誕生日ランチinアウトバック&ドレスのプレゼント
誕生日はなかなか素敵な過ごし方が出来ました。
ランチはコイと二人で、つい先日サルヴァドールに初出店されたOutback Steak House(アウトバック、ブラジル風に読むとアウチバッキ)へ行って来ました。
ここね、ものすごーーーーーい大人気だったの。年末は。
オープン後1週間くらいは、もう、死ぬほど混雑してた。一度、夜に家族で行ったら、なななんと20テーブル待ちだと。軽く1時間は並ばないとダメで。
子どもたちが待てるわけもなく、30分くらい待って退散しましたけどね。
ま、それくらい人気で。それだけ待てるブラジル人も結構いるってこと…。
ちなみにサンパウロ市内にも何店舗かあって、そちらも大人気。何度か行ったけど、いつも待たされた。
ブラジルで肉、と言えば食べ放題スタイルのシュラスコで。それはそれで美味しいけど、たまには「ジューシーな厚切りのステーキ」を食べたいと思うわけ。
それはブラジル人も同じようで、だから、数少ない「ステーキ形式の肉の店」は流行るのですねぇ。
で、年明け、仕事はじめの平日のランチタイムは嬉しいことにガラガラで。すぐに席につき、ゆっくりメニューを眺め、まずは何はともあれ冷たい生ビールを1杯注文…
ここの生ビールは、霜付きジョッキにギンギンに冷えて入って来るからうれしい。日本風のジョッキであることがまずうれしい。
続いて料理。ランチタイムは、前菜(スープかサラダ)、メイン(肉かサーモン)、付け合わせ(ピラフやポテト)がすべてセットになって33レアルというお得なメニューがあるのだ。夜は単品で注文するから、一人軽く50レアルは越える感じ…
まず、サラダに付いてくるパンが美味しい。黒パン、そしてこれがほんのりはちみつ風味でふわふわで香ばしくてホントに美味しいの。
コイはポテトのスープ、私はサラダ。こんなにボリューム満点のサラダ…一人前、こんなに太っ腹でいいんですか?ってくらいたっぷり。
カレー皿に満載という感じです。そしてこれも美味しいです。チーズやベーコンがほどよくちりばめられていて、コクがあって、野菜もシャキシャキ新鮮だし。
これだけでおなかいっぱいかも…
と思ったら続いてメイン。
コイは、ジュニア・リブという、骨付きポークのグリル。特製ソースをからめて。
これが一応、この店の人気メニュー。夜の1人前だとかなりのボリュームで、二人だとやや食べ飽きる感もあるんだけれど、ランチはハーフサイズなので丁度いい。
ソースが少しスパイシーだったようで、コイは完食出来なかったけれど、はい、もちろん残りはママがいただきまーす。
私のメインは、225グラムのステーキをミディアムで。添え物としては、ジャケット・ポテトというものを。ジャガイモの中にクリームチーズなどが詰まっているもので、これもこの店の名物のひとつ。美味しい。
肉はややジューシーさと柔らかさに欠け、最高!と叫びたくなるほどではなかったけれど、まぁまぁ美味しい。
さて、今日は誕生日なんです。ということで、ちゃんと生年月日が印字された証明書を店員さんに提示して…
すると、サービスで1品、デザートがいただけるのであります。
しかも、手のあいたスタッフ7〜8人が私の周りにやってきて、パラベンスを歌ってくれるのです。手拍子つき、かなり大声で!いや〜目立つ目立つ。
でも一度やってみたかったのよ、これ。
ブラジルに来たばかりのころは、レストランで同じ光景を見て、「ま〜いい大人があんな風に歌われて、祝われて…」とやや冷めた目で見ていたものだけれど、はい、私もかなりブラジレイラ化が進んでおるようでして。
今ではやってもらいたいと思っちゃうんだからなぁ、もう。
なお、デザートは、定価10レアルのアイスクリーム、生クリームとチョコソースどっさりがけ。甘いけど美味しい。
だけどやっぱり、いくつになってもうれしいよ、誕生日は!
(なんだか、半分以上「ソトメシ日記」になってしまいましたな、久々に)
満腹・満足で、今度はショッピングモール内をうろうろと。
コイが私にプレゼントしたいという「水色のドレス」を探しに…。
で、この「水色」っていうのがなかなか見つからない。青系だと、もっとターコイズに近いか、ネイビーか。それにもまして多いのは、派手派手なプリント柄の青系。
私はプリント系が結構好きだけど、ドレスになるとかなり面積広いし、柄が歩いてるみたいになっちゃう…。
あとは極端にプリティーな感じの、ふわふわなベイビーブルー。これもキャラ的にちょっと違う…。
超ロングのノースリーブワンピース。ここまで長いのは初めて買ったよ。でも案外、普通に売られてて、普通にみなさん着用してるのよ、このロングサイズ…。
身長164センチ強の私が着て、やっとすそが床を這わないほどのロング。ちなみにサイズは38を着用。ハイヒールを履いてちょうどいいかなぁ、というところ。
どれだけ背の高い人が着るんでしょう…。
写真ではよくわからないけど、生地はダンガリーの薄手で、超ロングな割にドレッシーすぎず、実はなかなか気に入ってしまった。
(ちなみに、庶民の味方C&Aにて、59レアルで購入。1レアル40円で計算すると、2400円…)
花束は、我が家の男性陣から贈られた赤いバラ。うれしいねぇ。男性にお花を贈られるのはとても嬉しい。
寝る前にメールをチェックしたら、うれしいおめでとうメールが増えていて。とても温かい気持ちになってベッドに入りました。
みんなありがとう。
みんながいて、私がいる。
これまでの37年に出会い、私という人間を一緒に形成してくれた人々…親、家族、先生、友達…みんなにありがとうと言いたい、37回目の誕生日の夜でした。