神奈川のアジサイは鎌倉だけじゃない!久里浜花の国で愛でる紫陽花とポピー
先日、所用があって久里浜へ行ってきました。久里浜と言えば、東京湾フェリー乗り場があり、チーバくんのイラスト入りの船に乗ればそこはもう木更津!という…。我が家からは有料道路を飛ばして1時間弱、ちょっとリゾート気分を味わえる海の街です。
息子の用事で行ったんだけど、待ち時間が2時間半ほどあり、さてどうしよう…。喫茶店で読書というのもなぁ、せっかく久里浜まで来たのに…。と思ってちょっと見どころをググってみると、くりはま花の国という魅力的なネーミングの公園があるではないですか!
花は好きなんです、私。実家で祖父や母が花の手入れを欠かさずしていて、常に庭には花があった環境で育ったせいか、綺麗なお花は大好き。だから梅や桜やバラの季節はワクワクする。そしてもちろん紫陽花の季節も、見に行きたくてそわそわしちゃう。いつもは鎌倉を目指してしまうけれど、そうか、久里浜にもアジサイの名所があったのか!
と、本当にたまたま偶然の出会いでしたが、くりはま花の国のアジサイ、なかなかのものでした。
色も姿も千差万別。紫陽花のバリエーションにはいつも驚かされます。
よーく見ると、まんまるつぶつぶがすごく可愛かったり、白からブルーへのグラデーション具合がたまらなかったり。まるまるとした咲きっぷりがグループ単位で迫ってくる迫力もすごい。先日のバラもまさにピークだったけれど、ここのアジサイも最盛期です。
しかしこの公園…やけに広いのよ…。
駐車場が端と端に2か所あるんだけれど、私が停めた第一駐車場は、ここの見どころの一つである広大なポピー園の近く。残念ながらポピーの盛りは過ぎていて、まばらな雰囲気になっちゃっていたけれども。
さて、ではアジサイはどこに???
園内の散策路をずんずんと進んでいく。登り。かなり長い道…
フラワートレイン(片道大人210円)まで運行されているほど、まぁ、広いわけですよ。
最初のアジサイは、登り切ったあたりにあるイングリッシュガーデンに咲いていた純白の小さな花が可愛いタイプ。ひっそりと咲いています。
そこからさらに進むと、エンドレスサマーという名の、ザ・あじさい!と言える水色のが沿道にわんさかと咲いています。
ふぅふぅ言いながらさらに進むと、巨大なゴジラがいるエリアに到着。ここは、いろとりどりのアジサイがもう、ぶわーーっという風情で満開になっています。
もう少し行くと、ハーブ園というエリアになり、言うほどハーブはない感じがしたのだけれど(笑)、やはりアジサイがたくさん咲いていました。この辺りには足湯があったり、子供の遊具があったり。もう一つの駐車場はすぐそこ。つまり、端から端へと歩いたのでした。距離にして1.5キロ強でしょうか。ふぅ。
帰りはフラワートレインに乗っちゃおう、と思ったものの、残念ながら目の前を通過してしまった…。1時間に2本の運行なので、タイミングが合わないとダメなんですねぇ。仕方なく、来た道を歩いて帰ります。16分ちょっとかかりました。汗だく。
ちょっとしたハイキングです。
ここは、春のポピーが見事なことに加え、冬には各種ツバキの花が楽しめるみたいです。冬の花見スポットとして良さそうです!
用事が終わった次男と合流して、帰りに超おいしいお寿司を食べました。駅近く、イオンのそばの「第二ひさご寿司」。回転寿司ではないけれど、わかりやすい写真・値段入りのメニュー表があり、オーダーを紙に書いて渡すカジュアルな方式でした。ネタはどれも新鮮でぷりぷりしていて、美味しかった!特に、黒ムツの炙りが最高でした…。
海とお花とお寿司を楽しめる素敵なまち、久里浜。京急でのんびり行くのもよさそう…。
次はフェリーに乗って千葉にも行きたいな。そんな風に、近場の日帰りお出かけのネタを増やしてくれた久里浜のまちなのでした。
ちなみに、アジサイといえば、ブラジルにもアジサイの名所あります!意外に思われるかもしれませんが…。
南部のグラマードという町。当時の旅行記はこちらです。