~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

3歳4か月の覚え書き


最近、やっと、本当にやっと、トイレでのウンチが成功するようになった3歳4か月のアレックスです。
だいぶ排便のタイミングが決まって来たというか。
最近は、朝起きて朝食をとったあと、決まって「お腹痛い」と言いだすの。もうそれは排便のサイン。
「じゃあトイレ行こうか」と誘うと、無抵抗で同意。
で、子ども用便座に座り、すぐに成功!
これがしばらく続いております。


たまにイレギュラーな時間帯に「お腹痛い」が始まることもあるけど、そんな時は大抵、排便であります。
幼稚園の連絡帳によると、幼稚園にいる間は一度も大のほうはないらしい。
ちなみにコイは、学校から帰って来るとすぐにトイレに入る。学校では大をしないらしい。
そういえば小学校の時とか、学校で大をするのが嫌だったこと、あったよねぇ…。そういう精神的な面も二人にはあるのだろうか?!
ま、アレックスにはないだろうけど。


夜のオムツは、親の意向により、まだ継続している。
だって、やっぱり、3日に1回くらいはベッドにおねしょするんだもん。しかも大人のベッドにだよ。おねしょマットの範囲が足りないよ!
そんなわけで夜だけはオムツ。
そして朝になるとやっぱりオムツが濡れてる…。
男の子はおしっこが近いらしいけど、そのせいもあるかな。夜はまだ難しいな。
昼間のおしっこはもうトイレで大丈夫。「おしっこしたい!!」とギリギリのタイミングで言いだすのはやめていただきたいんだけどね。
今のところ、ショッピングセンターやレストランなどに出かける際も、パンツで大丈夫です。やっとこのときが来た、という感じですが…。


言葉の方は、相変わらず「可愛い幼児言葉」というレベルです。
日本語の表現はずいぶん豊かになりました。ま、豊かと言っても、あくまで「本人比」というところですが。
いろんな要求を伝えられるようになってきたし、理由もなんとなく述べられるようになってきた。たどたどしい話し方が幼児らしくて大好きです。
NHKなどで日本語を聞いているとき、知っている単語が出てくると、
「いま、○○って言った!」と大喜びで報告してくれます。
このあたり、ポルトガル語学習と同じだなぁ、と思う。自分もポルトガル語の語彙を増やしている段階の時、テレビなどから覚えたばかりの語彙が聞こえてきたとき、「あ、今、○○って言った!」ってひとりごちていたもの。
日本語のヒアリング力が伸びているということ、そして、自分の中の語彙力が増えているということだ。
よしよし、アレックス、その調子その調子。


コイの3歳半と言えば、もうかなりのおしゃべりで、今のアレックスよりずっと大人っぽかったからね。(言いかえれば可愛げがなかった?!)
言葉の面では、彼とは違う楽しみを与えてくれているよ、アレックスは。


そして気になるアレックスのポルトガル語
それはそれで、少しずつレベルアップしているようだ。
ブラジル人オンリーの幼稚園にintegral(午前・午後通し)で毎日通っているだけある。自分に必要な表現はしっかり身につけ、幼稚園生活をおくっているようだ。


最近、試しにアレックスに聞いてみた。
幼稚園でおしっこしたくなったらなんて言うの?
遊びたいとき、何て言うの?
眠たいとき、何て言うの?
食べたいとき、何て言うの?
水飲みたいとき、何て言うの?
おかわりしたいとき、何て言うの?
シャワーしたいとき、何て言うの?
お家に帰りたいとき、何て言うの?


