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有村架純ちゃんの新作映画「フォルトゥナの瞳」に涙:カウンセラー的視点で見てみた

私が良く行く映画館の一つ、横浜駅西口のムービルはなんとなくレトロなビルで。みなとみらいの最新型の華々しい映画館とは雰囲気がまた違って、それが良かったりする。すいているしね。

 

さて今回観た映画は「フォルトゥナの瞳」

fortuna-movie.com

 

有村架純ちゃんが出演している、現在の映画人気ランキングで上位に入っている作品です。これを知ったのは、やはり架純ちゃん主演の「かぞくいろ」(これもすごく良かった!)を映画館で見た時に予告編だかポスターだかで見て。ずいぶんと架純ちゃん忙しいねぇ、大活躍だねぇ、今度は神木隆之介くんと共演か… という印象で、その時はそれほど強く観に行こうと思わなかったけど。なんか、ふと、ふいっと行きたくなって。

 

映画は2時間じっと座っているから、現在の私が最も苦手とする状況の一つだけれど(ちなみに、ほかに苦手なことは、身動き取れない満員電車と、コンビニがない田舎道の長距離ドライブと、大渋滞中の高速道路のドライブ。要は、トイレがすぐそこ!じゃないと安心・安全ではない環境なのだ)。

そんな状況でも、今日は大丈夫!と思える日があって。そんな日は思い切って映画にも行く。(で、大丈夫だった♪)

 

そしてこの作品は…。

そうか、こんなにぼろぼろと涙が出るやつだったのか…。

 

架純ちゃん可愛さに、この映画を見ようと思ったんだけど、そんな生易しいもんじゃなかったです。だめですねぇ、人の生き死にが出てくる映画って。どうしても感情が揺さぶられます。本当に涙もろくなったな、私。

 

神木くんも架純ちゃんも、表情がとても良くて。さすがです。微妙な気持ちの動きを、目でしっかり演技している感じで。そう、目がとても重要ポイントなのね、この作品は…

あまり書くとネタバレになるので控えますが、もうね、ふたりが愛しくて切ないのよ…。ふたりともビジュアル的に可愛すぎるから、そこがまた、たまらなく切ないのよ。このキャスティングは素晴らしいですね。

 

昔、竹内結子中村獅童の「いま、会いにゆきます」という映画があったけど、なんかそんな感じの。ファンタジックな要素もある、不思議であったかくて泣ける、いい映画でした。

 

大切な人を守ろう。そのために私たちは生きている…。

なんかそんなことを思わされました。

 

そうそう、キャリアコンサルタント養成講座でお世話になった先生が、先日、

「カウンセラーたるもの、本を読み映画を観ろ!」

とアドバイスしてくださった。人の心の動きを、言葉じゃなくて表情から、声色から、読み取る訓練になるから…と。

 

今回はそんなことを思いつつ見たら、うんうん、表情づくり一つ一つが俳優さんたちはもう職人だなぁ、と。ストーリーに感動し、可愛い二人を愛でながらも、そんなとこ、改めて感心していました。カウンセラー的映画の見方。より深く作品に入れる気がして、良かった。今までそこまで細かい表情とかしぐさに注目せず、ざっくりと映画を見ていたけど。表情重視な見方も良いですね。

 

そういえば原作は、「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の百田尚樹さんなんですね。なるほど、面白いはずです。

読もう。


フォルトゥナの瞳 新潮文庫 【ローソン・HMV & BOOKS限定ボイスメッセージ付】 / 百田尚樹 ヒャクタナオキ 【文庫】