休暇を申し出てきました。娘や孫たちが住む街に遊びに行くんだそう。
そして、14人もいる孫にチョコをせがまれてもう大変〜〜〜と笑いながら話してくれました。
さて我が家は…
残念ながら4連休とはいかないので、普通の週末のように、家でまったり過ごすかな。肉を食べない時期だそうなので、バカリャウでも買って、初のバカリャウ料理にでも挑戦しようかしら…
ということで、皆さん、Feliz Páscoa !!!