高校時代の友人と名寄イタリアンナイト
名寄にとっても美味しくて雰囲気のいい、カウンターにわずか7席のみの素敵なイタリアンのお店があるんですよ。
たしかおととし友達に初めて教えてもらって感動し、数日後に母を連れて二人で再訪したのでした。そして今回、3度目のイタリアンナイトwith高校時代の仲良し3人♪
3人のうち、地元名寄在住はわずか1人。で、あとは空知管内と札幌在住なんですよ。私の帰省に合わせてわざわざ名寄まで来てくれたという…なんて友達に恵まれてるのかしら、私ったら!
今年は名寄滞在日数が少ないので、地元以外の友達には会えないよなぁ〜と思っていたので、急に会えることになって本当に嬉しい…
しかも美味しいイタリアンを一緒に…
1年ぶりとは思えない楽しいトーク…
いやぁ、本当にいい夜でした。集まってくれた3人に心からありがとう♪
お店は西條百貨店の裏、角のホルモン屋さんの隣にひっそりとたたずんでいて、初めての人は見過ごしてしまいそうな小さなドア。看板も一応あるんだけど、おしゃれに横文字で「Osteria Hugo」って書いてあるから、うちの母などはきっと一人ではたどりつけないであろう(笑)
オステリア・ウーゴというお店で、名寄出身の若いシェフが、可愛い奥様と二人でキッチンに立ち、切り盛りしています。今年でオープン6年目だそう。小さなお店なので、予約は必須です。今回、金曜に電話してたまたまラッキーにも土曜の夜があいていたの。これがお盆の時期だったら1日前は無理であろう…なんせ7席しかないですから。
3000円のおまかせコースも魅力的だったけど、今回はアラカルトで少しずつつまみながら飲もう!ということで。まずはスパークリングワインで乾杯…
3人だしボトルで行こう!と調子よく飲んでいたら、気づいたら空になっていた…。ん、このメンバーってそんなにお酒飲むっけ?
いや、なんせ、ワインに合う料理が次々に出てくるもんだから…ワインがすすむんですよ、これまた。
2本目は、シェフおすすめのキャンティの赤で。夏らしいすっきり爽やか系で、これまた美味しい〜
そういえばワインの写真を撮るのを忘れましたわ。
ではお料理をご紹介。
鯖のエスカベッシュ クミン風味… スパイスのクミンがとてもいい味を出してました。
ハムのムース… 本当はもう少し複雑な名前だったんですけど(笑)これがねぇ、どうやったらこんなにクリーミーになめらかな舌触りになるの!ってくらい、すごいの。味もまろやかで塩味の効き方がスバラシイ!白ワインに合うとシェフに勧められた一品です。
興部産カチョカバッロのプチチーズフォンデュ… このチーズものすごく美味しかった!フォンデュ好きでよく食べますが、この風味はコクがあってなんともいえない美味しさ。パンとさつまいもとプチトマトにつけていただきました。
羊のソーセージ… 特に羊を意識することなく、普通に美味しく味わえるソーセージ。タスマニア産?だというつぶつぶマスタード、すっかり気に入ってしまった。
えびのスパゲッティ… あまりにシンプルなネーミングだったので、一体どういう味?って思わずシェフに質問しちゃいました。海老の風味がしっかりとついた、シーフードテイストのあっさりパスタでした。こういう味が、日本人の舌には本当にしっくり来ますよねぇ…
パスタに続いて、パルミジャーノのリゾットも食べたんですが、写真を撮り忘れていました。
この時点で赤ワインのボトルも空いてしまい、シメになぜかプレミアムモルツを(笑)
そのおつまみとして、豚肩ロースのボイルを… この豚もすっごく美味しいの!脂の入り具合が絶妙。ただ単にボイルしているのではないぞ、目に見えない手仕事が入ってるぞ、っていうのが伝わる一品。この味、再現したい〜
デザートにはアイスの塩キャラメルソースがけ。アフォガートと迷ったんだけど、今回はこれにして正解!もともとキャラメルソースが大好きで、サーティワンでは必ずキャラメルリボンだった私ですが、この塩キャラメルにはやられましたね…。ブラジルでもこの味、流行らないかなぁ。連れて帰りたい味…
そんなこんなで、6時半に入店し、気づいたら10時半…。またも4時間という長居をさせてもらっちゃいました。なんか私が友達と会うためには、どうやら2時間ではなく4時間が必要らしい(笑)
気さくな若夫婦オーナーの感じもすっごく良くて、とにかく居心地がいいお店です。名寄にいることを忘れてしまう夜。
地産地消(地元の産物を地元で消費)を地で行く好レストラン、道北にお越しの方へ力いっぱいオススメしたいです。