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クリスマスの食べ物写真あれこれ


クリスマスイブは我が家でも一応クリスマスらしい食卓をこころがけ、以下のようなラインナップに。

・鶏の丸焼きガーリックバターライス詰め
(待ちきれずにオーブンを開けたので焦げ目がイマイチ足りないのさ。でも中はしっとりジューシーでやわらかくて最高。バターライスを詰めるのは簡単で美味しい。)


・チーズ 「Tipo Reino」 というタイプもの。これはこのあたりのクリスマス名物の一つのようで、丸いハンドボールくらいのサイズのチーズの塊を、専用の丸い缶に入れてスーパーで山積みにして売っていた。でも私は半分にカットされたものを購入。味見程度にってことで。でもちょっと塩辛くて、私には合わなかったなぁ。


ウィキペディア(ポル語)によると、これはもともとオランダのエダムチーズをヒントにブラジルで作られたものだそう。ブラジル特有のチーズの一種で、ネーミングのReinoというのは王室の意味。ポルトガル王室=高級感あるチーズ、をイメージしたのでしょうかね。


クリスマスの時期に好んで食べられています、とも書かれていた。なるほど、だからあんなに山積みに…。


・クリスマス向けのリングパン「Rosca de Natal」。これは、日本のクリスマスケーキ並みに大々的に売られてました。けど、一部の高級スーパーでのみ。あまり庶民には一般的じゃないのかしら。
甘い生地に、砂糖のアイシングとかドライフルーツを可愛くトッピング。黄色く見えるのは、甘く焼いた超うす焼き卵焼きの超細切り。錦糸卵どころじゃない細さよ。


これでも一番小さいのを選んだんだけど、直径30センチは余裕である感じ。キロ単位で価格が決まります。これで16レアル、約650円くらいかな。パネトーネのようなモッチリ感はなく、ちょっとしっかりしたおやつパン的な味わい。でも我が家にはちょっと甘すぎて不評…。私もパネトーニの方が好きだなぁ。



・お酒はイタリアのプロセッコ。いわゆる発泡ワイン。適当な銘柄だったけど美味しかった。オレンジのラベルが可愛かったので選んだんだけど(笑)
発泡ワインはブラジル産もずいぶん出ているけど(エスプマンチと呼ぶ)、一時帰国時に新宿のヴェネツィアバーで飲んだプロセッコの美味しさが忘れられず、最近はもっぱらイタリアものを選んじゃう。これでも20レアル、800円程度です。美味しかった。


隣に並んでいる緑のビンは、リンゴの炭酸酒。フランスのシードルほどリンゴ100%感が出ていなくて、どちらかというと甘くて、リンゴ風味という感じかな。ちょっと物足りないかなぁ。でもブラジルではとても良く見かけます、この時期のスーパーで。


・まぁるいハムのTender。このテンダーっていうのはタイプの名前か?チキンのテンダー、ターキーのテンダー、ポークのテンダーといろいろ素材別にあります。こちらもやや塩気が強いハム、といったところかな。グリルして厚切りにして、付属のマラクジャソース(粉末を水で溶いて火にかけてとろみをつけるだけのもの)と一緒に食べました。パイナップルと一緒に食べる感じと似ていますね。



これらがブラジルらしいクリスマス食品かな、今回私が試したもの限定だけど。
このほかに、ブロッコリーをツリーに見立てて簡単なクリスマスサラダを作り、鶏の丸焼き用のソースを作り、おつまみ用にうずらのゆで卵と生ハムを並べてもうおしまい。
今年はあまり手をかけなかったけど、チキンのおかげで、それなりの食卓になりました。


やっぱり家で飲んで食べるのが最高よねぇ…などと言いながら、深夜の重要任務を酔い飛ばさないように…と気を張りつつ、二人でプロセッコ1本を軽く開けました。2本目は我慢。だって重要任務が…。