~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

オムライス大成功♪


日本から重い思いをして持ち帰ってくるもののの多くは、私が台所で使うものである。
乾きもの系の食材とか、昨日書いたハリオのポットとか、肉のスライサーとか(まだ使ってない。ドキ…)。
どれも結構重くてかさばるんだけど、こういうものは、ブラジル製より日本製のほうが断然モノがいい。だから、こっちで買えることは買えるけど、せっかく日本にいるんだから今のうちに買ってしまえ〜ってことで、ついつい…
(ええ、楽天のプラチナ会員にまでのぼりつめたネットショップフリークは私です…)


そんな持ち帰りグッズの一つが、フライパンと鍋のセット。
取っ手の取れるティファールにしようと思ったんだけど(今使っているティファールがさすがにダメになったので…そうだよねぇ結婚した時のいただきものだから10年選手だ)、それより安くて、使い勝手もなかなか良さそうなのがあったので、買ってみた。
なんだか長い商品名ですけど。ストロングマーブルキャスト…

これ、なかなか良くって。
全然くっつかないんだ、卵が。薄焼き卵が上手に焼けるんだよ!
いままで我慢して使ってたフライパンは、もうテフロンも何もあったもんじゃなく、くっつきまくりで。うちのオムライスは常に「ふわふわたまごのオムライス」状態。要するに、ゆるいスクランブルエッグをピラフの上にかけてただけ。
ブラジルで買ったフライパンは、うちのコンロと相性が悪くて(っていうかコンロがゆがんでて?フライパンの底が反り返ってて?)、手で持ってないと自立して火の上に立っててくれないわけ。
そんなんだから、もう、今回は絶対フライパンを連れて帰るぞと決めていた。


ということで、昨夜は、かなり久々にまともな姿のオムライス。私にも作れた、オムライス姿のオムライス〜(感涙)
あれは私が悪いんじゃなくて、フライパンが悪かったのね。そうよ、そうなのよ。…と一人ほくそ笑む。
写真撮る間もなく、うれしくて完食。


なーのーにー。
オムライス好きのはずの子どもたち、なんで残すのよ。
そもそも食が細いコイが、唯一、よく食べるメニューなのに。なんでよー。
さてはおやつを食べすぎたか…。むーん。


ところでオムライスの友であるトマトケチャップ。これが美味しいと、それだけでオムライスがリッチになる。
北海道の実家の隣町である士別市の、高速の乗り口近くにあるソフトクリーム屋さんがランチメニューも出していて、そこでコイがオムライスをそれこそぺろりと平らげたのね。
こんなに美味しいオムライスは初めてだ!なんて言っちゃって。
で、何が美味しかったかと聞くと、オムライスにかかってるトマトソースだと。確かに手作りソースっぽくて、ケチャップには見えなかったのね。
思わずマスターに聞いたら、「いや、これ、市販のケチャップなんですよ。僕も相当探して、この味を見つけました」と来た。そ、それはどんなケチャップなんですか。売ってませんか、と突っ込むと、レジで数本販売していた。
高橋ソースという会社の、ハーヴェストガーデンという商品だった。
賞味期限が来年の1月までなので、我が家ではまだお蔵入り中だけどね。(現在、賞味期限11月までのものを消費中〜)
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これをかけると、コイはまた、完食してくれるだろうか…。
(今使っているヒカリの有機トマトケチャップも美味しいけどねぇ、私には)

持つべきものは友…異国にて


ブラジル在住の友達が、つい先日、大手術をした。
大手術。
だって、自分の臓器を一つ取ってしまったんだもの。大変なことだ。
話を聞くと、そそそれって医療過誤ってやつじゃないの?
訴えた方がいいんじゃないの?
と言わずにはいられない状況。


けれど、当の本人は、こちらの予想とは裏腹に、がっくり落ち込むこともなく、明るく言い放つ。
「だって、訴えても、元通りになるわけじゃなし。前を向いて行くしかないよね。イテテ…」と。


イテテ…って軽く言うけどね。
臓器を一つ取った痛み。ごめん、私、経験がないからわからない。想像がつかない。
想像がつかない痛み…どんなだろう、と思う。
帝王切開の100倍痛い、と言っているけど、うーん、普通分娩の何倍くらいに相当するだろう。
と、想像もつかないけど想像してみたりする。


彼女は日本からブラジルに嫁いできた。
義理のご両親は既に他界している。
文字通りの核家族、しかもアレックスと同い年の男の子と、まだ9カ月の女の子がいる。
近くに実家がない。ちょっと頼むよ〜、と気軽に頼める身内がいない。
そんな中での緊急手術。
どんなに大変だっただろう。大変なんて言葉じゃ片づけられないだろう。彼女本人も、男手ひとつで子どもを世話し会社に行きフルで頑張ったご主人も、ママなしで頑張った子どもたちも…どんなにか怒涛の日々だっただろうと思う。


そして今も、大変な日が続いている。なんせ、痛くて痛くて、トイレに立つのも死ぬ思いって言うんだから!
聞けば、お昼もろくに食べてないと言う。だって買い物にも行けないし、家に食べ物あまり残ってないし…って。


な・ん・て・こ・と!


