旬を逃すな、後悔するな~行って良かった梅満開の水戸偕楽園~
2019年3月23日現在、すでに桜の開花宣言が本州各地で出されておりますが…
梅ブロガーの一人としては、やはり、梅の名所と言えば一番に名前の挙がる「水戸の偕楽園」で梅を見ずしてどうする!
というわけで、先週、3月17日の日曜日に梅を見に水戸までドライブしてまいりました。
近所の横浜の梅はすっかり終焉を迎えているので、水戸はどんな具合だろう…と思っていたのですが、その日の前日の朝のニュースでちょうど偕楽園の梅の話題が出ていて。
梅は、「探梅」「賞梅」「送梅」(たんばい・しょうばい・そうばい)という3つの見方があるそうで。探梅は、早咲きの梅を探すように楽しむ早期の見方。賞梅は、まさに咲き誇る梅を鑑「賞」する見方。そして送梅は、散り行く梅を見送り、また来年ね~と梅にサヨナラする見方だそうです。素敵…。なんて風流なんでしょう!梅好きがさらに梅好きになっちゃうよ…という感じで舞い上がってしまったのですが。
もし偕楽園の梅がもう見ごろを過ぎていたとしても、送梅すればいいね!と思って出かけてみたら…
もう!!!
ものの見事に満開でした。
素晴らしいの一言・・・。
あんなに梅が重なり合って咲き競っている様子、見たことないです。
何がすごいって、その規模感でしょうか。広い園内ではあるものの、梅の木の本数もすごいので(100種3000本)、重なって見える世界観がもう…一面の梅なわけです。
梅は花びらの様子や色が本当にバラエティ豊かなので、いちりんいちりん顔を近づけて、その表情を見るのが醍醐味ではありますが、ファインダー一面を埋め尽くす梅の花の様子はまた、筆舌に尽くしがたいものがあります。
色違いの花が1本の木から咲く、咲き分け品種の「思いのまま」も見事に咲き誇って今いました。ちなみに偕楽園では、思いののまま、という表示ではなく「輪違い」と書かれているのでした。最初、全然おもいのままに出会えないから、おかしいなぁと思って係の女性に聞いたんです。そしたら、「輪違い」のことですよ~と言われました。ふぅん、そうなんですね。
梅の時期は品種によって前後するので、もう送梅のものや、探梅の状態のものもまだあったり。さすがの品ぞろえで、全然飽きることがありませんでした。梅を求めてどんどん歩いていると、園内の広さも忘れるほどです。人出ももちろん多いけど、普通に歩ける感じだし。京都の夜桜見物のようなものすごい人だかりってことはないです。
お腹がすいたので、お土産屋さんの奥にある食堂に入りまして。納豆そばなどを食べました。やっぱ水戸だしね。普通に美味しかったです。
お昼のピークを外したので、店内にはすぐに入れました。門の外にも出店がいくつも出ていたので、しっかりした食堂はないけれど、小腹を満たすことは出来ますね。
名物の?梅ソフトも忘れずに食します。カリカリ小梅みたいなのが散りばめられていて楽しい食感。梅干しは苦手な私ですが、これは美味しかった♪
本園の向こう、線路を超えた先の駐車場の方にも梅の林があって、それもまた見事でした。遊歩道も広いので、ゆったり歩けて良いです。結局、13時少し前に着いて、17時少し前までいました。かなりの梅好きの私なのでこのくらいの時間をかけましたが、まぁ十分だったかな。
そういえば、竹林のすがすがしさも偕楽園の特筆すべき特徴だと思います。見事だった~
ちなみに駐車場ですが、午後になるとすごい行列になっています。というか、高速の水戸ICを降りたあたりから混みだしていて、駐車場付近はおそらく30分以上待つような状態だったかと。
私たちは、駐車場の列に入る手前にあった飲食店の駐車場が臨時貸しをしていたので、そこに最後の1台に滑り込むことが出来てラッキーだったのでした。正規駐車場が700円、そこは1000円だったのだけれど、時は金なり。迷わず1000円を待ち時間なしで選びました。
食べ物と花の旬は、やはり逃さずに。一番いいときにいただきたい。
だって、今年の旬は、今しかないし。今を逃したら、もう見られないんだから。
命短し恋せよ乙女、ではないけれど(笑)
命短し、花を見よう、旅に出よう、美味しいものを食べよう!
それが最近の私のモットーなのです。
ポイントは、実際に行動することです。行こう行こう、見よう見よう、食べよう食べよう、と思っても実際に行動に移さないことのなんと多いことか。
行動せずして後悔したくないので。今年は(今年も?)どんどん行動しよう。今回も、行って本当に良かったのでね。大満足の偕楽園の梅鑑賞でした。