そしたら一応、以下のような回答が。
ケー シシー。Quer xixi.→本当はQuero fazer xixi.
ケー ビンカー。Quer brincar.
ケー ドミー。Quer dormir.
ケー コメー。Quer comer.
ケー べべー アーグア。Quer beber água.
ケー マイス。Quer mais.
ケー トマバーニョ。Quer tomar banho.
ケー カーザ。Quer casa.
(カタカナは本人発音)


文法的には、三人称単数のQuer(ケー:英語wantの意味) じゃなくて、一人称単数のQuero(ケーロ)で始めなきゃならないんだけど、まぁその辺はいいか。本人、うまく発音出来てないけどケーロって言っているつもりかも知れないしね。
ビンカーはブリンカー、だけどポル語としては「ブリ」をすごく早く言うから、ビンカーと言うのもあながち間違いではないか。
家に帰りたい=Quer casa.はちょっと飛び過ぎだけど。(これじゃ家が欲しいになっちゃうよ)


でも、まぁ、この程度だけどちゃんと意思を伝えらるようになってるんだ。
寝る、食べる、おしっこ、飲む、遊ぶ…という、3歳児が生きるために必要な動詞も覚えているわけだし。
あと、名詞類は、動物の名前(cavalo馬,cashorro犬,gato猫,coelhoうさぎ,jacaréワニ,tartarugaカメ,peixe魚,ursoクマ)、色の名前(azul青,vermelho赤,rosaピンク,verde緑,amalero黄色)、遊び関連(palhaçoピエロ,xuxaシュッシャ,pula-pulaジャンプ,brinquedoおもちゃ,bolaボール,futebolサッカー,natação水泳,pintarお絵かき)あたりを少しずつ蓄積しているらしい。
たまに、「え、そんな単語知ってるの?」とびっくりすることもある。
ちなみに、家では全くポル語は教えていない。家族の会話はオール日本語である。
ってことは、幼稚園で過ごす時間に、これだけ自然に覚えるんだねぇ…さすが子どものアタマは柔らかいよ。
そして3歳児なりに、「幼稚園で日本語を話しても誰にもわかってもらえない」ってことを理解しているんだな。だから、おしっこしたいとか食べたいとか、ちゃんとポル語を使っているんだ。


最近興味のある遊びというと、何だろう…。トーマスの線路遊びも時々やってる。先日はレゴを引っ張り出してもくもくと何かを組み立てていた。
一人で絵本をめくって、ぶつぶつ言っていることもある。
簡単なパズルを、親と一緒に完成させることもある。
モノポリーで、お兄ちゃんの相手をさせられることもある。(アレックスはただサイコロを振るだけ)
DVDが見たいと言って、チップとデールトムとジェリーを持ってくることもある。でも真剣に見ると言うより、なんとなく見て、見ながらいつのまにか眠っていることも多いんだけど。


歌を覚えて歌うとか、
字を書きたいとか、
絵をかきたいとか、
そういうことへの目覚めは、今のところほとんど皆無…(涙)


たまーに、お絵描きする!と言って紙といろえんぴつを出してくるんだけど、
「かけなーい。まま、かいてー」と言うことになる。むーーーん。
そして、長くは続かないのであった。


食欲は相変わらずものすごい。夕方4時半に、幼稚園ではジャンター(夕食)と称して野菜のスープとパンとジュースが出ているし、それを2回もおかわりしているというのに、帰宅してから家族全員で夕食と言った時にもモリモリ食べる。
はっきり言って、コイより食べる。
おかげさまで大きくなっている。背は最近はかってないけど、体重は先日、薬屋さんの店頭に設置してある体重計に乗せてみた(ブラジルでは、薬屋の体重計でみんな、自己体重測定をするのが普通である)。
すると16キロちょっとだった。
ちなみにコイが23キロ。
この数字が多いのか少ないのか標準なのか、もうすでによくわかっていない二人目育児である(笑)
今から母子手帳を引っ張り出して、3歳の欄に記述しておきまーす。


わがまま放題の次男坊路線まっしぐらで、気に入らないことがあると大騒ぎして泣き、そのたびにコイに我慢を強いらせている…
そこのところ、なんとか直さないと…と本気で悩む今日このごろ。
3歳児ゆえのわがままか、次男坊ゆえのわがままか。どっちもあるんだろうけど、ガマンできるはずなのにガマンしないで泣いたりするのは確信犯でしょ。
いずれにせよ、元気いっぱいの男の子で、それはとても幸せなことなんですけどね。