同じブラジルとは言え、彼女が住む町と私の町とは、何百キロも離れている。飛行機で軽く3時間の旅。
お手伝いに行くには遠すぎる…。
何にも出来ないなんて。友が辛い思いをしているのに何にも出来ないなんて。
悶々…


で、取り急ぎ、彼女が住む町にいる、私たちの共通の友達に電話して、状況を話してみた。
もし時間があれば、ちょっと食材を調達して欲しいと。いや、調達じゃなくて、食品店からの宅配でいいから、そちらからオーダーしてもらえないだろうか、と。
ここにいて出来ること。恥ずかしながら、そんな食べ物がらみのことしか思いつけなくて(苦笑)。
でも、食べ物は大事!(キッパリ)


私の電話を受けた彼女、これまたナイスな友達で、
なんとなんと、その日の夜すぐに、大量の食材を届けに行ってくれたんだって。
なんてフットワーク軽いの!
8か月の赤ちゃん抱えてるのに!
…よほど私のお願いが切羽詰まって切実に聞こえたのだろうか(笑


なんだかそんなふうに、友達のネットワークって、すごいなぁ、と。
異国にぽつんと核家族で住んでいると、本当に本当に、友達のありがたさを強く強く感じる。
実家が近くにない心細さ。身内の大人がダンナしかいないという淋しさ。
そんなことは、言い出したらきりがない。そんなこと全部ひっくるめて納得して、ここ、ブラジルに来て住んでいるのだから。


けど。
そういう淋しさや心細さより、友達のありがたさ、人とつながっていることのありがたさを、もっと強く感じることができる異国暮らしである。


ということで、私からもありがとう、Kちゃん!!!


たまにはサルバドールの写真を…
というか、うちのマンションの窓2か所から移した外の景色ですけど。赤いブーゲンビリアの花は、うちの窓辺に咲いているものです。
今日も青空です。



ベレンで買いたいあの一品


ブームの宮沢さん見たさに、突然ベレンまで行った話は先日書きましたが。


ベレンと言えば。
カメ石鹸の本拠地だって、知ってました?!
カメ石鹸とは、ブラジル土産として女性に大人気の、茶色とキャラメル色の2層(はちみつとプロテイン)になってる手作り固形せっけん。あれ、ほんとスグレモノでね、私も愛用してますわよもちろん♪
あれで洗顔すると、しっとりしてすごくいいの。天然の石鹸という点でも安心だし。乾燥肌、しわが気になりだした肌に…老化を防ぎ、美しく若々しい肌に!といううたい文句も好き。


そのカメ石鹸(なぜにカメなんだか?!)、Juruá(ジュルアー)というメーカーで作られているんだけど、実はベレンに本社があるんですね〜。創業40余年なんですね。


前回の旅行でベレンの空港から飛行機に乗ろうとしたら、2階の搭乗口の近くで、たまたまショップを発見した時は小躍りしちゃいました。こここんなところにカメ石鹸の店が!!!って。全然知らなかったから。


ショップには、カメ石鹸とその他石鹸がずらーり。しかも、お土産用の可愛い箱入りじゃなく、簡単な紙包装のものだと、1個14レアルだなんて激安!(確かサンパウロのお土産物屋さんでは、1個25くらいしなかったっけ?!)
もちろん箱入りもあって、それは15レアル。安いでしょ〜。


シャンプーとかボディローションとかクリームなど、石鹸以外のアイテムも充実していて。しかもどれもアマゾンのフルーツを活用してていかにも効きそう。
お土産にぴったりのミニサイズカメ石鹸とか、ミニサイズシャンプーとか、マラジョー焼きの陶器入りギフトセットなんかもあって、もう私の帰り荷物は大変なことに…


と、そんなことを今回も思い出し、今回は控えめにシャンプー・リンス(アサイー)と石鹸1個だけ買って帰ってきました。
マラジョー焼きのセットも欲しかったけど重いし。




そもそもベレンが結構気に入っている私ですが、ここ、ジュルアーがあるという点でも非常にポイントの高い街であります。